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公開番号
2025155781
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-14
出願番号
2024221996
出願日
2024-12-18
発明の名称
配線回路基板、および、配線回路基板の製造方法
出願人
日東電工株式会社
代理人
弁理士法人いくみ特許事務所
主分類
H05K
3/24 20060101AFI20251002BHJP(他に分類されない電気技術)
要約
【課題】端子上にはんだメッキ層を備える構成において、ウィスカの発生を抑制できる配線回路基板、および、配線回路基板の製造方法を提供する。
【解決手段】
配線回路基板1は、端子131Aを有する回路パターン13と、端子131A上に配置されるはんだメッキ層15とを備える。端子131Aは、銅からなる導体層1311と、導体層1311を被覆する被覆層1312とを有する。被覆層1312は、金からなる表層1312Aを有する。はんだメッキ層15は、表層1312A上に配置され、錫と銀とを含有する。はんだメッキ層15中の銀の含有割合は、1質量%以上、20質量%未満である。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
端子を有する回路パターンと、
前記端子上に配置されるはんだメッキ層と
を備え、
前記端子は、銅からなる導体層と、前記導体層を被覆する被覆層とを有し、
前記被覆層は、金からなる表層を有し、
前記はんだメッキ層は、前記表層上に配置され、錫と銀とを含有し、
前記はんだメッキ層中の銀の含有割合は、1質量%以上、20質量%未満である、配線回路基板。
続きを表示(約 660 文字)
【請求項2】
前記はんだメッキ層中の銀の含有割合は、15質量%以下である、請求項1に記載の配線回路基板。
【請求項3】
前記はんだメッキ層中の銀の含有割合は、10質量%以下である、請求項1に記載の配線回路基板。
【請求項4】
前記はんだメッキ層の厚みは、10μm以上、100μm以下である、請求項1に記載の配線回路基板。
【請求項5】
前記端子の先端と前記はんだメッキ層との間の距離は、10μm以下である、請求項1に記載の配線回路基板。
【請求項6】
前記はんだメッキ層の厚みに対する前記距離の割合は、1以下である、請求項5に記載の配線回路基板。
【請求項7】
前記はんだメッキ層の厚みに対する、前記はんだメッキ層中の錫の結晶粒の最大粒径の比率は、0.95以下である、請求項1に記載の配線回路基板。
【請求項8】
前記表層の厚みに対する、前記はんだメッキ層の厚みの比率は、10以上である、請求項1に記載の配線回路基板。
【請求項9】
前記端子の幅は、30μm以下である、請求項1に記載の配線回路基板。
【請求項10】
金属支持層と、
前記金属支持層の厚み方向において前記金属支持層の一方側に配置される絶縁層とを、さらに備え、
前記回路パターンは、前記厚み方向において、前記絶縁層の一方側に配置される、請求項1に記載の配線回路基板。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、配線回路基板、および、配線回路基板の製造方法に関する。
続きを表示(約 970 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、端子を有する導体層と、端子の表面に配置される金属保護層と、金属保護層上に配置される導電部材とを備える配線回路基板が知られている(例えば、下記特許文献1参照。)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-029294号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記した特許文献1に記載の配線回路基板において、導体層が銅からなり、金属保護層がニッケルおよび金からなり、導電部材が錫からなる場合に、加熱による導体層の変形などが原因で金属保護層から導体層が露出してしまうと、導体層と導電部材とが合金化し、端子にウィスカが発生する可能性が考えられる。
【0005】
本発明は、端子上にはんだメッキ層を備える構成において、ウィスカの発生を抑制できる配線回路基板、および、配線回路基板の製造方法を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明[1]は、端子を有する回路パターンと、前記端子上に配置されるはんだメッキ層とを備え、前記端子が、銅からなる導体層と、前記導体層を被覆する被覆層とを有し、前記被覆層が、金からなる表層を有し、前記はんだメッキ層が、前記表層上に配置され、錫と銀とを含有し、前記はんだメッキ層中の銀の含有割合が、1質量%以上、20質量%未満である、配線回路基板を含む。
【0007】
本発明[2]は、前記はんだメッキ層中の銀の含有割合が、15質量%以下である、上記[1]の配線回路基板を含む。
【0008】
本発明[3]は、前記はんだメッキ層中の銀の含有割合が、10質量%以下である、上記[1]の配線回路基板を含む。
【0009】
本発明[4]は、前記はんだメッキ層の厚みが、10μm以上、100μm以下である、上記[1]~[3]のいずれか1つの配線回路基板を含む。
【0010】
本発明[5]は、前記端子の先端と前記はんだメッキ層との間の距離が、10μm以下である、上記[1]~[4]の配線回路基板を含む。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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