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公開番号
2025094742
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-25
出願番号
2023210472
出願日
2023-12-13
発明の名称
電磁ロック装置
出願人
オムロン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
E05B
47/00 20060101AFI20250618BHJP(錠;鍵;窓または戸の付属品;金庫)
要約
【課題】ロック中に電力の供給が停止した場合でもロック状態を維持できる電磁ロック装置を提供すること。
【解決手段】電磁ロック装置が、電源から電力がそれぞれ供給される第1ロック部材および第2ロック部材を備える。第1ロック部材は、第1ロック部材に電力が供給されている第1オン状態では、第2ロック部材に吸着すると共に第1ロック部材の第2ロック部材に対する吸着を電磁的にロックし、第1ロック部材に電力が供給されていない第1オフ状態では、第1ロック部材の第2ロック部材に対する吸着の電磁的なロックを解除するように構成されている。第2ロック部材は、第2ロック部材に電力が供給されていない第2オフ状態では、第1ロック部材が第2ロック部材に吸着された吸着状態を機械的にロックし、第2ロック部材に電力が供給されている第2オン状態では、第1ロック部材が第2ロック部材に吸着された吸着状態の機械的なロックを解除するように構成されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
電源から電力がそれぞれ供給される第1ロック部材および第2ロック部材を備え、
前記第1ロック部材は、
前記第1ロック部材に前記電力が供給されている第1オン状態では、前記第2ロック部材に吸着すると共に前記第1ロック部材の前記第2ロック部材に対する吸着を電磁的にロックし、前記第1ロック部材に前記電力が供給されていない第1オフ状態では、前記吸着の電磁的なロックを解除するように構成され、
前記第2ロック部材は、
前記第2ロック部材に前記電力が供給されていない第2オフ状態では、前記第1ロック部材が前記第2ロック部材に吸着された吸着状態を機械的にロックし、前記第2ロック部材に前記電力が供給されている第2オン状態では、前記吸着状態の機械的なロックを解除するように構成されている、電磁ロック装置。
続きを表示(約 2,400 文字)
【請求項2】
前記第1ロック部材が、
第1接続部を有する第1本体部を含み、
前記第2ロック部材が、
前記第1本体部が吸着可能な第2本体部と、
前記第2本体部に設けられ、前記第2オン状態および前記第2オフ状態の切り替えにより、前記吸着状態において前記第1接続部に接続されて前記第1本体部の前記第2本体部に対する移動を規制可能な接続位置と、前記第1接続部への接続が解除される解除位置との間を移動可能な第2接続部と
を含む、請求項1に記載の電磁ロック装置。
【請求項3】
前記第1本体部が、
前記吸着状態において前記第2本体部に対向する第1対向面を有し、
前記第1対向面が、
前記吸着状態において前記第2本体部に対向する対向方向に沿って前記第2本体部から離れる方向に窪むと共に、内部に前記第1接続部が位置する第1凹部を有し、
前記第2本体部が、
前記吸着状態において前記第1本体部に対向する第2対向面を有し、
前記第2対向面が、
前記吸着状態において前記第1凹部に対向し前記対向方向に沿って前記第1本体部から離れる方向に窪むと共に、前記第2オン状態において内部に前記第2接続部が位置する第2凹部を有する、請求項2に記載の電磁ロック装置。
【請求項4】
前記第2ロック部材が、
前記第2オン状態および前記第2オフ状態の切り替えにより駆動する棒状の第1駆動部材を含み、
前記第1駆動部材は、前記第1駆動部材が延びる方向の一端部である第1端部が、前記第2凹部の内部に位置すると共に、前記第2本体部に対して前記対向方向に交差する方向に延びる回転軸まわりに回転可能に接続され、前記第1駆動部材が延びる方向の他端部である第2端部に前記第2接続部が位置し、
前記第2接続部は、フック形状を有し、
前記第1接続部は、前記第2接続部が前記接続位置に位置するときに引っ掛かり可能に構成されている、請求項3に記載の電磁ロック装置。
【請求項5】
前記第1ロック部材が、
前記第1本体部の外面から前記吸着状態において前記第2本体部に対向する対向方向に交差する方向に延びて、前記第1接続部を構成する第1突起部を含み、
前記第2ロック部材が、
前記第2本体部の外面に、前記第2本体部に対して前記対向方向に交差する方向に延びる回転軸まわりに回転可能に設けられた第2駆動部材と、
前記第2駆動部材から前記回転軸に対する径方向に延びて、前記第2接続部を構成する第2突起部と
を含む、請求項2に記載の電磁ロック装置。
【請求項6】
前記第2本体部が、
前記第2本体部の内部および外部を接続する貫通穴を有し、前記吸着状態において前記第1本体部に対向する第2対向面を有し、
前記第2ロック部材が、
前記第2オン状態および前記第2オフ状態の切り替えにより前記吸着状態において前記第2本体部に対向する対向方向に移動可能な状態で前記第2本体部の内部に収容された第3駆動部材と、
前記貫通穴に収容されていると共に、前記第3駆動部材から前記対向方向に延びて、先端に前記第2接続部が位置する爪部と
を含み、
前記爪部は、前記第2オン状態では、前記第2接続部が前記第2本体部の内部に位置すると共に、前記第2オフ状態では、前記第2接続部が前記第2本体部の外部に位置し、前記吸着状態において前記対向方向に交差する方向において前記第1本体部に対向するように構成され、
前記第2接続部は、前記吸着状態において前記爪部から前記第1本体部に向かって延びる第3突起部で構成され、
前記第1接続部は、前記第1本体部の外面に位置し、前記吸着状態において前記第3突起部を収容可能な溝部で構成されている、請求項2に記載の電磁ロック装置。
【請求項7】
前記第2ロック部材が、
前記第2本体部の内部に位置し、前記第2オン状態および前記第2オフ状態の切り替えにより前記対向方向に交差する方向に沿って移動可能な第1移動部材と、
前記第1移動部材の移動により前記対向方向に沿って移動可能であると共に、前記第2オン状態では、前記第2凹部に位置し、前記第2オフ状態では、前記第1凹部および前記第2凹部に亘って位置するように構成された第2移動部材と
を含み、
前記第1接続部は、前記第1凹部で構成され、
前記第2接続部は、前記第2移動部材で構成されている、請求項3に記載の電磁ロック装置。
【請求項8】
前記第1本体部が、
前記吸着状態において前記第2本体部に対向する第1対向面を有し、
前記第2本体部が、
前記吸着状態において前記第1本体部に対向する第2対向面を有し、
前記第2対向面が、
前記吸着状態において前記第1本体部に対向する対向方向に沿って前記第1本体部から離れる方向に窪む第3凹部を有し、
前記第1本体部が、
前記第1対向面から前記対向方向に沿って延びると共に、前記吸着状態において前記第3凹部に収容される第4突起部を有し、
前記第2ロック部材が、
前記第2本体部の内部に位置し、前記第2オン状態および前記第2オフ状態の切り替えにより前記対向方向に交差する方向に沿って移動可能な第3移動部材を含み、
前記第3移動部材は、前記第2オフ状態において前記第4突起部に嵌合するように構成され、
前記第1接続部は、前記第4突起部で構成され、
前記第2接続部は、前記第3移動部材で構成されている、請求項2に記載の電磁ロック装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、電磁ロック装置に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1は、電磁ロック手段を備える物品保管システムを開示する。電磁ロック手段は、物品を積載するラックがラック格納スペースに格納されているときにラックの移動を阻止したロック状態とする。ラックのロック状態は、予め定められた認証情報が入力されることで、電磁ロック手段に対する通電が遮断され、解除される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-107469号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の物品保管システムでは、予め定められた認証情報が入力される前に、電磁ロック手段に対する通電が遮断された場合、使用者の意図に反してラックのロック状態が解除される場合がある。
【0005】
本開示は、ロック中に電力の供給が停止した場合でもロック状態を維持できる電磁ロック装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様の電磁ロック装置は、
電源から電力がそれぞれ供給される第1ロック部材および第2ロック部材を備え、
前記第1ロック部材は、
前記第1ロック部材に前記電力が供給されている第1オン状態では、前記第2ロック部材に吸着すると共に前記第1ロック部材の前記第2ロック部材に対する吸着を電磁的にロックし、前記第1ロック部材に前記電力が供給されていない第1オフ状態では、前記吸着の電磁的なロックを解除するように構成され、
前記第2ロック部材は、
前記第2ロック部材に前記電力が供給されていない第2オフ状態では、前記第1ロック部材が前記第2ロック部材に吸着された吸着状態を機械的にロックし、前記第2ロック部材に前記電力が供給されている第2オン状態では、前記吸着状態の機械的なロックを解除するように構成されている。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、ロック中に電力の供給が停止した場合でもロック状態を維持できる電磁ロック装置を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本開示の一態様の電磁ロック装置を示すブロック図。
第1ロック部材が第2ロック部材に吸着していない状態の図1の電磁ロック装置の一例を示す断面図。
第1ロック部材が第2ロック部材に吸着した状態でかつ第1ロック部材および第2ロック部材がオフ状態の図2の電磁ロック装置を示す断面図。
第1ロック部材が第2ロック部材に吸着していない状態の図1の電磁ロック装置の第1の変形例を示す斜視図。
第1ロック部材が第2ロック部材に吸着した状態でかつ第1ロック部材および第2ロック部材がオフ状態の図4の電磁ロック装置を示す斜視図。
第1ロック部材が第2ロック部材に吸着していない状態の図1の電磁ロック装置の第2の変形例を示す斜視図。
第1ロック部材が第2ロック部材に吸着した状態でかつ第1ロック部材および第2ロック部材がオフ状態の図6の電磁ロック装置を示す斜視図。
第1ロック部材が第2ロック部材に吸着していない状態の図1の電磁ロック装置の第3の変形例を示す斜視図。
第1ロック部材が第2ロック部材に吸着した状態でかつ第1ロック部材および第2ロック部材がオフ状態の図8の電磁ロック装置のIX-IX線に沿った断面図。
第1ロック部材が第2ロック部材に吸着していない状態の図1の電磁ロック装置の第4の変形例を示す斜視図。
第1ロック部材が第2ロック部材に吸着した状態でかつ第1ロック部材および第2ロック部材がオフ状態の図8の電磁ロック装置のXI-XI線に沿った断面図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本開示の一例を添付図面に従って説明する。以下の説明は本質的に例示に過ぎず、本開示、本開示の適用物および本開示の用途を制限するものではない。添付図面は模式的な図面であり、図示の構成と実施品とは、寸法の比率等が異なる場合がある。
【0010】
本開示の一態様の電磁ロック装置1は、図1に示すように、第1ロック部材10と、第2ロック部材20とを備える。本態様では、電源30から第1ロック部材10および第2ロック部材20に電力が供給される。第1ロック部材10と電源30との間には、第1ロック部材10への電力供給のオンオフを切り替え可能なスイッチ40が位置している。
(【0011】以降は省略されています)
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