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公開番号
2024146350
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-15
出願番号
2023059191
出願日
2023-03-31
発明の名称
被載置物の姿勢制御装置
出願人
Next Innovation合同会社
代理人
主分類
A21C
9/08 20060101AFI20241004BHJP(ベイキング;生地製造または加工の機械あるいは設備;ベイキングの生地)
要約
【課題】簡易な構造によって、天板等の載置体に移送された被載置物を所定の姿勢に変化させる手段を提供する。
【解決手段】
被載置物が載置される載置体と、上記載置体に載置されている上記被載置物から離間している第一状態或いは上記被載置物に接触している第二状態の間で変遷し得、上記第二状態で駆動して上記被載置物を転動させる転動手段と、を有し、上記転動手段によって上記被載置物を転動させることで、上記被載置物の姿勢を制御する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
被載置物が載置される載置体と、
上記載置体に載置されている上記被載置物から離間している第一状態或いは上記被載置物に接触している第二状態の間で変遷し得、上記第二状態で駆動して上記被載置物を転動させる転動手段と、を有し、
上記転動手段によって上記被載置物を転動させることで、上記被載置物の姿勢を制御することを特徴とする姿勢制御装置。
続きを表示(約 890 文字)
【請求項2】
前記転動手段を変位させる移動手段を有し、
上記移動手段は、変位する前記載置体との相対位置が維持されるように、前記転動手段を前記載置体に追従させて移動させることを特徴とする請求項1記載の姿勢制御装置。
【請求項3】
前記転動手段は、前記被載置物を挟んで対向配置され、前記被載置物を挟み得るように変位可能な一対の回転体を有し、
前記第二状態で上記回転体を駆動させ、前記被載置物が上記回転体の駆動に伴って転動することを特徴とする請求項1記載の姿勢制御装置。
【請求項4】
対となる前記回転体の内、一方の前記回転体を他方の前記回転体側に移動させ、前記被載置物を他方の前記回転体側に寄せながら、前記回転体間で挟み得ることを特徴とする請求項3記載の姿勢制御装置。
【請求項5】
対となる前記回転体を互いに接近する方向に移動させ、前記被載置物を挟み得ることを特徴とする請求項3記載の姿勢制御装置。
【請求項6】
対となる前記回転体によって、前記被載置物の少なくとも一部を包持することを特徴とする請求項3記載の姿勢制御装置。
【請求項7】
前記回転体は、前記被載置物の端部を支持し得る回転双曲盤であり、
一対の上記回転双曲盤によって前記被載置物の両端部を保持して転動させることを特徴とする請求項3記載の姿勢制御装置。
【請求項8】
一対の前記回転双曲盤は、一方が回転駆動し、他方が従動可能に軸支されることを特徴とする請求項7記載の姿勢制御装置。
【請求項9】
前記転動手段は、前記回転双曲盤にかかるトルク抵抗が一定値以上のとき、前記回転双曲盤への動力伝達を切断するトルクリミッタ機能を有することを特徴とする請求項7記載の姿勢制御装置。
【請求項10】
前記回転双曲盤は、凹型を成し、内周面内で前記被載置物を支持し得ることを特徴とする請求項7乃至9の何れかに記載の姿勢制御装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、被載置物の姿勢制御装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、製パン工程や製菓工程等において、焼成等の加熱処理を行う場合、生地成形装置にて所定の形状に成形されたパン生地や菓子生地等を、天板やトレイ等の載置体に移送し、加熱処理を施す。
例えば、ロールパンの場合、特許文献1に開示されるように、生地成形装置において、楕円形のシート状パン生地は、紡錘形状にロールされ、さらにこの紡錘形状のパン生地が転圧されながら転動され円柱形状に延ばされる。そして、円柱形状のパン生地は、天板の上方位置に設けられた生地供給装置から、焼成用の天板上に落とし込むように移送され、オーブンで焼成される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第5328289号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、天板等の載置体に移送された、パン生地等の被載置物の姿勢状態によっては、被載置物の見た目が悪くなったり、被載置物に対する後工程で品質にばらつきが生じたりする虞がある。
例えば、後工程で加熱処理をする場合、被載置物の姿勢状態によって、被載置物の焼き上がりの見た目にばらつきが生じる。具体的には、ロールパンのように巻き終わり(所謂、巻尻)があるパン生地の場合、パン生地が生地供給装置から天板に移送された結果、天板上方に向けて巻尻が位置する姿勢状態で、パン生地が天板に載置されることがある。この姿勢状態のままオーブンで焼成されると、巻尻周辺において焼きムラが生じ易く、焼き上がりの見た目が良いとは言えない。一方で、天板の載置面に向けて巻尻が位置する姿勢状態で、オーブンで焼成されると、巻尻周辺において焼きムラは生じ難い。このように、被載置物の姿勢状態によって、後工程で品質にばらつきが生じ得る。
【0005】
本発明は、上記の点を鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、天板等の載置体に移送された被載置物を、所望の姿勢に変位させる姿勢制御装置を提供することになる。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の姿勢制御装置は、被載置物が載置される載置体と、上記載置体に載置されている上記被載置物から離間している第一状態或いは上記被載置物に接触している第二状態の間で変遷し得、上記第二状態で駆動して上記被載置物を転動させる転動手段と、を有し、上記転動手段によって上記被載置物を転動させることで、上記被載置物の姿勢を制御することを特徴とする。
【0007】
また、本発明の姿勢制御装置は、前記転動手段を変位させる移動手段を有し、上記移動手段は、変位する前記載置体との相対位置が維持されるように、前記転動手段を前記載置体に追従させて移動させることを特徴とする。
【0008】
また、本発明の姿勢制御装置は、前記転動手段が前記被載置物を挟んで対向配置され、前記被載置物を挟み得るように変位可能な一対の回転体を有し、前記第二状態で上記回転体を駆動させ、前記被載置物が上記回転体の駆動に伴って転動することを特徴とする。
【0009】
また、本発明の姿勢制御装置は、対となる前記回転体の内、一方の前記回転体を他方の前記回転体側に移動させ、前記被載置物を他方の前記回転体側に寄せながら、前記回転体間で挟み得ることを特徴とする。
【0010】
また、本発明の姿勢制御装置は、対となる前記回転体を互いに接近する方向に移動させ、前記被載置物を挟み得ることを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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