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公開番号2025020873
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-13
出願番号2023124498
出願日2023-07-31
発明の名称ノズル及び薬液容器アセンブリ
出願人健栄製薬株式会社,伸晃化学株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類B65D 47/06 20060101AFI20250205BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】薬液が斜めに飛び出すことを抑制できるノズルを提供する。
【解決手段】ノズル10は、長手方向に沿って延びる、ノズル本体1aであって、ノズル本体1aの先端側から長手方向に沿ってノズル本体1aの基端側に向けて延びるノズル通路2を有する、ノズル本体1aと、ノズル本体1aの先端から長手方向に沿ってノズル本体1aの基端側に向けて延びて、径方向内側へ傾斜している、先端テーパー部4と、先端テーパー部4とノズル通路2の先端側開口部2aとの間に配置されており、ノズル通路2を通過する薬液が先端側開口部2aから先端テーパー部4に沿って飛び出ることを妨げる、斜め飛び抑制部5と、を備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
長手方向に沿って延びる、ノズル本体であって、前記ノズル本体の先端側から前記長手方向に沿って前記ノズル本体の基端側に向けて延びるノズル通路を有する、前記ノズル本体と、
前記ノズル本体の先端から前記長手方向に沿って前記ノズル本体の基端側に向けて延びて、径方向内側へ傾斜している、先端テーパー部と、
前記先端テーパー部と前記ノズル通路の先端側開口部との間に配置されており、前記ノズル通路を通過する薬液が前記先端側開口部から前記先端テーパー部に沿って飛び出ることを妨げる、斜め飛び抑制部と、
を備える、ノズル。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記ノズル通路は、内周面において、前記長手方向に沿って延びて、径方向内側に突出している、少なくとも1つのリブを有する、請求項1に記載のノズル。
【請求項3】
長手方向に沿って延びる、ノズル本体であって、前記ノズル本体の先端側から前記長手方向に沿って前記ノズル本体の基端側に向けて延びるノズル通路を有する、前記ノズル本体と、
前記ノズル本体の先端から前記長手方向に沿って前記ノズル通路の先端側開口部に向けて延びて、径方向内側へ傾斜している、先端テーパー部と、
前記ノズル通路の内周面において、前記長手方向に沿って延びて、径方向内側に突出している、少なくとも1つのリブと、
を備える、ノズル。
【請求項4】
前記斜め飛び抑制部は、前記先端側開口部の周縁から前記ノズル本体の軸に対して直交する方向に沿って前記先端テーパー部の基端側の端部に向けて延びる、径方向延長面を有している、請求項1又は2に記載のノズル。
【請求項5】
前記斜め飛び抑制部は、径方向外側の端部において、前記ノズル本体の先端側から前記長手方向に沿って前記ノズル本体の基端側に向けて窪む、凹部を有する、請求項1又は2に記載のノズル。
【請求項6】
前記リブは、前記長手方向に沿って見る断面において、径方向外側へ湾曲している半円形状を有する、請求項2又は3に記載のノズル。
【請求項7】
前記ノズルは、前記ノズル通路に連通するように、前記ノズル本体の基端から前記長手方向に沿って前記ノズル通路の基端に向けて延びて、前記ノズル通路より小さな孔径を有する、ノズル奥孔を備えており、
前記ノズル通路は、複数の前記リブを有しており、
周方向に隣り合う前記リブの間の間隔は、前記ノズル奥孔の孔径より小さい、請求項2又は3に記載のノズル。
【請求項8】
前記ノズルは、前記ノズル通路に連通するように、前記ノズル本体の基端から前記長手方向に沿って前記ノズル通路の基端に向けて延びて、前記ノズル通路より小さな孔径を有する、ノズル奥孔を備えており、
前記ノズル奥孔の周縁と前記リブとの間の径方向の距離は、0.05mm以上0.3mm以下である、請求項2又は3に記載のノズル。
【請求項9】
請求項1又は5に記載の前記ノズルと、
薬液が収容可能であり、前記ノズルに取り付けられる、薬液容器と、
前記ノズルに被せることができるキャップと、
を備える、薬液容器アセンブリ。
【請求項10】
前記キャップは、前記ノズルに対して、着脱自在に結合されている、請求項9に記載の薬液容器アセンブリ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ノズル及び薬液容器アセンブリに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、ノズルが開示されている。ノズルは、薬液が通過するように、ノズルの先端側から長手方向に沿ってノズルの基端側に向けて窪む、円筒状のノズル通路と、ノズル通路の先端側開口部の周縁から長手方向に沿ってノズル本体の先端に向けて延びて、径方向外側へ傾斜している、先端テーパー部と、を備えている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-6475号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
図11は、特許文献1において開示されているノズルと同様の構成を有する、従来のノズル710の構造を示す断面図である。ノズル710が薬液容器720に取り付けられて、薬液容器720とノズル710が倒立状態で薬液容器720内の薬液をノズル710から注出する場合、薬液の滴は、滴下される前に、表面張力により先端テーパー部704に張り付きながら、破線で示す球状に成長する。
薬液容器内の薬液がノズルを介して強い勢いで注出された場合、薬液が、破線の矢印で示すように、ノズル通路の先端側開口部から先端テーパー部704に沿って斜めに飛び出すことがある。薬液が斜めに飛び出すことにより、薬液が意図しない場所に飛散するおそれがある。
【0005】
そこで、本発明は、薬液が斜めに飛び出すことを抑制できるノズルを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、長手方向に沿って延びる、ノズル本体であって、前記ノズル本体の先端側から前記長手方向に沿って前記ノズル本体の基端側に向けて延びるノズル通路を有する、前記ノズル本体と、
前記ノズル本体の先端から前記長手方向に沿って前記ノズル本体の基端側に向けて延びて、径方向内側へ傾斜している、先端テーパー部と、
前記先端テーパー部と前記ノズル通路の先端側開口部との間に配置されており、前記ノズル通路を通過する薬液が前記先端側開口部から前記先端テーパー部に沿って飛び出ることを妨げる、斜め飛び抑制部と、
を備える、ノズルを提供する。
【0007】
本発明に係るノズルは、斜め飛び抑制部を備えることにより、薬液が斜めに飛び出すことを抑制できる。
従来のノズルは、先端テーパー部がノズル通路の先端側開口部の周縁から延びている。従来のノズルは、薬液容器に取り付けられて、該薬液容器内の薬液がノズルを介して強い勢いで注出されるとき、該薬液が、妨げられることなく、ノズル通路の先端側開口部から先端テーパー部に沿って斜めに飛び出し易い。
一方、本発明に係るノズルは、ノズル通路の先端側開口部から先端テーパー部に沿って飛び出ようとする薬液が斜め飛び抑制部によって妨げられ易くなるため、薬液が斜めに飛び出すことを抑制できる。
【0008】
前記ノズル通路は、内周面において、前記長手方向に沿って延びて、径方向内側に突出している、少なくとも1つのリブを有してもよい。
【0009】
本構成によれば、ノズルが薬液容器に取り付けられて、該薬液容器内の薬液がノズルを介して強い勢いで注出されたとしても、該薬液がリブに当たってリブの表面を伝うため、該薬液の流れがノズル通路の中心軸に沿い易くなると共に、該薬液の注出の勢いが弱まる。したがって、薬液が斜めに飛び出すことを抑制できる。
【0010】
また、本発明は、長手方向に沿って延びる、ノズル本体であって、前記ノズル本体の先端側から前記長手方向に沿って前記ノズル本体の基端側に向けて延びるノズル通路を有する、前記ノズル本体と、
前記ノズル本体の先端から前記長手方向に沿って前記ノズル通路の先端側開口部に向けて延びて、径方向内側へ傾斜している、先端テーパー部と、
前記ノズル通路の内周面において、前記長手方向に沿って延びて、径方向内側に突出している、少なくとも1つのリブと、
を備える、ノズルを提供する。
(【0011】以降は省略されています)

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