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公開番号
2025088912
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-12
出願番号
2023203742
出願日
2023-12-01
発明の名称
容器
出願人
株式会社 資生堂
代理人
個人
,
個人
主分類
B65D
8/06 20060101AFI20250605BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】内側容器の収容量を減らさずかつ外観を大きく損わせることなく大きな力を必要とせずに内側容器を外側容器から取り出す。
【解決手段】収容物が収容される内側容器と、内側容器が収容される外側容器とを有し、外側容器が、蓋体とねじ係合するねじ構造を外側面に具備する上側容器部と、上側容器部に連続した下側容器部とを有し、上側容器部は周方向の一部に切り欠き部を有し、内側容器は、収容物が収容される本体部と、本体部の外側面に対して所定の間隔を隔てて沿うように延びた舌片とを有し、切り欠き部は上側容器部の厚み方向における外周側に第1の係合部を有し、内側容器は、外側容器に収容されると、舌片が切り欠き部に入り込んで舌片の側辺に設けられた第2の係合部が第1の係合部と係合され、舌片が本体部側に撓むことで、第1の係合部と第2の係合部との係合が解除される。
【選択図】図9
特許請求の範囲
【請求項1】
第1の開口を具備し、前記第1の開口から収容物が収容される内側容器と、
第2の開口を具備し、前記第2の開口から前記内側容器が収容される外側容器と、
前記第2の開口を塞ぐ蓋体と、を有する容器であって、
前記外側容器が、
前記蓋体とねじ係合するねじ構造を外側面に具備する筒状の上側容器部と、
前記上側容器部の前記第2の開口とは反対側に連続した下側容器部と、を有し、
前記上側容器部は、周方向の一部に前記第2の開口から第1の長さだけ切り欠かれた切り欠き部を有し、
前記内側容器は、
前記収容物が収容される本体部と、
前記本体部の前記第1の開口側の端部とつながり、該端部から前記本体部の外側面に対して所定の間隔を隔てて沿うように前記第1の長さ以下の第2の長さだけ延びた舌片と、を有し、
前記切り欠き部は、前記上側容器部の厚み方向における外周側に第1の係合部を有し、
前記内側容器は、前記外側容器に収容されると、前記舌片が前記切り欠き部に入り込んで前記舌片の側辺に設けられた第2の係合部が前記第1の係合部と係合され、前記舌片が前記本体部側に撓むことで、前記第1の係合部と前記第2の係合部との係合が解除される、容器。
続きを表示(約 390 文字)
【請求項2】
前記第2の係合部は、前記舌片の先端近傍の側辺に設けられている、請求項1に記載の容器。
【請求項3】
前記第1及び第2の係合部は、互い違いとなる凹凸である、請求項1に記載の容器。
【請求項4】
前記切り欠き部は、前記第2の係合部が前記第1の係合部に係合する際に前記舌片を変形させる係合準備部を有し、前記第2の係合部は、前記舌片が変形した後に該変形が解除された状態で前記第1の係合部と係合する、請求項3に記載の容器。
【請求項5】
前記切り欠き部の前記第1の長さは、前記上側容器部の前記下側容器部との連続方向の長さと同一である、請求項1に記載の容器。
【請求項6】
前記内側容器は、前記第1の開口側の端部に、前記上側容器部の前記第2の開口側の端面に面接触する鍔部を有する、請求項1に記載の容器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、容器に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、化粧品等の収容物が収容される容器においては、環境問題等の観点から、いわゆるレフィルといった収容物を詰め替え可能に構成されたものが知られている。
【0003】
特許文献1には、広口容器にレフィル容器を収容可能な二重容器が開示されている。特許文献1の図9に開示された二重容器は、広口容器の口部側に、嵌合用の切欠きと係合用手段付薄肉部とを有するとともに、レフィル容器の口部から一段下がったところにフランジを有し、さらにそのフランジから下方に延びた舌片と係合用手段付薄肉部とを有している。そして、切欠き内に舌片を嵌入させた状態で互いの係合用手段を係合させることによって、広口容器内にレフィル容器を保持する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第6448471号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1の図9に開示された二重容器においては、舌片を内側に撓ませることで、舌片と切欠きとの係合が解除され、レフィル容器を広口容器から取り出すことになる。そのため、切欠きの深さが浅く舌片の長さが短い場合、舌片を内側に撓ませるためには大きな力が必要となってしまう。一方、舌片を小さな力で内側に撓ませるために、切欠きの深さを深くするとともに舌片の長さを長くした場合、外観が悪化してしまうという問題点がある。特に、いわゆるプレミアム感といった高級感が損なわれてしまう。
【0006】
また、特許文献1の図7に示すようにレフィル容器自体を内側に撓ませてレフィル容器を広口容器から取り出す場合は、特許文献1の図6に示すようにレフィル容器と広口容器との間にレフィル容器が撓む分の隙間を設けておく必要がある。それにより、レフィル容器に収容される収容物の収容量がその分少なくなってしまうという問題点がある。
【0007】
本発明は、上述したような従来の技術が有する問題点に鑑みてなされたものであって、内側容器が外側容器に収容される容器において、内側容器の収容量を減らさずかつ外観を大きく損わせることなく大きな力を必要とせずに内側容器を外側容器から取り出すことができる容器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成するために本発明は、
第1の開口を具備し、前記第1の開口から収容物が収容される内側容器と、
第2の開口を具備し、前記第2の開口から前記内側容器が収容される外側容器と、
前記第2の開口を塞ぐ蓋体と、を有する容器であって、
前記外側容器が、
前記蓋体とねじ係合するねじ構造を外側面に具備する筒状の上側容器部と、
前記上側容器部の前記第2の開口とは反対側に連続した下側容器部と、を有し、
前記上側容器部は、周方向の一部に前記第2の開口から第1の長さだけ切り欠かれた切り欠き部を有し、
前記内側容器は、
前記収容物が収容される本体部と、
前記本体部の前記第1の開口側の端部とつながり、該端部から前記本体部の外側面に対して所定の間隔を隔てて沿うように前記第1の長さ以下の第2の長さだけ延びた舌片と、を有し、
前記切り欠き部は、前記上側容器部の厚み方向における外周側に第1の係合部を有し、
前記内側容器は、前記外側容器に収容されると、前記舌片が前記切り欠き部に入り込んで前記舌片の側辺に設けられた第2の係合部が前記第1の係合部と係合され、前記舌片が前記本体部側に撓むことで、前記第1の係合部と前記第2の係合部との係合が解除される、容器である。
【0009】
上記のように構成された本発明においては、内側容器が外側容器に収容されると、内側容器の舌片が、外側容器のうち蓋体とねじ係合するねじ構造を具備する上側容器部に設けられた切り欠き部に入り込み、舌片の側辺に設けられた第2の係合部が、切り欠き部に設けられた第1の係合部と係合される。ここで、舌片は、本体部とつながった端部から本体部の外側面に対して一定の間隔を隔てて沿うように延びているため、本体部側に撓ませることができる。一方、第1の係合部は切り欠き部の厚み方向における外周側に設けられているため、舌片を本体部側に撓ませると、第1の係合部と第2の係合部との係合が解除される。
【0010】
このように、外側容器が蓋体とねじ係合されて蓋体が取り付けられた場合に蓋体によって隠れる領域に、内側容器を外側容器から取り出す際に撓ませる舌片及び切り欠き部が配置されているので、外観を大きく損なわせることなく舌片と切り欠き部の大きさを大きくすることができ、舌片の大きさを大きくできることで、大きな力を必要とせずに内側容器を外側容器から取り出すことができる。また、舌片が本体部とつながった端部から本体部の外側面に対して所定の間隔を隔てて沿うように延びているとともに、第1の係合部が切り欠き部の厚み方向における外周側に設けられていることで、舌片を撓ませるための隙間を内側容器と外側容器との間に設けておく必要がなく、それにより、内側容器の収容量が減ることが回避される。
(【0011】以降は省略されています)
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