TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025135792
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-19
出願番号
2024033757
出願日
2024-03-06
発明の名称
キャパシタモジュールユニット
出願人
株式会社豊田自動織機
代理人
個人
,
個人
主分類
H01G
11/10 20130101AFI20250911BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】バスバーの誤組付けによる短絡の発生を抑制できるキャパシタモジュールユニットを提供すること。
【解決手段】キャパシタモジュールユニット10は、長手方向Xにおいて、第2キャパシタモジュール112の第2正極電極142よりも外側に位置し、かつ電極配置面11aに直交する方向において第2正極電極142よりも突出する誤組付抑制部29を有する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
一面に電極配置面を有し、かつ前記電極配置面に正極電極及び負極電極が配置されたキャパシタモジュールを複数備えるとともに、複数の前記キャパシタモジュールを電気的に並列接続して形成されたキャパシタと、
複数の前記キャパシタモジュールの前記正極電極を電気的に接続する正極バスバーと、
複数の前記キャパシタモジュールの前記負極電極を電気的に接続する負極バスバーと、を有し、
前記キャパシタにおいて、複数の前記キャパシタモジュールは、前記電極配置面を同一方向に向けて配置されるとともに、前記キャパシタモジュールの長手方向に並べて配置され、
前記長手方向に並ぶ2つの前記キャパシタモジュールのうちの一方を第1キャパシタモジュールとするとともに他方を第2キャパシタモジュールとすると、
前記正極バスバーは、
前記第1キャパシタモジュールの前記正極電極と接続される第1正極用接続部と、前記第2キャパシタモジュールの前記正極電極と接続される第2正極用接続部と、サービスプラグを含む配電部と電気的に接続される外部接続部と、を有するとともに、前記第1正極用接続部、前記第2正極用接続部、及び前記外部接続部を除いて前記正極バスバーを被覆する絶縁層を有し、
前記外部接続部及び前記第2正極用接続部は、前記正極バスバーにおいて前記第2キャパシタモジュールの長手方向に延在する部位に離間して配置されているキャパシタモジュールユニットであって、
前記長手方向において、前記第2キャパシタモジュールの前記正極電極よりも外側に位置し、かつ前記電極配置面に直交する方向において前記第2キャパシタモジュールの前記正極電極よりも突出する誤組付抑制部を有することを特徴とするキャパシタモジュールユニット。
続きを表示(約 570 文字)
【請求項2】
前記誤組付抑制部は、前記長手方向に対する直交方向に寸法を有する板状であり、当該直交方向への前記誤組付抑制部の寸法は、前記第2キャパシタモジュールの前記正極電極における前記直交方向への寸法より大きい請求項1に記載のキャパシタモジュールユニット。
【請求項3】
前記正極電極及び前記負極電極を外部に露出させつつ前記キャパシタを外面側から保持するカバーブラケットを有し、
前記誤組付抑制部には溶接部が一体に設けられ、前記溶接部は、前記カバーブラケットに溶接されている請求項1又は請求項2に記載のキャパシタモジュールユニット。
【請求項4】
前記カバーブラケットは、前記電極配置面の一部を覆うフロントカバーを含み、
前記長手方向に対する直交方向から前記キャパシタモジュールユニットを見た平面視では、前記誤組付抑制部は、前記フロントカバーの表面と前記正極電極との間に位置している請求項3に記載のキャパシタモジュールユニット。
【請求項5】
前記誤組付抑制部と前記溶接部との間には、前記溶接部から延出し、かつ前記誤組付抑制部に一体の延出部が設けられ、前記延出部は、前記溶接部及び前記誤組付抑制部に対し屈曲している請求項3に記載のキャパシタモジュールユニット。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、キャパシタモジュールユニットに関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば、特許文献1に開示のキャパシタモジュールユニットは、2つのキャパシタモジュールと、キャパシタモジュールを固定するカバーと、2つのキャパシタモジュールを電気的に接続する第1バスバー及び第2バスバーと、を有する。キャパシタモジュールは、第1側面及び第2側面を幅方向の両端に有するとともに、カバーは、第1側面及び第2側面を覆っていない。キャパシタモジュールの電極配置面となる第1側面には、正極及び負極が配置されている。負極バスバーである第1バスバーは、2つのキャパシタモジュールの第1側面に沿って配置されるとともに、負極同士を接続する。正極バスバーである第2バスバーは、2つのキャパシタモジュールの第1側面に沿って配置されるとともに、正極同士を接続する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-123134号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示のキャパシタモジュールユニットのように、キャパシタモジュールの電極配置面に正極及び負極といった電極が露出しているキャパシタモジュールユニットでは、バスバーの誤組付けによって短絡が発生しやすい。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記問題点を解決するためのキャパシタモジュールユニットは、一面に電極配置面を有し、かつ前記電極配置面に正極電極及び負極電極が配置されたキャパシタモジュールを複数備えるとともに、複数の前記キャパシタモジュールを電気的に並列接続して形成されたキャパシタと、複数の前記キャパシタモジュールの前記正極電極を電気的に接続する正極バスバーと、複数の前記キャパシタモジュールの前記負極電極を電気的に接続する負極バスバーと、を有し、前記キャパシタにおいて、複数の前記キャパシタモジュールは、前記電極配置面を同一方向に向けて配置されるとともに、前記キャパシタモジュールの長手方向に並べて配置され、前記長手方向に並ぶ2つの前記キャパシタモジュールのうちの一方を第1キャパシタモジュールとするとともに他方を第2キャパシタモジュールとすると、前記正極バスバーは、前記第1キャパシタモジュールの前記正極電極と接続される第1正極用接続部と、前記第2キャパシタモジュールの前記正極電極と接続される第2正極用接続部と、サービスプラグを含む配電部と電気的に接続される外部接続部と、を有するとともに、前記第1正極用接続部、前記第2正極用接続部、及び前記外部接続部を除いて前記正極バスバーを被覆する絶縁層を有し、前記外部接続部及び前記第2正極用接続部は、前記正極バスバーにおいて前記第2キャパシタモジュールの長手方向に延在する部位に離間して配置されているキャパシタモジュールユニットであって、前記長手方向において、前記第2キャパシタモジュールの前記正極電極よりも外側に位置し、かつ前記電極配置面に直交する方向において前記第2キャパシタモジュールの前記正極電極よりも突出する誤組付抑制部を有することを要旨とする。
【0006】
これによれば、電極配置面に直交する方向への正極バスバーの移動時、誤組付抑制部と正極板部との接触により、当該正極板部と正極電極との接触を抑制できる。また、電極配置面に沿った、長手方向への正極バスバーの移動時、誤組付抑制部と正極板部との接触により、当該正極板部における外部接続部と正極電極との接触を抑制できる。したがって、電極配置面に正極電極及び負極電極が露出しているキャパシタモジュールユニットであっても、正極バスバーの誤組付けによる短絡の発生を抑制できる。
【0007】
キャパシタモジュールユニットについて、前記誤組付抑制部は、前記長手方向に対する直交方向に寸法を有する板状であり、当該直交方向への前記誤組付抑制部の寸法は、前記第2キャパシタモジュールの前記正極電極における前記直交方向への寸法より大きくてもよい。
【0008】
これによれば、第2キャパシタモジュールでの正極電極の組付公差や、寸法公差によって、正極電極の位置が直交方向にずれても、長手方向に誤組付抑制部と正極電極を並べて配置させやすいため、長手方向への正極バスバーの移動先に、誤組付抑制部を位置させることができる。これにより、長手方向への正極バスバーの移動時、誤組付抑制部に正極バスバーを接触させやすくなる。
【0009】
キャパシタモジュールユニットについて、前記正極電極及び前記負極電極を外部に露出させつつ前記キャパシタを外面側から保持するカバーブラケットを有し、前記誤組付抑制部には溶接部が一体に設けられ、前記溶接部は、前記カバーブラケットに溶接されていてもよい。
【0010】
これによれば、溶接部をカバーブラケットに溶接することで、カバーブラケットに誤組付抑制部を設けることができる。よって、キャパシタモジュールユニットの部品点数を大幅に増やすことなく、正極バスバーの誤組付けによる短絡の発生を抑制できる。
(【0011】以降は省略されています)
特許ウォッチbot のツイートを見る
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
関連特許
個人
安全なNAS電池
24日前
個人
フリー型プラグ安全カバー
1か月前
東レ株式会社
多孔質炭素シート
19日前
日機装株式会社
加圧装置
1か月前
エイブリック株式会社
半導体装置
21日前
ローム株式会社
半導体装置
1か月前
ローム株式会社
半導体装置
19日前
キヤノン株式会社
電子機器
19日前
エイブリック株式会社
半導体装置
21日前
沖電気工業株式会社
アンテナ
1か月前
株式会社GSユアサ
蓄電装置
1か月前
株式会社GSユアサ
蓄電装置
27日前
ニチコン株式会社
コンデンサ
12日前
ニチコン株式会社
コンデンサ
12日前
東レ株式会社
ガス拡散層の製造方法
19日前
三菱電機株式会社
回路遮断器
1か月前
株式会社GSユアサ
蓄電装置
1か月前
株式会社ティラド
面接触型熱交換器
11日前
オムロン株式会社
電磁継電器
28日前
株式会社ヨコオ
コネクタ
21日前
株式会社カネカ
二次電池
1か月前
マクセル株式会社
配列用マスク
11日前
日本特殊陶業株式会社
保持装置
26日前
トヨタ自動車株式会社
蓄電装置
1か月前
三菱自動車工業株式会社
放熱構造
1か月前
日新イオン機器株式会社
イオン注入装置
1か月前
愛知電機株式会社
負荷時タップ切換装置
1か月前
個人
多層樹脂シート電池の電流制限方法
10日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
3日前
ローム株式会社
半導体装置
28日前
トヨタ自動車株式会社
電池パック
4日前
ローム株式会社
半導体装置
20日前
トヨタ自動車株式会社
電池パック
4日前
ローム株式会社
半導体装置
1か月前
トヨタ自動車株式会社
電池パック
4日前
三菱マテリアル株式会社
充電プラグ
1か月前
続きを見る
他の特許を見る