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公開番号
2025152749
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-10
出願番号
2024054804
出願日
2024-03-28
発明の名称
情報処理装置及び情報処理方法
出願人
KDDI株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
G16H
20/10 20180101AFI20251002BHJP(特定の用途分野に特に適合した情報通信技術)
要約
【課題】被災地での薬の需要に応えることに寄与すること。
【解決手段】所定の範囲で区分けされたエリアの指定を受付ける受付部と、処方薬に関する処方薬情報を含む処方データを取得する取得部と、前記処方薬情報に基づいて前記指定のエリアで処方された処方薬に関する分析を行う分析部と、前記分析の結果を出力する出力部と、を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
所定の範囲で区分けされたエリアの指定を受付ける受付部と、
処方薬に関する処方薬情報を含む処方データを取得する取得部と、
前記処方薬情報に基づいて前記指定のエリアで処方された処方薬に関する分析を行う分析部と、
前記分析の結果を出力する出力部と、
を備える情報処理装置。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
前記処方データは、患者の住所を特定可能な情報を含み、
前記処方データに基づいて、処方薬が処方された患者が居住するエリアを特定し、特定したエリアと処方薬情報とを関連付けて記録する記録部をさらに備え、
前記分析部は、前記記録部に記録されたエリア毎の処方薬情報に基づいて、エリア毎に処方された処方薬に関する分析を行う、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記処方データは、患者の住所を特定可能な情報を含み、
前記取得部は、人口データをさらに取得し、
前記分析部は、前記処方データに基づいて単位人口あたりの処方薬に関する単位人口統計値を算出し、前記人口データ及び前記単位人口統計値に基づいて前記指定のエリアで処方された処方薬に関する分析を行う、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記処方データは、患者の年代を特定可能な情報を含み、
前記人口データは、年代毎の人口データを含み、
前記分析部は、年代毎に前記単位人口統計値を算出し、年代毎に前記指定のエリアで処方された処方薬に関する分析を行う、
請求項3に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記処方データは、電子版お薬手帳アプリケーションのデータであり、
前記取得部は、前記指定のエリアにおける人口データをさらに取得し、
前記人口データは、年代毎の人口データを含み、
前記取得部は、電子版お薬手帳アプリケーションの年代毎の利用率をさらに取得し、
前記分析部は、前記指定のエリアにおける年代毎の人口データ及び電子版お薬手帳アプリケーションの年代毎の利用率に基づいて前記指定のエリアにおける電子版お薬手帳アプリケーションの利用率を推定し、前記利用率の推定値に基づいて前記指定のエリアで処方された処方薬に関する分析を行う、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記処方データは、薬局から取得された薬局の処方データであり、
前記取得部は、前記指定のエリアに存在する薬局の情報をさらに取得し、
前記分析部は、前記指定のエリアにおける全薬局数に対する薬局の処方データを取得可能な薬局数の割合、又は前記指定のエリアにおける全薬局の処方薬取扱総数に対する薬局の処方データを取得可能な薬局の処方薬取扱数の割合に基づいて、前記指定のエリアで処方された処方薬に関する分析を行う、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記分析部は、所定期間毎に各処方薬に関する分析を行う、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項8】
前記分析部は、月毎に各処方薬に関する分析を行う、
請求項7に記載の情報処理装置。
【請求項9】
前記分析部は、生活習慣病の薬か否かに分けて分析を行う、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項10】
前記分析部は、ジェネリック薬か否かに分けて分析を行う、
請求項1に記載の情報処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置及び情報処理方法に関する。
続きを表示(約 3,100 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、薬局機能を搭載した機動力のある災害対策医薬品供給車両(モバイルファーマシー)が知られている(例えば、非特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0003】
「モバイルファーマシー (災害対策医薬品供給車両)」、公益社団法人大分県薬剤師会、[令和6年3月21日検索]、インターネット<URL:http://www.oitakenyaku.or.jp/manage/wp-content/uploads/2014/09/Mobile-Pharmacy.pdf>
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述したモバイルファーマシーによれば、地震等の災害による被災地などに医薬品(以下、単に薬と称する)を供給することができる。しかしながら、被災地でどのような薬がどのくらいの数量必要なのかを想定することが難しく、被災地での薬の需要に十分に応えることができない可能性があった。例えば、解熱剤や抗生物質などの薬を想定して準備したが、被災地では高齢者が多く生活習慣病の薬が不足している場合など、実際に被災地に行かなければ薬の需要の状況が分からない場合があった。
【0005】
本発明は、このような事情を考慮してなされたものであり、その目的は、被災地での薬の需要に応えることに寄与することができる情報処理装置及び情報処理方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様は、所定の範囲で区分けされたエリアの指定を受付ける受付部と、処方薬に関する処方薬情報を含む処方データを取得する取得部と、前記処方薬情報に基づいて前記指定のエリアで処方された処方薬に関する分析を行う分析部と、前記分析の結果を出力する出力部と、を備える情報処理装置である。
本発明の一態様は、上記の情報処理装置において、前記処方データは、患者の住所を特定可能な情報を含み、前記処方データに基づいて、処方薬が処方された患者が居住するエリアを特定し、特定したエリアと処方薬情報とを関連付けて記録する記録部をさらに備え、前記分析部は、前記記録部に記録されたエリア毎の処方薬情報に基づいて、エリア毎に処方された処方薬に関する分析を行う、情報処理装置である。
本発明の一態様は、上記の情報処理装置において、前記処方データは、患者の住所を特定可能な情報を含み、前記取得部は、人口データをさらに取得し、前記分析部は、前記処方データに基づいて単位人口あたりの処方薬に関する単位人口統計値を算出し、前記人口データ及び前記単位人口統計値に基づいて前記指定のエリアで処方された処方薬に関する分析を行う、情報処理装置である。
本発明の一態様は、上記の情報処理装置において、前記処方データは、患者の年代を特定可能な情報を含み、前記人口データは、年代毎の人口データを含み、前記分析部は、年代毎に前記単位人口統計値を算出し、年代毎に前記指定のエリアで処方された処方薬に関する分析を行う、情報処理装置である。
本発明の一態様は、上記の情報処理装置において、前記処方データは、電子版お薬手帳アプリケーションのデータであり、前記取得部は、前記指定のエリアにおける人口データをさらに取得し、前記人口データは、年代毎の人口データを含み、前記取得部は、電子版お薬手帳アプリケーションの年代毎の利用率をさらに取得し、前記分析部は、前記指定のエリアにおける年代毎の人口データ及び電子版お薬手帳アプリケーションの年代毎の利用率に基づいて前記指定のエリアにおける電子版お薬手帳アプリケーションの利用率を推定し、前記利用率の推定値に基づいて前記指定のエリアで処方された処方薬に関する分析を行う、情報処理装置である。
本発明の一態様は、上記の情報処理装置において、前記処方データは、薬局から取得された薬局の処方データであり、前記取得部は、前記指定のエリアに存在する薬局の情報をさらに取得し、前記分析部は、前記指定のエリアにおける全薬局数に対する薬局の処方データを取得可能な薬局数の割合、又は前記指定のエリアにおける全薬局の処方薬取扱総数に対する薬局の処方データを取得可能な薬局の処方薬取扱数の割合に基づいて、前記指定のエリアで処方された処方薬に関する分析を行う、情報処理装置である。
本発明の一態様は、上記の情報処理装置において、前記分析部は、所定期間毎に各処方薬に関する分析を行う、情報処理装置である。
本発明の一態様は、上記の情報処理装置において、前記分析部は、月毎に各処方薬に関する分析を行う、情報処理装置である。
本発明の一態様は、上記の情報処理装置において、前記分析部は、生活習慣病の薬か否かに分けて分析を行う、情報処理装置である。
本発明の一態様は、上記の情報処理装置において、前記分析部は、ジェネリック薬か否かに分けて分析を行う、情報処理装置である。
本発明の一態様は、上記の情報処理装置において、前記分析部は、院内処方か院外処方かに分けて分析を行う、情報処理装置である。
本発明の一態様は、上記の情報処理装置において、処方薬と当該処方薬に必要な処方器具とを関連付ける処方器具情報を記憶する記憶部をさらに備え、前記分析部は、前記処方器具情報に基づいて、前記指定のエリアで処方された処方薬の量に対応する処方器具の数量を分析する、情報処理装置である。
【0007】
本発明の一態様は、情報処理装置が実行する情報処理方法であって、所定の範囲で区分けされたエリアの指定を受付ける受付ステップと、処方薬に関する処方薬情報を含む処方データを取得する取得ステップと、前記処方薬情報に基づいて前記指定のエリアで処方された処方薬に関する分析を行う分析ステップと、前記分析の結果を出力する出力ステップと、を含む情報処理方法である。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、被災地での薬の需要に応えることに寄与することができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
一実施形態に係る情報提供システムの構成例を示すブロック図である。
一実施形態に係る情報処理装置の構成例を示すブロック図である。
一実施形態に係る情報処理方法の手順の例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を参照し、本発明の実施形態について説明する。
図1は、一実施形態に係る情報提供システムの構成例を示すブロック図である。図1において、情報処理装置1は、通信回線を介して分析依頼者端末2とデータを送受する。分析依頼者端末2は、分析依頼者が使用する端末である。分析依頼者は、分析依頼者端末2により、情報処理装置1に対して、分析対象となる分析エリア等の指定を行う。情報処理装置1は、分析依頼者端末2から受付けた分析エリア等の指定に基づいた分析結果を分析依頼者端末2へ提供する。分析エリアは、例えば日本の国土が所定の範囲で区分けされたエリアのうち、分析対象となるエリアである。分析エリアは、例えば、県単位であってもよいし、市町村単位であってもよいし、それ以外の例えばメッシュ状に区切られた区画単位などであってもよい。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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