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公開番号2025097402
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-01
出願番号2023213573
出願日2023-12-19
発明の名称蓋閉止構造
出願人個人
代理人個人
主分類B65D 5/64 20060101AFI20250624BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】使用者の便宜を図ることができる蓋閉止構造を提供することである。
【解決手段】蓋形成フラップ21は、箱の開口2を閉塞する蓋面22と、当該蓋面22が開口2を閉塞する際に、開口2の内側に差し込まれる差し込み片23を有している。差し込み片23には、孔25が形成されている。周壁面11には、切れ込みによる挿入片15が形成されている。蓋形成フラップ21を閉止する場合には、開口2の内側に蓋形成フラップ21を差し込み、挿入片15を箱の内部に向けて折り込むことで、挿入片15が差し込み片23の孔25に挿入して噛み合い、周壁面11に蓋形成フラップ21を固定することを特徴とする。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
空間を囲む板状部で箱形状の周面を形成し、前記周面の一側の内側に開口を形成し、前記周面の一側の一部にフラップを延設して蓋形成フラップを形成する箱において、
前記蓋形成フラップは、前記開口を閉塞する蓋面と、当該蓋面が前記開口を閉塞する際に、前記開口の内側に差し込まれる差し込み片を有し、
前記差し込み片には、孔または切れ込みが形成され、
前記周面には、切れ込みによる挿入片が形成され、
前記蓋形成フラップを閉止する場合には、前記開口の内側に前記蓋形成フラップを差し込み、前記挿入片を前記箱の内部に向けて折り込むことで、前記挿入片が前記差し込み片の前記孔または前記切れ込みに挿入して噛み合い、前記周面に前記蓋形成フラップを固定することを特徴とする蓋閉止構造。
続きを表示(約 540 文字)【請求項2】
空間を囲む板状部で箱形状の周面を形成し、前記周面の一側の内側に開口を形成し、前記周面の一側の一部にフラップを延設して蓋形成フラップを形成する箱において、
前記蓋形成フラップは、前記開口を閉塞する蓋面と、当該蓋面が前記開口を閉塞する際に、前記開口の内側に差し込まれる差し込み片を有し、
前記蓋形成フラップには、前記蓋面と前記差し込み片の間の折り曲げ線を横断する2本の切れ込みによるバンド部が形成され、
前記周面は、前記差し込み片が前記開口に差し込まれた際に前記バンド部と密着する位置またはその近傍に、切れ込みによる挿入片が形成され、
前記蓋形成フラップを閉止する場合には、前記開口の内側に前記蓋形成フラップを差し込み、前記挿入片を前記箱の内部に向けて折り込むことで、前記バンド部が箱の内部に向けて折れ曲がり、前記バンド部に両脇に形成される開孔に前記挿入片の両脇が挿入して噛み合い、前記周面に前記蓋形成フラップを固定することを特徴とする蓋閉止構造。
【請求項3】
前記挿入片は、前記箱の前記周面に接続する基端側の接続部と、当該接続部よりも大きな部分を持つ翼部より形成されることを特徴とする請求項1又は2に記載の蓋閉止構造。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、段ボール箱等の箱において蓋を閉じる蓋閉止構造に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
従来、包装箱として段ボール箱が広く利用されている。
このような段ボール箱としては、周面を形成する長さ面と幅面にフラップを延設した、いわゆるA型の段ボール箱が一般的である。A型の段ボール箱では、上下のフラップで上蓋及び底板が形成される。フラップによる上蓋や底板の封緘方法として、ステープル止めや粘着テープ貼りが一般的に行われている。
【0003】
また、特許文献1には、上蓋を構成するフラップに設けた嵌合片と嵌合用切欠を係合させて封緘する段ボールケースが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2004-175427号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上述したステープルや粘着テープを用いる封緘方法では、これらに対応する器具を用意しておかなければならないことや、広い作業現場ではほとんどの場合手元に前記器具が存在しないため、当該器具を遠くまで取りに行く必要があり、封緘作業に著しい手間が生じていた。特に、ステープル止めの場合は、高齢者にとって負担の大きな作業であると共に、収納物に傷を付けたり、使用後には分別のために取り除かなければならない問題があった。
【0006】
また、特許文献1に記載の段ボールケースは、上蓋を構成するフラップ同士を複数の箇所で嵌合片等を差し込んで上蓋を封緘させるので、上蓋を閉止する作業に手間と時間を要するとともに、不安定なフラップ同士に対して嵌合片等を差し込んで封緘させるので、閉止の強度が十分といえなかった。
【0007】
本発明は、上記状況に鑑みなされたものであり、箱の使用者の便宜を図ることができる蓋閉止構造を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の蓋閉止構造は、空間を囲む板状部で箱形状の周面を形成し、前記周面の一側の内側に開口を形成し、前記周面の一側の一部にフラップを延設して蓋形成フラップを形成する箱において、前記蓋形成フラップは、前記開口を閉塞する蓋面と、当該蓋面が前記開口を閉塞する際に、前記開口の内側に差し込まれる差し込み片を有し、前記差し込み片には、孔または切れ込みが形成され、前記周面には、切れ込みにより挿入片が形成され、前記蓋形成フラップを閉止する場合には、前記開口の内側に前記蓋形成フラップを差し込み、前記挿入片を前記箱の内部に向けて折り込むことで、前記挿入片が前記差し込み片の前記孔または前記切れ込みに挿入して噛み合い、前記周面に前記蓋形成フラップを固定することを特徴とする。
【0009】
また、本発明の蓋閉止構造は、空間を囲む板状部で箱形状の周面を形成し、前記周面の一側の内側に開口を形成し、前記周面の一側の一部にフラップを延設して蓋形成フラップを形成する箱において、前記蓋形成フラップは、前記開口を閉塞する蓋面と、当該蓋面が前記開口を閉塞する際に、前記開口の内側に差し込まれる差し込み片を有し、前記蓋形成フラップには、前記蓋面と前記差し込み片の間の折り曲げ線を横断する2本の切れ込みによるバンド部が形成され、前記周面は、前記差し込み片が前記開口に差し込まれた際に前記バンド部と密着する位置またはその近傍に、切れ込みにより挿入片が形成され、前記蓋形成フラップを閉止する場合には、前記開口の内側に前記蓋形成フラップを差し込み、前記挿入片を前記箱の内部に向けて折り込むことで、前記バンド部が箱の内部に向けて折れ曲がり、前記バンド部に両脇に形成される開孔に前記挿入片の両脇が挿入して噛み合い、前記周面に前記蓋形成フラップを固定することを特徴とする。
【0010】
さらに、前記挿入片は、前記箱の前記周面に接続する基端側の接続部と、当該接続部よりも大きな部分を持つ翼部より形成されることを特徴とする。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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