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10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025062194
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-14
出願番号
2023171095
出願日
2023-10-02
発明の名称
レジスト組成物、レジストパターン形成方法、化合物及び高分子化合物
出願人
東京応化工業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
G03F
7/039 20060101AFI20250407BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】感度、解像性、及びエッチング耐性が良好なレジスト組成物、レジストパターン形成方法、高分子化合物、化合物を提供する。
【解決手段】露光により酸を発生し、かつ、酸の作用により現像液に対する溶解性が変化するレジスト組成物を採用する。レジスト組成物は、下記一般式(a0-1)で表される構成単位(a0)を有する樹脂成分を含有する。式中、Arは芳香環である。L
1
及びL
2
は、2価の連結基又は単結合である。Rsは、ヨウ素原子以外の置換基を表す。C
01
は、第2級炭素原子又は第3級炭素原子である。酸解離性基は、C
01
のα位とC
01
のβ位とで形成される炭素-炭素不飽和結合を有する。R
12
及びR
13
は、置換基を有してもよい鎖状炭化水素基であるか、又はR
12
とR
13
とが相互に結合して、置換基を有してもよい脂環式基を形成する。n
1
は1以上である。n
2
は0以上である。
[化1]
<com:Image com:imageContentCategory="Drawing"> <com:ImageFormatCategory>TIFF</com:ImageFormatCategory> <com:FileName>2025062194000106.tif</com:FileName> <com:HeightMeasure com:measureUnitCode="Mm">35</com:HeightMeasure> <com:WidthMeasure com:measureUnitCode="Mm">170</com:WidthMeasure> </com:Image> 【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
露光により酸を発生し、かつ、酸の作用により現像液に対する溶解性が変化するレジスト組成物であって、
酸の作用により現像液に対する溶解性が変化する樹脂成分(A1)を含有し、
前記樹脂成分(A1)は、下記一般式(a0-1)で表される構成単位(a0)を有する、レジスト組成物。
TIFF
2025062194000099.tif
45
170
[式中、R
01
は、炭素原子数1~5のアルキル基、炭素原子数1~5のハロゲン化アルキル基又は水素原子である。Arは芳香環である。L
1
及びL
2
は、それぞれ独立に、2価の連結基又は単結合である。Rsは、ヨウ素原子以外の置換基を表す。
C
01
は、第2級炭素原子又は第3級炭素原子である。-C
01
(R
11
)(R
12
)(R
13
)基は、C
01
のα位と、前記α位に隣接するC
01
のβ位とで形成される炭素-炭素不飽和結合を有する。
C
01
が第2級炭素原子である場合、R
11
は、水素原子である。R
12
及びR
13
は、それぞれ独立に、置換基を有してもよい鎖状炭化水素基であるか、又はR
12
とR
13
とが相互に結合して、C
01
と共に、置換基を有してもよい脂環式基を形成する。
C
01
が第3級炭素原子である場合、R
11
は、置換基を有してもよい鎖状炭化水素基である。R
12
及びR
13
は、それぞれ独立に、置換基を有してもよい鎖状炭化水素基であるか、又はR
12
とR
13
とが相互に結合して、C
01
と共に、置換基を有してもよい脂環式基を形成する。
n
1
は、原子価が許容する限り、1以上の整数である。n
2
は、原子価が許容する限り、0以上の整数である。n
2
が2以上である場合、複数のRsは、それぞれ同じでもよく異なってもよい。]
続きを表示(約 3,200 文字)
【請求項2】
前記一般式(a0-1)において、R
12
とR
13
とが相互に結合して、C
01
と共に、置換基を有してもよい脂環式基を形成する、請求項1に記載のレジスト組成物。
【請求項3】
前記樹脂成分(A1)は、下記一般式(a10-1)で表される構成単位(a10)をさらに有する、請求項1に記載のレジスト組成物。
TIFF
2025062194000100.tif
52
170
[式中、R
x1
は、炭素原子数1~5のアルキル基、炭素原子数1~5のハロゲン化アルキル基又は水素原子である。Ya
x1
は、2価の連結基又は単結合である。Wa
x1
は、置換基を有してもよい芳香族炭化水素基である。n
ax1
は、1以上の整数である。]
【請求項4】
前記樹脂成分(A1)は、下記一般式(a5-1)で表される構成単位(a5)をさらに有する、請求項1に記載のレジスト組成物。
TIFF
2025062194000101.tif
70
170
[式中、R
m
は、炭素原子数1~5のアルキル基、炭素原子数1~5のハロゲン化アルキル基、ハロゲン原子又は水素原子である。La
1
は、2価の連結基又は単結合である。Ra
050
は、置換基を有してもよい2価の炭化水素基である。n
a5
は、0~2の整数である。La
0
は、2価の連結基である。Ya
0
は、ヘテロ原子を有してもよい2価の連結基、又は単結合である。Ra
051
及びRa
052
は、それぞれ独立に、水素原子、フッ素原子又はフッ素化アルキル基である。n0は、1~4の整数である。mは1以上の整数であって、M’
m+
は、m価のオニウムカチオンである。]
【請求項5】
前記樹脂成分(A1)中の前記構成単位(a0)の割合は、前記樹脂成分(A1)を構成する全構成単位の合計(100モル%)に対して、20モル%以上80モル%以下である、請求項1に記載のレジスト組成物。
【請求項6】
支持体上に、請求項1~5のいずれか一項に記載のレジスト組成物を用いてレジスト膜を形成する工程、前記レジスト膜を露光する工程、及び前記露光後のレジスト膜を現像してレジストパターンを形成する工程を有する、レジストパターン形成方法。
【請求項7】
下記一般式(a0-m1)で表される、化合物。
TIFF
2025062194000102.tif
45
170
[式中、R
01
は、炭素原子数1~5のアルキル基、炭素原子数1~5のハロゲン化アルキル基又は水素原子である。Arは芳香環である。L
1
及びL
2
は、それぞれ独立に、2価の連結基又は単結合である。Rsは、ヨウ素原子以外の置換基を表す。
C
01
は、第2級炭素原子又は第3級炭素原子である。-C
01
(R
11
)(R
12
)(R
13
)基は、C
01
のα位と、前記α位に隣接するC
01
のβ位とで形成される炭素-炭素不飽和結合を有する。
C
01
が第2級炭素原子である場合、R
11
は、水素原子である。R
12
及びR
13
は、それぞれ独立に、置換基を有してもよい鎖状炭化水素基であるか、又はR
12
とR
13
とが相互に結合して、C
01
と共に、置換基を有してもよい脂環式基を形成する。
C
01
が第3級炭素原子である場合、R
11
は、置換基を有してもよい鎖状炭化水素基である。R
12
及びR
13
は、それぞれ独立に、置換基を有してもよい鎖状炭化水素基であるか、又はR
12
とR
13
とが相互に結合して、C
01
と共に、置換基を有してもよい脂環式基を形成する。
n
1
は、原子価が許容する限り、1以上の整数である。n
2
は、原子価が許容する限り、0以上の整数である。n
2
が2以上である場合、複数のRsは、それぞれ同じでもよく異なってもよい。]
【請求項8】
前記一般式(a0-m1)において、R
12
とR
13
とが相互に結合して、C
01
と共に、置換基を有してもよい脂環式基を形成する、請求項7に記載の化合物。
【請求項9】
下記一般式(a0-1)で表される構成単位(a0)を有する高分子化合物。
TIFF
2025062194000103.tif
45
170
[式中、R
01
は、炭素原子数1~5のアルキル基、炭素原子数1~5のハロゲン化アルキル基又は水素原子である。Arは芳香環である。L
1
及びL
2
は、それぞれ独立に、2価の連結基又は単結合である。Rsは、ヨウ素原子以外の置換基を表す。
C
01
は、第2級炭素原子又は第3級炭素原子である。-C
01
(R
11
)(R
12
)(R
13
)基は、C
01
のα位と、前記α位に隣接するC
01
のβ位とで形成される炭素-炭素不飽和結合を有する。
C
01
が第2級炭素原子である場合、R
11
は、水素原子である。R
12
及びR
13
は、それぞれ独立に、置換基を有してもよい鎖状炭化水素基であるか、又はR
12
とR
13
とが相互に結合して、C
01
と共に、置換基を有してもよい脂環式基を形成する。
C
01
が第3級炭素原子である場合、R
11
は、置換基を有してもよい鎖状炭化水素基である。R
12
及びR
13
は、それぞれ独立に、置換基を有してもよい鎖状炭化水素基であるか、又はR
12
とR
13
とが相互に結合して、C
01
と共に、置換基を有してもよい脂環式基を形成する。
n
1
は、原子価が許容する限り、1以上の整数である。n
2
は、原子価が許容する限り、0以上の整数である。n
2
が2以上である場合、複数のRsは、それぞれ同じでもよく異なってもよい。]
【請求項10】
前記一般式(a0-1)において、R
12
とR
13
とが相互に結合して、C
01
と共に、置換基を有してもよい脂環式基を形成する、請求項9に記載の高分子化合物。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、レジスト組成物、レジストパターン形成方法、化合物及び高分子化合物に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、半導体素子や液晶表示素子の製造においては、リソグラフィー技術の進歩により急速にパターンの微細化が進んでいる。微細化の手法としては、一般に、露光光源の短波長化(高エネルギー化)が行われている。
【0003】
レジスト材料には、これらの露光光源に対する感度、微細な寸法のパターンを再現できる解像性等のリソグラフィー特性が求められる。
このような要求を満たすレジスト材料として、従来、酸の作用により現像液に対する溶解性が変化する基材成分と、露光により酸を発生する酸発生剤成分と、を含有する化学増幅型レジスト組成物が用いられている。
化学増幅型レジスト組成物においては、一般的に、リソグラフィー特性等の向上のために、前記基材成分として、複数の構成単位を有する樹脂が用いられている。
【0004】
化学増幅型レジスト組成物においては、一般的に、リソグラフィー特性等の向上のために、前記基材成分として、複数の構成単位を有する樹脂が用いられている。
例えば、特許文献1には、芳香族炭化水素基に環状の酸分解性基が結合した構成単位を有する樹脂成分を含有するレジスト組成物が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2019-219469号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
リソグラフィー技術のさらなる進歩、レジストパターンの微細化がますます進むなか、例えば、EUVやEBによるリソグラフィーでは、数十nmの微細なパターン形成が目標とされる。このようにレジストパターン寸法が小さくなるほど、感度及び解像性等のリソグラフィー特性を各々トレードオフすることなく、改善することが求められる。
しかしながら、これらのリソグラフィー特性はトレードオフの関係にあり、これらの特性をいずれも満足させることは困難である。
さらに、微細パターンにおけるレジスト膜の薄膜化に伴い、エッチング耐性の高いレジスト膜を形成可能なレジスト組成物が求められている。
【0007】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、感度、解像性、及びエッチング耐性のいずれも良好なレジスト組成物、当該レジスト組成物を用いたレジストパターン形成方法、当該レジスト組成物の製造に利用可能な高分子化合物、並びに当該高分子化合物の合成に利用可能な化合物を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は、以下の態様を含む。
すなわち、本発明の第1の態様は、露光により酸を発生し、かつ、酸の作用により現像液に対する溶解性が変化するレジスト組成物であって、酸の作用により現像液に対する溶解性が変化する樹脂成分(A1)を含有し、前記樹脂成分(A1)は、下記一般式(a0-1)で表される構成単位(a0)を有する、レジスト組成物である。
【0009】
TIFF
2025062194000001.tif
45
170
[式中、R
01
は、炭素原子数1~5のアルキル基、炭素原子数1~5のハロゲン化アルキル基又は水素原子である。Arは芳香環である。L
1
及びL
2
は、それぞれ独立に、2価の連結基又は単結合である。Rsは、ヨウ素原子以外の置換基を表す。
C
01
は、第2級炭素原子又は第3級炭素原子である。-C
01
(R
11
)(R
12
)(R
13
)基は、C
01
のα位と、前記α位に隣接するC
01
のβ位とで形成される炭素-炭素不飽和結合を有する。
C
01
が第2級炭素原子である場合、R
11
は、水素原子である。R
12
及びR
13
は、それぞれ独立に、置換基を有してもよい鎖状炭化水素基であるか、又はR
12
とR
13
とが相互に結合して、C
01
と共に、置換基を有してもよい脂環式基を形成する。
C
01
が第3級炭素原子である場合、R
11
は、置換基を有してもよい鎖状炭化水素基である。R
12
及びR
13
は、それぞれ独立に、置換基を有してもよい鎖状炭化水素基であるか、又はR
12
とR
13
とが相互に結合して、C
01
と共に、置換基を有してもよい脂環式基を形成する。
n
1
は、原子価が許容する限り、1以上の整数である。n
2
は、原子価が許容する限り、0以上の整数である。n
2
が2以上である場合、複数のRsは、それぞれ同じでもよく異なってもよい。]
【0010】
本発明の第2の態様は、支持体上に、前記第1の態様に係るレジスト組成物を用いてレジスト膜を形成する工程、前記レジスト膜を露光する工程、及び前記露光後のレジスト膜を現像してレジストパターンを形成する工程を有するレジストパターン形成方法である。
(【0011】以降は省略されています)
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