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公開番号
2025080739
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-26
出願番号
2024137885,2023193963
出願日
2024-08-19,2023-11-14
発明の名称
リンゴンベリー、アムラおよびハイビスカスの組み合わせ
出願人
株式会社 資生堂
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
A61K
36/185 20060101AFI20250519BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】リンゴンベリー、アムラおよびハイビスカスの組み合わせを提供する。
【解決手段】リンゴンベリー、アムラおよびハイビスカスの組み合わせ。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
リンゴンベリー、アムラおよびハイビスカスを含んでなる組成物。
続きを表示(約 860 文字)
【請求項2】
コラーゲンの産生を促進するための、請求項1に記載の組成物。
【請求項3】
リンゴンベリーを含んでなる、コラーゲンの産生を促進するための組成物であって、アムラおよびハイビスカスと組み合わせて使用するための、組成物。
【請求項4】
アムラを含んでなる、コラーゲンの産生を促進するための組成物であって、リンゴンベリーおよびハイビスカスと組み合わせて使用するための、組成物。
【請求項5】
ハイビスカスを含んでなる、コラーゲンの産生を促進するための組成物であって、リンゴンベリーおよびアムラと組み合わせて使用するための、組成物。
【請求項6】
肌荒れ、肌のうるおい、目尻のしわまたは小じわ、ほうれい線の目立ち、肌のハリまたは弾力、肌のやわらかさ、および髪のつやからなる群から選択される1種以上の改善のための、請求項1~5のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項7】
リンゴンベリーの乾燥重量をCA、アムラの乾燥重量をCBとした場合、CA/CBが0.2~2.5になるように使用するための、請求項1~5のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項8】
アムラの乾燥重量をCB、ハイビスカスの乾燥重量をCDとした場合、CB/CDが0.15~2.5になるように使用するための、請求項1~5のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項9】
リンゴンベリーの乾燥重量をCA、ハイビスカスの乾燥重量をCDとした場合、CA/CDが0.1~1になるように使用するための、請求項1~5のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項10】
リンゴンベリーの乾燥重量をCA、アムラの乾燥重量をCB、ハイビスカスの乾燥重量をCDとした場合、CA/CBが0.2~2.5かつCB/CDが0.15~2.5になるように使用するための、請求項1~5のいずれか一項に記載の組成物。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、リンゴンベリー、アムラおよびハイビスカスの組み合わせに関する。
続きを表示(約 4,600 文字)
【背景技術】
【0002】
皮膚は外側から角層、表皮、基底膜および真皮より構成されており、真皮はその中でも最も領域の広い部分であり、表皮ほど細胞が密に詰まっておらず、むしろ細胞外空間が多く、「細胞外マトリックス」と呼ばれる巨大分子の網目構造によって満たされている。この細胞外マトリックスは、真皮内の線維芽細胞等において産生され、ヒアルロン酸やデルマタン硫酸等の酸性ムコ多糖と呼ばれる多糖類と、コラーゲン、エラスチン等の線維性タンパク質で構成されている。細胞外マトリックスは、皮膚の弾力性、はり、みずみずしさ、新陳代謝等に直接的に関わっており、線維芽細胞等における細胞外マトリックスの産生が鈍ると、皮膚の弾力性やみずみずしさが失われ、シワ、小ジワ、肌荒れが発生しやすくなり、皮膚老化がもたらされる一因になる。
【0003】
上記線維性タンパク質は主にコラーゲンからなり、その中でもI型コラーゲンが全体の80%を占める。I型コラーゲンのほかにはIII、V、XII、およびXIV型コラーゲンの存在が知られている。老化皮膚に見られるシワ・たるみの成因の一つは、皮膚組織が加齢に伴い菲薄化することによる。老化した皮膚において、真皮の主要なマトリックス成分であるコラーゲン線維の減少が著しく、このことが皮膚の厚さが減少する主たる原因となっている可能性が高い。したがって、コラーゲンの産生を促進させてコラーゲン量を維持することが、シワ・たるみの予防・改善に有効であると考えられる。また、コラーゲンの産生促進は、上記以外にも、皮膚の創傷治癒等の改善にも有効であると考えられる。
【0004】
このようなコラーゲン産生促進作用を有する成分としては、例えば、N-ベンゾイルグリシルグリシン(特許文献1)等、従来より種々の成分が知られているが、一方で、より効果の高いコラーゲン産生促進作用を有する成分や製品の開発が現在でも求められている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2014-055116号公報
【発明の概要】
【0006】
本発明者らは、新たにリンゴンベリー、アムラおよびハイビスカスの組み合わせを見出した。本発明はこの知見に基づくものである。
【0007】
よって、本発明は、リンゴンベリー、アムラおよびハイビスカスの組み合わせを提供する。
【0008】
本発明によれば、以下の発明が提供される。
(1)リンゴンベリー、アムラおよびハイビスカスを含んでなる組成物。
(2)コラーゲンの産生を促進するための、(1)に記載の組成物。
(3)リンゴンベリーを含んでなる、コラーゲンの産生を促進するための組成物であって、アムラおよびハイビスカスと組み合わせて使用するための、組成物。
(4)アムラを含んでなる、コラーゲンの産生を促進するための組成物であって、リンゴンベリーおよびハイビスカスと組み合わせて使用するための、組成物。
(5)ハイビスカスを含んでなる、コラーゲンの産生を促進するための組成物であって、リンゴンベリーおよびアムラと組み合わせて使用するための、組成物。
(6)肌荒れ、肌のうるおい、目尻のしわまたは小じわ、ほうれい線の目立ち、肌のハリまたは弾力、肌のやわらかさ、および髪のつやからなる群から選択される1種以上の改善ための、(1)~(5)のいずれかに記載の組成物。
(7)リンゴンベリーの乾燥重量をCA、アムラの乾燥重量をCBとした場合、CA/CBが0.2~2.5になるように使用するための、(1)~(6)のいずれかに記載の組成物。
(8)アムラの乾燥重量をCB、ハイビスカスの乾燥重量をCDとした場合、CB/CDが0.15~2.5になるように使用するための、(1)~(7)のいずれかに記載の組成物。
(9)リンゴンベリーの乾燥重量をCA、ハイビスカスの乾燥重量をCDとした場合、CA/CDが0.1~1になるように使用するための、(1)~(8)のいずれかに記載の組成物。
(10)経口用組成物である、(1)~(9)のいずれかに記載の組成物。
(11)コラーゲンの産生の促進を目的とする薬剤の製造のための、リンゴンベリー、アムラおよびハイビスカスの組み合わせの使用。
(12)肌荒れ、肌のうるおい、目尻のしわまたは小じわ、ほうれい線の目立ち、肌のハリまたは弾力、肌のやわらかさ、および髪のつやからなる群から選択される1種以上の改善を目的とする薬剤の製造のための、リンゴンベリー、アムラおよびハイビスカスの組み合わせの使用。
(13)リンゴンベリーの乾燥重量をCA、アムラの乾燥重量をCBとした場合、CA/CBが0.2~2.5になるように使用するための、(11)または(12)に記載の使用。
(14)アムラの乾燥重量をCB、ハイビスカスの乾燥重量をCDとした場合、CB/CDが0.15~2.5になるように使用するための、(11)~(13)のいずれかに記載の使用。
(15)リンゴンベリーの乾燥重量をCA、ハイビスカスの乾燥重量をCDとした場合、CA/CDが0.1~1になるように使用するための、(11)~(14)のいずれかに記載の使用。
(16)リンゴンベリー、アムラまたはハイビスカスが経口用組成物の形態である、(11)~(15)のいずれかに記載の使用。
(17)リンゴンベリー、アムラおよびハイビスカスの組み合わせの、コラーゲンの産生を促進するための使用。
(18)肌荒れ、肌のうるおい、目尻のしわまたは小じわ、ほうれい線の目立ち、肌のハリまたは弾力、肌のやわらかさ、および髪のつやからなる群から選択される1種以上の改善のための、リンゴンベリー、アムラおよびハイビスカスの組み合わせの使用。
(19)リンゴンベリーの乾燥重量をCA、アムラの乾燥重量をCBとした場合、CA/CBが0.2~2.5になるように使用するための、(17)または(18)に記載の使用。
(20)アムラの乾燥重量をCB、ハイビスカスの乾燥重量をCDとした場合、CB/CDが0.15~2.5になるように使用するための、(17)~(19)のいずれかに記載の使用。
(21)リンゴンベリーの乾燥重量をCA、ハイビスカスの乾燥重量をCDとした場合、CA/CDが0.1~1になるように使用するための、(17)~(20)のいずれかに記載の使用。
(22)リンゴンベリー、アムラまたはハイビスカスが経口用組成物の形態である、(17)~(21)のいずれかに記載の使用。
(23)コラーゲンの産生を促進するための、リンゴンベリー、アムラおよびハイビスカスの組み合わせ。
(24)肌荒れ、肌のうるおい、目尻のしわまたは小じわ、ほうれい線の目立ち、肌のハリまたは弾力、肌のやわらかさ、および髪のつやからなる群から選択される1種以上の改善のための、リンゴンベリー、アムラおよびハイビスカスの組み合わせ。
(25)リンゴンベリーの乾燥重量をCA、アムラの乾燥重量をCBとした場合、CA/CBが0.2~2.5になるように使用するための、(23)または(24)に記載の組み合わせ。
(26)アムラの乾燥重量をCB、ハイビスカスの乾燥重量をCDとした場合、CB/CDが0.15~2.5になるように使用するための、(23)~(25)のいずれかに記載の組み合わせ。
(27)リンゴンベリーの乾燥重量をCA、ハイビスカスの乾燥重量をCDとした場合、CA/CDが0.1~1になるように使用するための、(23)~(26)のいずれかに記載の組み合わせ。
(28)リンゴンベリー、アムラまたはハイビスカスが経口用組成物の形態である、(23)~(27)のいずれかに記載の組み合わせ。
(29)被験体において、コラーゲンの産生を促進するための方法であって、リンゴンベリー、アムラおよびハイビスカスの組み合わせの有効量を投与することを含む、方法。
(30)被験体における、肌荒れ、肌のうるおい、目尻のしわまたは小じわ、ほうれい線の目立ち、肌のハリまたは弾力、肌のやわらかさ、および髪のつやからなる群から選択される1種以上の改善のための方法であって、リンゴンベリー、アムラおよびハイビスカスの組み合わせの有効量を投与することを含む、方法。
(31)リンゴンベリーの乾燥重量をCA、アムラの乾燥重量をCBとした場合、CA/CBが0.2~2.5になるように投与するための、(29)または(30)に記載の方法。
(32)アムラの乾燥重量をCB、ハイビスカスの乾燥重量をCDとした場合、CB/CDが0.15~2.5になるように投与するための、(29)~(31)のいずれかに記載の方法。
(33)リンゴンベリーの乾燥重量をCA、ハイビスカスの乾燥重量をCDとした場合、CA/CDが0.1~1になるように投与するための、(29)~(32)のいずれかに記載の方法。
(34)リンゴンベリー、アムラまたはハイビスカスが経口用組成物の形態である、(29)~(33)のいずれかに記載の方法。
【0009】
本発明によれば、リンゴンベリー、アムラおよびハイビスカスの組み合わせが提供される。本発明の組み合わせを用いることにより、効果的にコラーゲンの産生を促進することも可能である。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、リンゴンベリー、アムラおよびハイビスカスを単独または組み合わせて適用した場合の、コラーゲンの産生促進効果を評価したグラフである。
図2は、リンゴンベリー、アムラおよびハイビスカスを単独または組み合わせて適用した場合の、肌荒れの改善効果を評価したグラフである。
図3は、リンゴンベリー、アムラおよびハイビスカスを単独または組み合わせて適用した場合の、肌のうるおいの改善効果を評価したグラフである。
図4は、リンゴンベリー、アムラおよびハイビスカスを単独または組み合わせて適用した場合の、目尻のしわまたは小じわの改善効果を評価したグラフである。
図5は、リンゴンベリー、アムラおよびハイビスカスを単独または組み合わせて適用した場合の、ほうれい線の目立ちの改善効果を評価したグラフである。
図6は、リンゴンベリー、アムラおよびハイビスカスを単独または組み合わせて適用した場合の、肌のハリまたは弾力の改善効果を評価したグラフである。
図7は、リンゴンベリー、アムラおよびハイビスカスを単独または組み合わせて適用した場合の、肌のやわらかさの改善効果を評価したグラフである。
図8は、リンゴンベリー、アムラおよびハイビスカスを単独または組み合わせて適用した場合の、髪のつやの改善効果を評価したグラフである。
【発明の具体的説明】
(【0011】以降は省略されています)
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