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公開番号
2025059890
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-10
出願番号
2023170271
出願日
2023-09-29
発明の名称
メイク提案方法、メイク評価方法、メイク支援方法、メイク提案装置、及びメイク評価装置
出願人
株式会社 資生堂
代理人
個人
,
個人
主分類
A45D
44/00 20060101AFI20250403BHJP(手持品または旅行用品)
要約
【課題】メイクが施された顏が見られる状況をも考慮した、メイクの支援を行う。
【解決手段】メイクが施される対象者の顏の被観察状況に関する情報を取得し、前記情報に基づき、前記被観察状況に適したメイクを提案することを含み、前記提案されるメイクが、所定の空間周波数特性をもたらすメイクを含む、メイク提案方法。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
アイメイクが施される対象者の顏の被観察状況に関する情報を取得し、
前記情報に基づき、前記被観察状況に適したアイメイクを提案することを含み、
前記提案されるアイメイクが、所定の空間周波数特性をもたらすメイクを含む、メイク提案方法。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記空間周波数特性が、空間周波数パワースペクトルにおける高空間周波数成分の割合の多少、及び/又は前記空間周波数パワースペクトルにおける低空間周波数成分の割合の多少を含む、請求項1に記載のメイク提案方法。
【請求項3】
前記提案されるアイメイクが、メイク製品の種類、並びにメイクの塗布位置、塗布範囲及びグラデーションの勾配を含む群から選択される1以上である、請求項1又は2に記載のメイク提案方法。
【請求項4】
前記被観察状況に関する情報が、アイメイクが施される対象者の顏が直接観察される場合には、観察される距離についての情報を含み、アイメイクが施されるユーザの顏が画像を通じて観察される場合には、前記画像の処理についての情報を含む、請求項1又は2に記載のメイク提案方法。
【請求項5】
前記対象者の、前記観察にて知覚される目の大きさに関する要望をさらに取得し、
前記提案されるアイメイクが、前記要望にも適したアイメイクである、請求項1又は2に記載のメイク提案方法。
【請求項6】
アイメイクが施された対象者の顔の画像を取得し、
前記画像の前記アイメイクされた部分の空間周波数特性に基づき、前記アイメイクを、前記対象者の顏の被観察状況との適合について評価する、メイク評価方法。
【請求項7】
前記空間周波数特性が、前記画像の前記アイメイクの部分についての空間周波数パワースペクトルにおける高空間周波数成分の割合の多少、及び/又は前記空間周波数パワースペクトルにおける低空間周波数成分の割合の多少を含む、請求項6に記載のメイク評価方法。
【請求項8】
前記空間周波数特性を求めるために、
前記画像の前記アイメイクの部分について空間周波数パワースペクトル解析を行い、
所定の空間周波数帯域の空間周波数成分の強度に係る特徴量を算出することをさらに含み、
前記評価することが、前記特徴量を閾値と比較し、前記比較の結果に基づき前記アイメイクを評価することを含む、請求項6又は7に記載のメイク評価方法。
【請求項9】
前記被観察状況に関する情報が、アイメイクが施される前記対象者の顏が直接観察される場合には、観察される距離についての情報を含み、アイメイクが施されるユーザの顏が画像を通じて観察される場合には、前記画像の処理についての情報を含む、請求項6又は7に記載のメイク評価方法。
【請求項10】
前記対象者の、前記観察にて知覚される目の大きさに関する要望をさらに取得し、
前記アイメイクの評価が、前記要望との適合について評価することも含む、請求項6又は7に記載のメイク評価方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、メイク提案方法、メイク評価方法、メイク支援方法、メイク提案装置、及びメイク評価装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
美容の分野では、ユーザのメイクアップ(メイク)を支援するための様々な方法及び装置が知られている。例えば、引用文献1には、メイクを施した顔のシミュレーション画像の顏部品(顏パーツ)に対するユーザの興味度合に基づき、推奨されるメイクの候補をユーザに示したり、メイク候補に適合する商品情報を示したりする技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6748981号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ユーザのメイク顔が見られる状況は様々である。例えば、人と直接会って日常会話をするような場面で、近距離で観察者に見られる状況もあれば、大きな会場で講演を行うような場面で、遠く離れた観察者に見られる状況もある。また、画面を通じて顔が見られる状況もある。ここで、状況によってメイクの見え方が変わるという点は経験的に理解されているため、顔が見られる状況を考えてメイクを使い分けているユーザもいる。しかしながら、状況に合わせてメイクをしたつもりでも、それほどメイクの効果が得られないことがある。例えば、遠くから見られる状況でも目を大きく見せたいと思って、目を強調するメイクをしたつもりでも、実際には、目を大きくする効果がそれほど得られなかった等ということがある。しかしながら、顔が見られる状況に応じたユーザ所望のメイクを得るための技術は、これまでなかった。
【0005】
上記に鑑みて、本発明の一態様は、メイクが施された顏が見られる状況をも考慮した、メイクの支援を行うことを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様は、メイクが施される対象者の顏の被観察状況に関する情報を取得し、前記情報に基づき、前記被観察状況に適したメイクを提案することを含み、前記提案されるメイクが、所定の空間周波数特性をもたらすメイクを含む、メイク提案方法であってよい。
【発明の効果】
【0007】
本発明の一態様によれば、メイクが施された顏が見られる状況をも考慮した、メイクの支援を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の実施形態で用いられるデータベースの構築方法のフロー図である。
メイク提案方法のフロー図である。
メイク提案方法の具体例のフロー図である。
図3のメイク提案方法で提案されるメイクパターンの例を示す図である。
メイク提案装置の機能ブロック図である。
メイク評価方法のフロー図である。
メイク評価方法の具体例のフロー図である。
図7のメイク評価方法での評価結果の例を示す図である。
メイク評価装置の機能ブロック図である。
メイク提案装置及びメイク評価装置のハードウェア構成の一例を示す図である。
実施例における部分画像の形成を説明する図である。
実験例における画像のパワースペクトル図である。
実験例における画像についての観察距離と錯視量との関係を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明の一実施形態は、メイク支援に係る方法である。一実施形態は、メイク提案方法であって、メイクが施される対象者の顏の被観察状況に関する情報を取得し、前記情報に基づき、前記被観察状況に適したメイクを提案することを含み、前記提案されるメイクが、所定の空間周波数特性をもたらすメイクを含む方法である。また、別の一実施形態は、メイクが施された対象者の顔の画像を取得し、前記画像の前記メイクされた部分の空間周波数特性に基づき、前記メイクを、前記対象者の顏の被観察状況との適合について評価する方法である。
【0010】
本明細書において、「メイク(メイクアップ又は化粧とも言う)」とは、顔に所定材料を付することによって顔の印象を変化させる処置又は技術を指す。また、「メイク製品(メイク材又は化粧料とも言う)」は、上記メイクのために用いられる材料、すなわち、顔に付することで(多くの場合、顔に塗布することで)、顔の印象を変化させるための材料である。
(【0011】以降は省略されています)
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