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公開番号2025150595
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-09
出願番号2024051574
出願日2024-03-27
発明の名称生体認証装置、生体認証システム、生体認証方法、及びプログラム
出願人日本電気株式会社
代理人個人,個人
主分類G06F 21/32 20130101AFI20251002BHJP(計算;計数)
要約【課題】特定のユーザに向けて提供されるサービスをユーザが受けやすい生体認証装置、生体認証システム、生体認証方法、及びプログラムを提供する。
【解決手段】生体認証装置は、サービス提供装置と通信可能に接続し、ユーザ情報読取部と、情報遅延送信部と、生体情報取得部と、生体情報照合部と、を備える。
【選択図】図9
特許請求の範囲【請求項1】
ユーザに対してサービスを提供するサービス提供装置と通信可能に接続し、
記録媒体に記録された前記ユーザの身元情報及び生体情報を読み取るユーザ情報読取部と、
前記ユーザ情報読取部が読み取った前記ユーザの身元情報を保管する情報遅延送信部と、
前記ユーザの生体情報を前記ユーザから取得する生体情報取得部と、
前記生体情報取得部が取得した前記ユーザの生体情報と前記ユーザ情報読取部が読み取った前記ユーザの生体情報とを照合する生体情報照合部と、
を備え、
前記情報遅延送信部は、前記生体情報照合部が前記ユーザの生体情報を照合した後に、前記ユーザの身元情報を前記サービス提供装置に送信し、
前記サービス提供装置は、前記ユーザの身元情報を確認した後に、前記ユーザに対して前記サービスを提供する、
生体認証装置。
続きを表示(約 1,900 文字)【請求項2】
第1制御部を備え、
前記第1制御部は、前記ユーザ情報読取部が読み取った前記ユーザの身元情報を暗号化し、
前記情報遅延送信部は、前記第1制御部が暗号化した前記ユーザの身元情報を保管して送信する、
請求項1に記載の生体認証装置。
【請求項3】
前記サービス提供装置は、前記ユーザの身元情報を暗号化する第1の鍵と、暗号化された前記ユーザの身元情報を復号する第2の鍵と、を発行し、
前記第1制御部は、前記第1の鍵を前記サービス提供装置から受信し、
前記第1制御部は、前記第1の鍵を用いて、前記ユーザ情報読取部が読み取った前記ユーザの身元情報を暗号化する、
請求項2に記載の生体認証装置。
【請求項4】
前記第1の鍵、前記第2の鍵は各々、公開鍵暗号方式の公開鍵、秘密鍵である、
請求項3に記載の生体認証装置。
【請求項5】
前記生体認証装置は、前記ユーザが入力した予約情報を参照して、前記ユーザに対して前記サービスを提供する日時を確認する前記サービス提供装置に前記予約情報を送信する、
請求項1に記載の生体認証装置。
【請求項6】
前記ユーザに対して前記サービスを提供する日時を確認した後に、前記日時が所定の時間内に到来するか否かを確認した前記サービス提供装置から、前記日時が所定の時間内に到来するか否かの情報を取得する、
請求項5に記載の生体認証装置。
【請求項7】
前記日時が所定の時間内に到来する場合に、前記生体情報照合部は、前記ユーザの生体情報の照合を開始する、
請求項6に記載の生体認証装置。
【請求項8】
ユーザに対してサービスを提供するサービス提供装置と、
前記サービス提供装置と通信可能に接続された生体認証装置と、
を備え、
前記生体認証装置は、
記録媒体に記録された前記ユーザの身元情報及び生体情報を読み取るユーザ情報読取部と、
前記ユーザ情報読取部が読み取った前記ユーザの身元情報を保管する情報遅延送信部と、
前記ユーザの生体情報を前記ユーザから取得する生体情報取得部と、
前記生体情報取得部が取得した前記ユーザの生体情報と前記ユーザ情報読取部が読み取った前記ユーザの生体情報とを照合する生体情報照合部と、
を備え、
前記情報遅延送信部は、前記生体情報照合部が前記ユーザの生体情報を照合した後に、前記ユーザの身元情報を前記サービス提供装置に送信し、
前記サービス提供装置は、前記ユーザの身元情報を確認した後に、前記ユーザに対して前記サービスを提供する、
生体認証システム。
【請求項9】
記録媒体に記録されたユーザの身元情報を読み取る第1のステップと、
前記記録媒体に記録された前記ユーザの生体情報を読み取る第2のステップと、
読み取った前記ユーザの身元情報を保管する第3のステップと、
前記ユーザの生体情報を前記ユーザから取得する第4のステップと、
前記第4のステップで取得した前記ユーザの生体情報と前記第2のステップで読み取った前記ユーザの生体情報とを照合する第5のステップと、
前記第5のステップで前記ユーザの生体情報を照合した後に、前記ユーザの身元情報を送信する第6のステップと、
前記ユーザの身元情報を確認した後に、前記ユーザに対してサービスを提供する、第7のステップと、
を備える、
生体認証方法。
【請求項10】
記録媒体に記録されたユーザの身元情報を読み取る第1のステップと、
前記記録媒体に記録された前記ユーザの生体情報を読み取る第2のステップと、
読み取った前記ユーザの身元情報を保管する第3のステップと、
前記ユーザの生体情報を前記ユーザから取得する第4のステップと、
前記第4のステップで取得した前記ユーザの生体情報と前記第2のステップで読み取った前記ユーザの生体情報とを照合する第5のステップと、
前記第5のステップで前記ユーザの生体情報を照合した後に、前記ユーザの身元情報を送信する第6のステップと、
前記ユーザの身元情報を確認した後に、前記ユーザに対してサービスを提供する、第7のステップと、
を、コンピュータに実行させるためのプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、生体認証装置、生体認証システム、生体認証方法、及びプログラムに関する。
続きを表示(約 2,400 文字)【背景技術】
【0002】
特定のユーザに向けて提供されるサービスにおいて、ユーザに固有の生体情報(例えば、ユーザの顔画像、指紋画像)を用いてユーザの個人認証を行う、生体認証が知られている。例えば、特許文献1には、ユーザの生体情報を照合する認証端末を含むシステムにより、生体認証を行うことが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2023/053268号
【0004】
特定のユーザに向けて提供されるサービスには、例えば、官公庁が提供する公的サービス、医療機関が提供する医療サービスがある。そのようなサービスでは、公的証明書に記録された、ユーザを特定する情報(典型的には、氏名、住所等の身元情報)を照合することにより、ユーザが特定され、サービスが提供される。公的証明書は、例えば、マイナンバーカード、運転免許証、パスポートである。公的証明書はICチップを有しており、そこにユーザを特定する情報が記録されている。このICチップに、ユーザの生体情報を記録することにより、公的サービス、医療サービスその他の特定のユーザに向けて提供されるサービスにおいて、生体認証が可能となる(以下、身元情報、生体情報を、「ユーザ特定情報」と総称し、単に「ユーザ情報」と称することもある。)。公的証明書のICチップは、ユーザを特定する情報が記録された、ユーザ固有の記録媒体である。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
多くのサービスでは、サービスの予約が完了したタイミングと、当該サービスが提供されるタイミングとが異なる。この2つのタイミングのスパンが長くなるほど、ユーザ情報が漏洩するリスクが高くなる。このことは、ユーザ情報漏洩の可能性があるユーザにとっても、ユーザ情報漏洩の責任を問われるサービス提供者にとっても、不安を感じさせる要因となる。
【0006】
本開示の目的は、上述の課題を解決する生体認証装置、生体認証システム、生体認証方法、及びプログラムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の一態様に係る生体認証装置は、ユーザに対してサービスを提供するサービス提供装置と通信可能に接続し、記録媒体に記録された前記ユーザの身元情報及び生体情報を読み取るユーザ情報読取部と、前記ユーザ情報読取部が読み取った前記ユーザの身元情報を保管する情報遅延送信部と、前記ユーザの生体情報を前記ユーザから取得する生体情報取得部と、前記生体情報取得部が取得した前記ユーザの生体情報と前記ユーザ情報読取部が読み取った前記ユーザの生体情報とを照合する生体情報照合部と、を備え、前記情報遅延送信部は、前記生体情報照合部が前記ユーザの生体情報を照合した後に、前記ユーザの身元情報を前記サービス提供装置に送信し、前記サービス提供装置は、前記ユーザの身元情報を確認した後に、前記ユーザに対して前記サービスを提供する。
【0008】
本開示の一態様に係る生体認証システムは、ユーザに対してサービスを提供するサービス提供装置と、前記サービス提供装置と通信可能に接続された生体認証装置と、を備え、前記生体認証装置は、記録媒体に記録された前記ユーザの身元情報及び生体情報を読み取るユーザ情報読取部と、前記ユーザ情報読取部が読み取った前記ユーザの身元情報を保管する情報遅延送信部と、前記ユーザの生体情報を前記ユーザから取得する生体情報取得部と、前記生体情報取得部が取得した前記ユーザの生体情報と前記ユーザ情報読取部が読み取った前記ユーザの生体情報とを照合する生体情報照合部と、を備え、前記情報遅延送信部は、前記生体情報照合部が前記ユーザの生体情報を照合した後に、前記ユーザの身元情報を前記サービス提供装置に送信し、前記サービス提供装置は、前記ユーザの身元情報を確認した後に、前記ユーザに対して前記サービスを提供する。
【0009】
本開示の一態様に係る生体認証方法は、記録媒体に記録されたユーザの身元情報を読み取る第1のステップと、前記記録媒体に記録された前記ユーザの生体情報を読み取る第2のステップと、読み取った前記ユーザの身元情報を保管する第3のステップと、前記ユーザの生体情報を前記ユーザから取得する第4のステップと、前記第4のステップで取得した前記ユーザの生体情報と前記第2のステップで読み取った前記ユーザの生体情報とを照合する第5のステップと、前記第5のステップで前記ユーザの生体情報を照合した後に、前記ユーザの身元情報を送信する第6のステップと、前記ユーザの身元情報を確認した後に、前記ユーザに対してサービスを提供する、第7のステップと、を備える。
【0010】
本開示の一態様に係るプログラムは、記録媒体に記録されたユーザの身元情報を読み取る第1のステップと、前記記録媒体に記録された前記ユーザの生体情報を読み取る第2のステップと、読み取った前記ユーザの身元情報を保管する第3のステップと、前記ユーザの生体情報を前記ユーザから取得する第4のステップと、前記第4のステップで取得した前記ユーザの生体情報と前記第2のステップで読み取った前記ユーザの生体情報とを照合する第5のステップと、前記第5のステップで前記ユーザの生体情報を照合した後に、前記ユーザの身元情報を送信する第6のステップと、前記ユーザの身元情報を確認した後に、前記ユーザに対してサービスを提供する、第7のステップと、を、コンピュータに実行させるためのプログラムである。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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