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公開番号2025072793
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-12
出願番号2023183123
出願日2023-10-25
発明の名称回転電機
出願人西芝電機株式会社
代理人個人
主分類H02K 11/20 20160101AFI20250501BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】異常発生時において固定子の回転を停止させ回転電機の破損を防止する。
【解決手段】発電機1は、固定子鉄心10aと固定子巻線10bとから構成され所定の回転角度範囲内で回転可能な固定子10と、固定子10の内周側に設けられ回転する回転子12と、b接点方式であり、固定子10の回転位置を検出して検出結果を電気的に送出するリミットスイッチ26と、固定子10を回転させる駆動用モータ30と、リミットスイッチ26側から開回路を検出した場合、駆動用モータ30を停止させる発電機制御部2とを設ける。
【選択図】図1


特許請求の範囲【請求項1】
固定子鉄心と固定子巻線とから構成され所定の回転角度範囲内で回転可能な固定子と、
前記固定子の内周側に設けられ回転する回転子と、
b接点方式であり、前記固定子の回転位置を検出して検出結果を電気的に送出するリミットスイッチと、
前記固定子を回転させる駆動源と、
前記リミットスイッチ側から開回路を検出した場合、前記駆動源を停止させる制御部と
を有する回転電機。
続きを表示(約 640 文字)【請求項2】
前記リミットスイッチと前記制御部とを接続し前記リミットスイッチの前記検出結果の電気信号を伝達させる配線ケーブル
をさらに有する請求項1に記載の回転電機。
【請求項3】
前記固定子の外周面において所定の回転角度範囲に亘って形成された固定子歯部と、
前記固定子歯部と噛み合うことにより前記駆動源の駆動力を前記固定子に伝達させ前記固定子を回転させる駆動側歯車と、
前記固定子に設けられ、前記固定子が所定の回転方向に回転し回転限界状態を超えて回転した場合に所定の固定子当接部と当接することにより、前記固定子の回転を停止させる回転停止部と
をさらに有し、
前記回転停止部が前記固定子当接部と当接した際、前記固定子歯部と前記駆動側歯車との噛み合いが外れている
請求項1に記載の回転電機。
【請求項4】
前記固定子歯部は、
前記回転停止部が前記固定子当接部と当接した際に前記駆動側歯車と噛み合う箇所よりも前記所定の回転方向側に形成されている
請求項3に記載の回転電機。
【請求項5】
前記制御部は、前記固定子を前記所定の回転角度範囲内で回転させることにより、出力波形の位相を調整する
請求項1に記載の回転電機。
【請求項6】
前記固定子当接部は、前記固定子を支持する固定子受けに設けられている
請求項3に記載の回転電機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、回転電機に関し、例えば回転子と固定子とを有し固定子が回転することにより出力波形の位相を調整する発電機に適用して好適なものである。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、固定子及び回転子を有する回転電機が広く知られている。このような回転電機においては、固定子が、固定子鉄心と、該固定子鉄心の内周側のスロット内に収められた固定子巻線とにより構成されており、回転子が、固定子の内周側に設けられており、回転子鉄心と、回転子鉄心に巻回する回転子巻線とにより構成されているものがある(例えば、特許文献1参照)。このような回転電機としては、固定子が予め設定された所定の回転角度範囲内で回転することにより出力波形の位相を調整するものがある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-77262号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
このような回転電機は、異常発生時において固定子の回転を停止させ回転電機の破損を防止することが望まれている。
【0005】
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、異常発生時において固定子の回転を停止させ回転電機の破損を防止し得る回転電機を提案しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
かかる課題を解決するため本発明の回転電機においては、固定子鉄心と固定子巻線とから構成され所定の回転角度範囲内で回転可能な固定子と、固定子の内周側に設けられ回転する回転子と、b接点方式であり、固定子の回転位置を検出して検出結果を電気的に送出するリミットスイッチと、固定子を回転させる駆動源と、リミットスイッチ側から開回路を検出した場合、駆動源を停止させる制御部とを設けるようにした。
【0007】
本発明は、異常発生時において制御部がリミットスイッチ側から開回路を検出した場合、駆動源を停止させることにより、固定子の回転を停止させることができる。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、異常発生時において制御部がリミットスイッチ側から開回路を検出した場合、駆動源を停止させることにより、固定子の回転を停止させることができ、異常発生時において固定子の回転を停止させ回転電機の破損を防止し得る回転電機を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
固定子時計回り基準状態における発電機の構成を示し、径方向における断面図である。
固定子反時計回り方向最大回転状態における発電機の構成を示し、径方向における断面図である。
固定子反時計回り方向衝突状態における発電機の構成を示し、径方向における断面図である。
固定子反時計回り方向衝突状態における固定子歯部及び駆動側歯車の状態を示し、図3における拡大図である。
固定子回転基準状態における比較例の発電機の構成を示し、径方向における断面図である。
固定子反時計回り方向最大回転状態における発電機の構成を示し、径方向における断面図である。
固定子反時計回り方向衝突状態における比較例の発電機の構成を示し、径方向における断面図である。
固定子反時計回り方向衝突状態における比較例の固定子歯部及び駆動側歯車の状態を示し、図7における拡大図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明を実施するための形態(以下実施の形態とする)について、図面を用いて説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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