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公開番号
2025088965
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-12
出願番号
2023203843
出願日
2023-12-01
発明の名称
洗浄料
出願人
株式会社 資生堂
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
A61K
8/25 20060101AFI20250605BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】十分な洗浄力を有し、かつ高い安定性と使用感とを実現できる洗浄料の提供。
【解決手段】(A)スメクタイト鉱物、(B)表面が親水性である雲母、および(C)水を含んでなる洗浄料。表面が親水性である雲母として、未処理雲母が好適に用いられる。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
(A)スメクタイト鉱物、
(B)表面が親水性である雲母、および
(C)水
を含んでなる洗浄料。
続きを表示(約 550 文字)
【請求項2】
(B)成分が、表面未処理雲母である、請求項1に記載の洗浄料。
【請求項3】
(B)成分の平均粒子径が10μm以上である、請求項1または2に記載の洗浄料。
【請求項4】
(A)成分が、モンモリロナイト、バイデライト、サポナイト、スチーブンサイト、およびヘクトライトからなる群から選択される、請求項1または2に記載の洗浄料。
【請求項5】
(A)成分または(B)成分以外の(D)無機粉末をさらに含む、請求項1または2に記載の洗浄料。
【請求項6】
(E)有機粉末をさらに含む、請求項1または2に記載の洗浄料。
【請求項7】
(F)保湿剤をさらに含んでなる、請求項1または2に記載の洗浄料。
【請求項8】
B型回転粘度計を用いて30℃で測定した粘度が10,000mPa・s以上である、請求項1または2に記載の洗浄料。
【請求項9】
25℃におけるpHが7~12である、請求項1または2に記載の洗浄料。
【請求項10】
(B)成分の含有率が、前記洗浄料の総質量を基準として1~20質量%である、請求項1または2に記載の洗浄料。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、皮膚などの洗浄に有効で、高い洗浄効果と高い高温安定性とを有する洗浄料に関するものである。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
昨今、環境に配慮のある洗浄料の開発が望まれている。これは、合成洗剤などを使用したあとの排水が環境汚染につながるため、それを防ぐことが望ましいからである。このような洗剤は、衣類用あるいは食器・食品用洗剤だけではなく、ボディソープ、シャンプー、または洗顔料などにおいても検討されている。
【0003】
環境に配慮のある洗浄料の多くは、天然材料を多く使用したものである。天然材料を使用した洗浄料は、合成材料を使用した洗浄料に比較して、一般的に環境負荷が低いためである。
【0004】
このような天然材料を用いた洗浄料の例として、無機物である粘土鉱物などの粉体をスクラブ剤として含むものが挙げられる。このようなスクラブ剤は、皮膚上にある皮脂や汗を物理的に吸着して除去するとともに、皮膚をマッサージする効果も発揮する。このため、このような洗浄料は、洗浄効果と、皮膚に対するマッサージ効果を併せて与えるために、優れた使用感を与えることができる。
【0005】
しかしながら、このような粉体を含む洗浄料のうち、液状洗浄料は、粉体が沈降しやすい傾向にある。そのような問題を解決するために、洗浄料の粘度を高くして、いわゆるジェル状洗浄料や固形洗浄料にすることも検討されている。洗浄料の粘度上昇には一般的に増粘剤が用いられるが、洗浄料に含まれる増粘剤とその他の成分の組み合わせによっては、十分な粘度が得られなかったり、保存によって粘度が低下するなどの現象が起こることがあった。
【0006】
このため、粘土鉱物を含む洗浄料に対して、粉体などのその他の成分を組合わせて、十分な粘度を実現することや、洗浄料の安定性などを改良する技術も検討されているが、本発明者らの検討によれば、さらなる改良が望まれていた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開2022-052473号公報
【発明の概要】
【0008】
本発明は、上記のような課題に鑑みて、粘土鉱物を含み、十分な洗浄力を有し、かつ高い安定性と使用感とを実現できる洗浄料を提供しようとするものである。
【0009】
本発明によれば、以下の発明が提供される。
[1]
(A)スメクタイト鉱物、
(B)表面が親水性である雲母、および
(C)水
を含んでなる洗浄料。
[2]
(B)成分が、表面未処理雲母である、[1]に記載の洗浄料。
[3]
(B)成分の平均粒子径が10μm以上である、[1]または[2]に記載の洗浄料。
[4]
(A)成分が、モンモリロナイト、バイデライト、サポナイト、スチーブンサイト、およびヘクトライトからなる群から選択される、[1]~[3]のいずれかに記載の洗浄料。
[5]
(A)成分または(B)成分以外の(D)無機粉末をさらに含む、[1]~[4]のいずれかに記載の洗浄料。
[6]
(E)有機粉末をさらに含む、[1]~[5]のいずれかに記載の洗浄料。
[7]
(F)保湿剤をさらに含んでなる、[1]~[6]のいずれかに記載の洗浄料。
[8]
B型回転粘度計を用いて30℃で測定した粘度が10,000mPa・s以上である、[1]~[7]のいずれかに記載の洗浄料。
[9]
25℃におけるpHが7~12である、[1]~[8]のいずれかに記載の洗浄料。
[10]
(B)成分の含有率が、前記洗浄料の総質量を基準として1~20質量%である、[1]~[9]のいずれかに記載の洗浄料。
[11]
(A)成分の含有率に対する(B)成分の含有率の比B/Aが、0.1~20である、[1]~[10]のいずれかに記載の洗浄料。
【0010】
本発明によれば、粘土鉱物による洗浄力を十分に発揮するとともに、優れた安定性と使用性とを発揮する洗浄料が提供される。そして、本発明による洗浄料は、洗浄後の肌の外観を改良する作用もあり、洗浄後に肌に明るさをもたらすことができる。
【発明の概要】
発明の具体的説明
(【0011】以降は省略されています)
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