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公開番号
2025074559
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-14
出願番号
2023185435
出願日
2023-10-30
発明の名称
感光性組成物、積層体の製造方法、硬化パターン形成方法及び積層体
出願人
東京応化工業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
G03F
7/038 20060101AFI20250507BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】支持体と硬化パターンとの密着性が高められ、良好な形状の硬化パターンを形成することのできる感光性組成物、積層体の製造方法、積層体、及び、硬化パターンを提供する。
【解決手段】多官能芳香族エポキシ化合物と、光酸発生剤とを含有し、前記多官能芳香族エポキシ化合物は、下記一般式(a0-1)で表される構成単位(a01)及び下記一般式(a0-2)で表される構成単位(a02)を有するノボラック型エポキシ樹脂を含む、感光性組成物を採用する。式中、R
01
は、炭素原子数1~5のアルキル基である。n
01
は、1~4の整数である。R
E0
は、エポキシ基含有基である。R
02
及びR
03
は、それぞれ独立に、炭素原子数1~5のアルキル基又はハロゲン原子である。。
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【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
多官能芳香族エポキシ化合物と、光酸発生剤とを含有し、
前記多官能芳香族エポキシ化合物は、下記一般式(a0-1)で表される構成単位(a01)及び下記一般式(a0-2)で表される構成単位(a02)を有するノボラック型エポキシ樹脂を含む、感光性組成物。
TIFF
2025074559000045.tif
44
170
[式中、R
01
は、炭素原子数1~5のアルキル基である。n
01
は、1~4の整数である。n
01
が2以上である場合、複数のR
01
は、互いに同一であってもよく異なっていてもよい。
R
E0
は、エポキシ基含有基である。R
02
及びR
03
は、それぞれ独立に、炭素原子数1~5のアルキル基又はハロゲン原子である。n
02
及びn
03
は、それぞれ、0~3の整数である。0≦n
02
+n
03
≦3である。n
02
が2以上である場合、複数のR
02
は、互いに同一であってもよく異なっていてもよい。n
03
が2以上である場合、複数のR
03
は、互いに同一であってもよく異なっていてもよい。]
続きを表示(約 690 文字)
【請求項2】
前記光酸発生剤の含有量は、前記多官能芳香族エポキシ化合物100質量部に対して、0.1~5質量部である、請求項1に記載の感光性組成物。
【請求項3】
支持体上に、第1の感光性組成物を用いて第1のレジスト層を形成する工程と、
前記第1のレジスト層上に、第2の感光性組成物を用いて第2のレジスト層を形成する工程と、
を有する、積層体の製造方法であって、
前記第1の感光性組成物として、請求項1又は2に記載の感光性組成物を用いる、積層体の製造方法。
【請求項4】
前記支持体は、ビスマレイミドトリアジン樹脂を含む基板を備える、請求項3に記載の積層体の製造方法。
【請求項5】
請求項3に記載の積層体の製造方法により製造された積層体を露光する工程と、
前記露光後の積層体を現像して、レジストパターンを形成する工程と、
前記レジストパターンを硬化させて硬化パターンを得る工程と、
を有する、硬化パターン形成方法。
【請求項6】
前記硬化パターンは、スパイラル状に巻回されたコイル形状のパターンである、請求項5に記載の硬化パターン形成方法。
【請求項7】
前記硬化パターンは、インダクタにおける絶縁部を構成する、請求項6に記載の硬化パターン形成方法。
【請求項8】
第1のレジスト層と第2のレジスト層との積層体であって、
前記第1のレジスト層は、請求項1又は2に記載の感光性組成物から形成されるレジスト層である、積層体。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、感光性組成物、積層体の製造方法、硬化パターン形成方法及び積層体に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
電気電子回路の受動素子の一つであるインダクタとして、樹脂硬化膜からなる絶縁部と、銅などのめっき層からなるコイルパターンと、を有する巻線型インダクタが利用されている。
図5は、巻線型インダクタの一例を示す一部断面図である。図5に示す巻線型インダクタ200は、支持体20上に形成されたコイル形状の硬化パターン120と、硬化パターン120のスペースを埋めるめっき層30とからなる。
巻線型インダクタは、支持体上にレジスト層を形成し、このレジスト層に対してフォトマスクを介して選択的に露光し、現像した後に硬化させて、絶縁部となるコイル形状の硬化パターン(樹脂硬化膜)を形成し、次いで、この絶縁部間にめっきを施すことにより製造される。
【0003】
巻線型インダクタの製造に関する技術としては、従来、第1の絶縁層と、前記第1の絶縁層上に形成され、スパイラル状に巻回されたコイルパターンと、前記第1の絶縁層上に形成され、前記コイルパターンに沿って配置された層内絶縁パターンと、前記コイルパターン及び前記層内絶縁パターンを覆う第2の絶縁層と、を備えたコイル部品の製造方法が提案されている(特許文献1、2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2020-136466号公報
特開2020-136467号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
近年、電気電子部品の多機能化が進み、インダクタにおいては、小型化及び電流容量維持が求められる。かかる要求に応えるためには、硬化パターンの微細化が必要である。これに対して、従来の製造方法では、良好な形状で硬化パターンを形成できないことがある。例えば、スパイラル状に巻回されたコイル形状の硬化パターンを形成する場合、硬化パターンにパターンよれが発生して、均一形状が形成できない場合や、硬化パターンが支持体から剥がれてしまう場合がある。なお、パターンよれとは、パターンが隣接するパターンにもたれかかってしまう状態を意味する。
【0006】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、支持体と硬化パターンとの密着性が高められ、良好な形状の硬化パターンを形成することのできる感光性組成物、当該感光性組成物を用いた積層体の製造方法、積層体、及び、当該積層体によって形成される硬化パターンを提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、以下の態様を含む。
本発明の第1の態様は、多官能芳香族エポキシ化合物と、光酸発生剤とを含有し、前記多官能芳香族エポキシ化合物は、下記一般式(a0-1)で表される構成単位(a01)及び下記一般式(a0-2)で表される構成単位(a02)を有するノボラック型エポキシ樹脂を含む、感光性組成物である。
【0008】
TIFF
2025074559000001.tif
44
170
[式中、R
01
は、炭素原子数1~5のアルキル基である。n
01
は、1~4の整数である。n
01
が2以上である場合、複数のR
01
は、互いに同一であってもよく異なっていてもよい。
R
E0
は、エポキシ基含有基である。R
02
及びR
03
は、それぞれ独立に、炭素原子数1~5のアルキル基又はハロゲン原子である。n
02
及びn
03
は、それぞれ、0~3の整数である。0≦n
02
+n
03
≦3である。n
02
が2以上である場合、複数のR
02
は、互いに同一であってもよく異なっていてもよい。n
03
が2以上である場合、複数のR
03
は、互いに同一であってもよく異なっていてもよい。]
【0009】
本発明の第2の態様は、支持体上に、第1の感光性組成物を用いて第1のレジスト層を形成する工程と、前記第1のレジスト層上に、第2の感光性組成物を用いて第2のレジスト層を形成する工程と、を有する、積層体の製造方法であって、前記第1の感光性組成物として、第1の態様に係る感光性組成物を用いる、積層体の製造方法である。
【0010】
本発明の第3の態様は、第2の態様に係る積層体の製造方法により製造された積層体を露光する工程と、前記露光後の積層体を現像して、レジストパターンを形成する工程と、前記レジストパターンを硬化させて硬化パターンを得る工程と、を有する、硬化パターン形成方法である。
(【0011】以降は省略されています)
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