TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025074558
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-14
出願番号
2023185434
出願日
2023-10-30
発明の名称
感光性組成物、積層体の製造方法、硬化パターン形成方法及び積層体
出願人
東京応化工業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
G03F
7/038 20060101AFI20250507BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】支持体と硬化パターンとの密着性が高められ、良好な形状の硬化パターンを形成することのできる感光性組成物、積層体の製造方法、積層体、及び、硬化パターンを提供する。
【解決手段】多官能エポキシ化合物(A)と、液状脂環式エポキシ化合物(M)と、光酸発生剤(I)と、を含有し、前記多官能エポキシ化合物(A)は、ノボラック型エポキシ樹脂(A1)と、下記一般式(a0)で表される構成単位(a0)を有する多官能脂肪族エポキシ化合物(A2)とを含む、感光性組成物。式(a0)中、R
EP2
はエポキシ基含有基を表す。n
2
は1~4の整数を表す。
[化1]
<com:Image com:imageContentCategory="Drawing"> <com:ImageFormatCategory>TIFF</com:ImageFormatCategory> <com:FileName>2025074558000057.tif</com:FileName> <com:HeightMeasure com:measureUnitCode="Mm">26</com:HeightMeasure> <com:WidthMeasure com:measureUnitCode="Mm">170</com:WidthMeasure> </com:Image> 【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
多官能エポキシ化合物(A)と、
液状脂環式エポキシ化合物(M)と、
光酸発生剤(I)と、を含有し、
前記多官能エポキシ化合物(A)は、ノボラック型エポキシ樹脂(A1)と、下記一般式(a0)で表される構成単位(a0)を有す多官能脂肪族エポキシ化合物(A0)とを含む、
感光性組成物。
TIFF
2025074558000053.tif
26
170
[式中、R
EP0
はエポキシ基含有基を表す。n
0
は1~4の整数を表す。]
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
前記ノボラック型エポキシ樹脂(A1)は、下記一般式(anv0)で表されるエポキシ樹脂を含む、請求項1に記載の感光性組成物。
TIFF
2025074558000054.tif
81
170
[式中、R
p1
及びR
p2
は、それぞれ独立に、水素原子又は炭素原子数1~5のアルキル基を表す。複数のR
p1
は、互いに同一であってもよく、異なってもよい。複数のR
p2
は、互いに同一であってもよく、異なってもよい。n
1
は1~5の整数を表す。R
EP
は、エポキシ基含有基を表す。複数のR
EP
は、互いに同一であってもよく、異なってもよい。]
【請求項3】
前記液状脂環式エポキシ化合物(M)は、下記一般式(m1)で表される部分構造を有する化合物を含む、請求項1又は2に記載の感光性組成物。
TIFF
2025074558000055.tif
21
170
[式中、n
2
は1~4の整数を表す。*は結合手を表す。]
【請求項4】
前記液状脂環式エポキシ化合物(M)は、下記一般式(m1-1)で表される化合物を含む、請求項3に記載の感光性組成物。
TIFF
2025074558000056.tif
25
170
[式中、L
2
は単結合又は2価の連結基を表す。n
2
は、それぞれ独立に、1~4の整数を表す。]
【請求項5】
前記光酸発生剤(I)の含有量は、前記多官能エポキシ化合物(A)100質量部に対して、0.1~5質量部である、請求項1又は2に記載の感光性組成物。
【請求項6】
前記液状脂環式エポキシ化合物(M)の含有量は、前記多官能エポキシ化合物(A)100質量部に対して、0.1~20質量部である、請求項1又は2に記載の感光性組成物。
【請求項7】
前記多官能エポキシ化合物(A)における多官能脂肪族エポキシ化合物(A0)の割合は、前記多官能エポキシ化合物(A)の全質量に対して、10~50質量%である、請求項1又は2に記載の感光性組成物。
【請求項8】
前記多官能エポキシ化合物(A)におけるノボラック型エポキシ樹脂(A1)の割合は、前記多官能エポキシ化合物(A)の全質量に対して、50~90質量%である、請求項1又は2に記載の感光性組成物。
【請求項9】
支持体上に、第1の感光性組成物を用いて第1のレジスト層を形成する工程と、
前記第1のレジスト層上に、第2の感光性組成物を用いて第2のレジスト層を形成する工程と、
を有する、積層体の製造方法であって、
前記第1の感光性組成物として、請求項1又は2に記載の感光性組成物を用いる、積層体の製造方法。
【請求項10】
前記支持体は、ビスマレイミドトリアジン樹脂を含む基板を備える、請求項9に記載の積層体の製造方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、感光性組成物、積層体の製造方法、硬化パターン形成方法及び積層体に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
電気電子回路の受動素子の一つであるインダクタとして、樹脂硬化膜からなる絶縁部と、銅などのめっき層からなるコイルパターンと、を有する巻線型インダクタが利用されている。
図5は、巻線型インダクタの一例を示す一部断面図である。図5に示す巻線型インダクタ200は、支持体20上に形成されたコイル形状の硬化パターン120と、硬化パターン120のスペースを埋めるめっき層30とからなる。
巻線型インダクタは、支持体上にレジスト層を形成し、このレジスト層に対してフォトマスクを介して選択的に露光し、現像した後に硬化させて、絶縁部となるコイル形状の硬化パターン(樹脂硬化膜)を形成し、次いで、この絶縁部間にめっきを施すことにより製造される。
【0003】
巻線型インダクタの製造に関する技術としては、従来、第1の絶縁層と、前記第1の絶縁層上に形成され、スパイラル状に巻回されたコイルパターンと、前記第1の絶縁層上に形成され、前記コイルパターンに沿って配置された層内絶縁パターンと、前記コイルパターン及び前記層内絶縁パターンを覆う第2の絶縁層と、を備えたコイル部品の製造方法が提案されている(特許文献1、2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2020-136466号公報
特開2020-136467号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
近年、電気電子部品の多機能化が進み、インダクタにおいては、小型化及び電流容量維持が求められる。かかる要求に応えるためには、硬化パターンの微細化が必要である。これに対して、従来の製造方法では、良好な形状で硬化パターンを形成できないことがある。例えば、スパイラル状に巻回されたコイル形状の硬化パターンを形成する場合、硬化パターンにパターンよれが発生して、均一形状が形成できない場合や、硬化パターンが支持体から剥がれてしまう場合がある。なお、パターンよれとは、パターンが隣接するパターンにもたれかかってしまう状態を意味する。
【0006】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、支持体と硬化パターンとの密着性が高められ、良好な形状の硬化パターンを形成することのできる感光性組成物、当該感光性組成物を用いた積層体の製造方法、積層体、及び、当該積層体によって形成される硬化パターンを提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、以下の態様を含む。
本発明の第1の態様は、多官能エポキシ化合物(A)と、液状脂環式エポキシ化合物(M)と、光酸発生剤(I)と、を含有し、前記多官能エポキシ化合物(A)は、ノボラック型エポキシ樹脂(A1)と、下記一般式(a0)で表される構成単位(a0)を有する、多官能脂肪族エポキシ化合物(A0)とを含む、感光性組成物である。
【0008】
TIFF
2025074558000001.tif
29
170
[式中、R
EP0
はエポキシ基含有基を表す。n
0
は1~4の整数を表す。]
【0009】
本発明の第2の態様は、支持体上に、第1の感光性組成物を用いて第1のレジスト層を形成する工程と、前記第1のレジスト層上に、第2の感光性組成物を用いて第2のレジスト層を形成する工程と、を有する、積層体の製造方法であって、前記第1の感光性組成物として、第1の態様に係る感光性組成物を用いる、積層体の製造方法である。
【0010】
本発明の第3の態様は、第2の態様に係る積層体の製造方法により製造された積層体を露光する工程と、前記露光後の積層体を現像して、レジストパターンを形成する工程と、前記レジストパターンを硬化させて硬化パターンを得る工程と、を有する、硬化パターン形成方法である。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
東京応化工業株式会社
感光性樹脂組成物
1日前
東京応化工業株式会社
洗浄液及び洗浄方法
1日前
東京応化工業株式会社
洗浄液及び洗浄方法
1日前
東京応化工業株式会社
ポリ酸塩又はその混合物
1日前
東京応化工業株式会社
多孔質膜、及び多孔質膜の製造方法
2か月前
東京応化工業株式会社
レジスト材料、及び、その製造方法
1か月前
東京応化工業株式会社
積層体の製造方法及びCO2分離方法
3日前
東京応化工業株式会社
剥離用組成物、及び接着剤を剥離する方法
1か月前
東京応化工業株式会社
剥離用組成物、及び接着剤を剥離する方法
1か月前
東京応化工業株式会社
ポリ酸塩の溶媒和物、及び、その製造方法。
1か月前
東京応化工業株式会社
レジスト組成物、レジストパターン形成方法
1か月前
東京応化工業株式会社
レジスト組成物およびレジストパターン形成方法
23日前
東京応化工業株式会社
処理液、基板の処理方法、及び半導体基板の製造方法
1か月前
東京応化工業株式会社
処理液、基板の処理方法、及び半導体基板の製造方法
4日前
東京応化工業株式会社
処理液、基板の処理方法、及び半導体基板の製造方法
4日前
東京応化工業株式会社
レジスト組成物、レジストパターン形成方法及び化合物
24日前
東京応化工業株式会社
レジスト組成物、レジストパターン形成方法、及び化合物
22日前
東京応化工業株式会社
積層フィルムの製造方法、積層フィルム及びCO2分離方法
3日前
東京応化工業株式会社
多孔質膜製造用組成物、多孔質膜の製造方法、及び多孔質膜
2か月前
東京応化工業株式会社
感光性組成物、積層体の製造方法、硬化パターン形成方法及び積層体
2日前
東京応化工業株式会社
感光性組成物、積層体の製造方法、硬化パターン形成方法及び積層体
2日前
東京応化工業株式会社
レジスト組成物、レジストパターン形成方法、化合物及び高分子化合物
1か月前
東京応化工業株式会社
レジスト組成物、レジストパターン形成方法、化合物、及び高分子化合物
3日前
東京応化工業株式会社
レジスト組成物、レジストパターン形成方法、化合物、及び酸拡散制御剤
2か月前
東京応化工業株式会社
レジスト組成物、レジストパターン形成方法、化合物、及び酸拡散制御剤
2か月前
東京応化工業株式会社
膜形成用組成物、硬化膜、硬化膜の製造方法、積層体の製造方法及びCO2分離方法
3日前
東京応化工業株式会社
レジスト組成物、レジストパターン形成方法、化合物、酸発生剤、及び酸拡散制御剤
1か月前
東京応化工業株式会社
レジスト組成物精製品の製造方法、レジストパターン形成方法、及びレジスト組成物精製品
1か月前
東京応化工業株式会社
ネガ型感光性組成物、感光性レジストフィルム、中空構造体の製造方法、及びパターン形成方法
2日前
東京応化工業株式会社
レジスト組成物、レジストパターン形成方法、化合物及び酸拡散制御剤
1か月前
個人
スクリーン
1か月前
株式会社リコー
撮影装置
1か月前
日本精機株式会社
車両用投影装置
3日前
日本精機株式会社
車両用投影装置
3日前
キヤノン株式会社
撮像装置
1か月前
キヤノン株式会社
撮像装置
1か月前
続きを見る
他の特許を見る