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公開番号
2025125296
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-27
出願番号
2024021260
出願日
2024-02-15
発明の名称
情報処理装置及び情報処理方法
出願人
KDDI株式会社
代理人
弁理士法人創光国際特許事務所
主分類
H04W
24/04 20090101AFI20250820BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】基地局に障害が発生した場合に、他の基地局により補完される補完対象エリアにおいて端末が通信できなくなることを抑制する。
【解決手段】情報処理装置1は、無線通信に係る複数の基地局2それぞれに設けられている蓄電池3の蓄電残量を示す蓄電残量情報を参照し、蓄電残量が第1閾値を下回る蓄電池3に対応する基地局2である第1基地局2Aを特定する第1特定部132と、複数の基地局2それぞれの位置を示す基地局位置情報に基づいて、第1基地局2Aが無線通信をカバーするカバーエリアである第1カバーエリアの一部をカバー可能な基地局2である第2基地局2Bを特定する第2特定部133と、第2基地局2Bのカバーエリアが第1カバーエリアの少なくとも一部をカバーするように第2基地局2Bのカバーエリアを制御するエリア制御部134と、を有する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
無線通信に係る複数の基地局それぞれに設けられている前記基地局に電力を供給可能な蓄電池の蓄電残量を示す蓄電残量情報を参照し、蓄電残量が第1閾値を下回る蓄電池に対応する基地局である第1基地局を特定する第1特定部と、
複数の基地局それぞれの位置を示す基地局位置情報に基づいて、前記第1基地局が前記無線通信をカバーするカバーエリアである第1カバーエリアの一部をカバー可能な基地局である第2基地局を特定する第2特定部と、
前記第2特定部が特定した前記第2基地局のカバーエリアが前記第1カバーエリアの少なくとも一部をカバーするように前記第2基地局のカバーエリアを制御するエリア制御部と、
を有する情報処理装置。
続きを表示(約 1,500 文字)
【請求項2】
前記複数の基地局は、前記蓄電池とは異なる外部電源から供給される電力により稼働し、前記外部電源から電力が供給されない場合に前記蓄電池から供給される電力により稼働し、
前記第2特定部は、前記第1カバーエリアの一部をカバー可能な基地局のうち、外部電源から電力が供給されている基地局を、前記第2基地局として特定する、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記第2特定部は、前記第1カバーエリアの一部をカバー可能な基地局の中に、前記外部電源から電力が供給されている基地局が存在しない場合、前記第1カバーエリアの一部をカバー可能な基地局のうち、蓄電池の蓄電残量が前記第1閾値よりも大きい閾値である第2閾値以上の基地局を前記第2基地局として特定する、
請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記第2特定部は、前記基地局位置情報に基づいて、前記第1基地局と、前記第1カバーエリアの一部をカバー可能な複数の基地局それぞれとの距離を特定し、特定した距離に基づいて、前記第1カバーエリアの一部をカバー可能な複数の基地局の中から前記第2基地局を特定する、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記第2特定部は、前記第1カバーエリアの一部をカバー可能な複数の基地局それぞれと通信接続されている端末の数である接続端末数を特定し、特定した接続端末数に基づいて、前記第1カバーエリアの一部をカバー可能な複数の基地局の中から前記第2基地局を特定する、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記第2基地局に対応する蓄電池の蓄電残量が前記第1閾値を下回ると、前記基地局位置情報を参照し、前記第1基地局の位置と、前記第2基地局の位置とに基づいて、前記第1カバーエリアの一部をカバー可能な基地局である第3基地局を特定する第3特定部をさらに有し、
前記エリア制御部は、前記第3特定部が特定した前記第3基地局のカバーエリアが前記第1基地局のカバーエリア側に広がるように前記第3基地局のカバーエリアを制御する、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記エリア制御部は、時間の経過とともに前記第1カバーエリアを縮小させるとともに、時間の経過とともに、前記第2基地局のカバーエリアが前記第1基地局のカバーエリア側に広がるように前記第2基地局のカバーエリアを制御する、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項8】
前記エリア制御部は、前記第2基地局に対応する蓄電池の蓄電残量が前記第1閾値を下回ると、前記第2基地局のカバーエリアを前記第1基地局のカバーエリア側に広げる制御を停止する、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項9】
前記第2特定部は、端末と通信可能である移動可能な基地局である移動局の位置を特定し、前記基地局位置情報と前記移動局の位置とに基づいて、前記第1カバーエリアのうち前記移動局がカバーできないエリアをカバー可能な前記第2基地局を特定する、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項10】
前記エリア制御部は、前記第1基地局に障害が発生したときの前記第1カバーエリアにおける人流を示す人流情報を取得し、取得した人流情報に基づいて、前記第1カバーエリアのうち前記第2基地局がカバーするエリアを特定し、前記第2基地局のカバーエリアが、特定したエリア側に広がるように前記第2基地局のカバーエリアを制御する、
請求項1に記載の情報処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置及び情報処理方法に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、携帯端末の通信に係る複数の基地局から構成される通信システムにおいて、停電や災害によって基地局に障害が発生した場合に、障害が発生した基地局に隣接する他の基地局により、障害が発生した基地局のカバーエリアの少なくとも一部を補完する技術が知られている(例えば、特許文献1を参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-46096号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来の技術では、基地局に障害が発生したことを検出してから、障害が発生した基地局のカバーエリアを補完する。このため、障害が発生した基地局のカバーエリアのうち、他の基地局によりカバーされる補完対象エリアにおいて、障害が発生してから、他の基地局によりエリアが補完されるまで、携帯端末が通信できなくなるという問題が発生する。
【0005】
そこで、本発明はこれらの点に鑑みてなされたものであり、基地局に障害が発生した場合に、他の基地局により補完される補完対象エリアにおいて端末が通信できなくなることを抑制することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の第1の態様に係る情報処理装置は、無線通信に係る複数の基地局それぞれに設けられている前記基地局に電力を供給可能な蓄電池の蓄電残量を示す蓄電残量情報を参照し、蓄電残量が第1閾値を下回る蓄電池に対応する基地局である第1基地局を特定する第1特定部と、複数の基地局それぞれの位置を示す基地局位置情報に基づいて、前記第1基地局が前記無線通信をカバーするカバーエリアである第1カバーエリアの一部をカバー可能な基地局である第2基地局を特定する第2特定部と、前記第2特定部が特定した前記第2基地局のカバーエリアが前記第1カバーエリアの少なくとも一部をカバーするように前記第2基地局のカバーエリアを制御するエリア制御部と、を有する。
【0007】
前記複数の基地局は、前記蓄電池とは異なる外部電源から供給される電力により稼働し、前記外部電源から電力が供給されない場合に前記蓄電池から供給される電力により稼働し、前記第2特定部は、前記第1カバーエリアの一部をカバー可能な基地局のうち、外部電源から電力が供給されている基地局を、前記第2基地局として特定してもよい。
【0008】
前記第2特定部は、前記第1カバーエリアの一部をカバー可能な基地局の中に、前記外部電源から電力が供給されている基地局が存在しない場合、前記第1カバーエリアの一部をカバー可能な基地局のうち、蓄電池の蓄電残量が前記第1閾値よりも大きい閾値である第2閾値以上の基地局を前記第2基地局として特定してもよい。
【0009】
前記第2特定部は、前記基地局位置情報に基づいて、前記第1基地局と、前記第1カバーエリアの一部をカバー可能な複数の基地局それぞれとの距離を特定し、特定した距離に基づいて、前記第1カバーエリアの一部をカバー可能な複数の基地局の中から前記第2基地局を特定してもよい。
【0010】
前記第2特定部は、前記第1カバーエリアの一部をカバー可能な複数の基地局それぞれと通信接続されている端末の数である接続端末数を特定し、特定した接続端末数に基づいて、前記第1カバーエリアの一部をカバー可能な複数の基地局の中から前記第2基地局を特定してもよい。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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