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公開番号
2025153816
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-10
出願番号
2024056459
出願日
2024-03-29
発明の名称
サイドドア、移動体、及びサイドドアの製造方法
出願人
三井化学株式会社
代理人
弁理士法人鷲田国際特許事務所
主分類
B60J
5/06 20060101AFI20251002BHJP(車両一般)
要約
【課題】側面衝突の際、インナパネルの破片が移動体の車室内に飛び散ることを抑制できるサイドドアを提供する。
【解決手段】サイドドアは、移動体本体の側面に設けられるサイドドアであって、アウタパネルと、アウタパネルの移動体本体の内側に位置する側に設けられたインナパネルと、を備えるサイドドアであって、インナパネルは、繊維状強化材を含む樹脂組成物により構成されたメインインナパネル部と、メインインナパネル部と、メインインナパネル部の厚さ方向に重なり、メインインナパネル部よりも延性が高いサブインナパネル部と、を有する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
移動体本体の側面に設けられるサイドドアであって、
アウタパネルと、
前記アウタパネルの前記移動体本体の内側に位置する側に設けられたインナパネルと、
を備えるサイドドアであって、
前記インナパネルは、
繊維状強化材を含む樹脂組成物により構成されたメインインナパネル部と、
前記メインインナパネル部と、前記メインインナパネル部の厚さ方向に重なり、前記メインインナパネル部よりも延性が高いサブインナパネル部と、を有する、
サイドドア。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記サブインナパネル部は、繊維材料により構成された繊維マットであり、
前記前記サブインナパネル部は、少なくとも一部に、前記メインインナパネル部を構成する前記樹脂材料が含侵されている、
請求項1に記載のサイドドア。
【請求項3】
前記サブインナパネル部は、前記サブインナパネル部の厚さ方向について部分的に、前記メインインナパネル部に埋め込まれている、
請求項2に記載のサイドドア。
【請求項4】
前記サブインナパネル部は、前記サブインナパネル部の厚さ方向について全体的に、前記メインインナパネル部に埋め込まれている、
請求項2に記載のサイドドア。
【請求項5】
前記サブインナパネル部は、前記メインインナパネル部の前記移動体本体の前後方向における中央部を含む所定範囲と、前記厚さ方向に対向する第一サブインナパネル部を含む、
請求項2に記載のサイドドア。
【請求項6】
前記サイドドアの前記移動体本体の前後方向における後端部に設けられたドアロック部を、更に備え、
前記サブインナパネル部は、前記ドアロック部と前記サブインナパネル部の厚さ方向において対向する第二サブインナパネル部を含む、
請求項5に記載のサイドドア。
【請求項7】
前記第一サブインナパネル部は、前記第一サブインナパネル部の厚さ方向について部分的に、前記メインインナパネル部に埋め込まれており、
前記第二サブインナパネル部は、前記第二サブインナパネル部の厚さ方向について全体的に、前記メインインナパネル部に埋め込まれている、
請求項6に記載のサイドドア。
【請求項8】
前記サブインナパネル部は、
前記メインインナパネル部よりも前記移動体本体の内側に設けられ、前記メインインナパネル部の内側面と隙間を開けて対向する捕集部と、
前記捕集部を囲むように前記メインインナパネル部の内側面に固定された固定部と、
を有する、
請求項1に記載のサイドドア。
【請求項9】
前記サブインナパネル部は、繊維材料により構成された繊維マットであり、
前記固定部は、前記メインインナパネル部を構成する前記樹脂材料が含侵されている、
請求項8に記載のサイドドア。
【請求項10】
前記サブインナパネル部は、前記メインインナパネル部の内側面に設けられ、前記メインインナパネル部と一体に成形された板状部材である、
請求項1に記載のサイドドア。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、サイドドア、移動体、及びサイドドアの製造方法に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、自動車等の移動体には、乗降口を開閉するサイドドアを備えたものが知られている。サイドドアは、例えば、外側ドア部材(換言すれば、アウタパネル)、及び、外側ドア部材の内側に取り付けられた内側ドア部材(換言すれば、インナパネル)を備えている(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2016/084808号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、移動体の側面に物体(例えば、他の車両)が衝突することがある。このような衝突(以下、側面衝突と称する。)の際、当該物体は、サイドドアに衝突する。そして、インナパネルが破損すると、インナパネルの破片が移動体の車室内に飛び散ってしまう可能性がある。
【0005】
本発明の目的は、側面衝突の際、インナパネルの破片が移動体の車室内に飛び散ることを抑制できるサイドドア、移動体、及びサイドドアの製造方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係るサイドドアの一態様は、
移動体本体の側面に設けられるサイドドアであって、
アウタパネルと、
アウタパネルの移動体本体の内側に位置する側に設けられたインナパネルと、
を備えるサイドドアであって、
インナパネルは、
繊維状強化材を含む樹脂組成物により構成されたメインインナパネル部と、
メインインナパネル部と、メインインナパネル部の厚さ方向に重なり、メインインナパネル部よりも延性が高いサブインナパネル部と、を有する。
【0007】
本発明に係る移動体の一態様は、
上述のサイドドアと、
移動体本体と、を備える。
【0008】
本発明に係るサイドドアの製造方法の一態様は
アウタパネルと、インナパネルと、を有するサイドドアの製造方法であって、
金型内に布状部材を配置した状態で、金型内に繊維状強化材を含む樹脂組成物を充填してインナパネルを成形するインサート成形工程を含む。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、側面衝突の際、インナパネルの破片が移動体の車室内に飛び散ることを抑制できるサイドドア及び移動体を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、本発明の実施形態1に係る移動体の側面図である。
図2は、実施形態1に係るサイドドアの側面図である。
図3は、図2のX
1
-X
1
断面図である。
図4は、図3におけるY部の拡大模式図である。
図5Aは、側面衝突の際のサイドドアの状態を説明するためのサイドアの断面図である。
図5Bは、側面衝突の際のサイドドアの状態を説明するためのサイドアの断面図である。
図6は、実施形態2に係るインナパネルの断面模式図である。
図7は、実施形態3に係るサイドドアの側面図である。
図8は、図7のX
2
-X
2
面図である。
図9は、図7のX
3
-X
3
断面図である。
図10は、実施形態4に係るサイドドアの断面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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