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公開番号2025072981
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-12
出願番号2023183493
出願日2023-10-25
発明の名称収容装置
出願人東海理研株式会社
代理人弁理士法人コスモス国際特許商標事務所
主分類E05B 65/02 20060101AFI20250501BHJP(錠;鍵;窓または戸の付属品;金庫)
要約【課題】待機中の収容部が不適切に利用されることを防止することが可能な収容装置を提供すること。
【解決手段】荷物を収容可能な収容部10と、収容部10の開閉をするための扉12と、扉12を施錠する施錠状態から扉12を解錠する解錠状態に切り替える第1切替動作と、解錠状態から施錠状態に切り替える第2切替動作を行うことが可能な施錠装置20と、利用者の操作を受け付ける操作部30と、操作部30の操作に応じて施錠装置20を制御する制御装置51と、を備えるロッカー装置1において、収容部10は、収容部10に荷物が収容されていない状態で待機する待機モードと、収容部10に荷物が収容された状態で待機する預かりモードと、を備えること、待機モード中は、扉12は施錠状態であること。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
荷物を収容可能な収容部と、
前記収容部の開閉をするための扉と、
前記扉を施錠する施錠状態から前記扉を解錠する解錠状態に切り替える第1切替動作と、前記解錠状態から前記施錠状態に切り替える第2切替動作を行うことが可能な施錠装置と、
利用者の操作を受け付ける操作部と、
前記操作部の操作に応じて前記施錠装置を制御する制御装置と、
を備える収容装置において、
前記収容部は、前記収容部に前記荷物が収容されていない状態で待機する待機モードと、前記収容部に前記荷物が収容された状態で待機する預かりモードと、を備えること、
前記待機モード中は、前記扉は前記施錠状態であること、
を特徴とする収容装置。
続きを表示(約 1,500 文字)【請求項2】
請求項1に記載の収容装置において、
前記施錠装置は、前記施錠状態において前記第1切替動作の規制をする規制手段と、前記規制の実施または解除をするために前記規制手段を駆動する第1駆動手段と、前記第1切替動作を行うための第2駆動手段と、を備えること、
前記扉の開閉状態を検知する第1検知手段と、前記第2切替動作が行われたことを検知する第2検知手段と、を備えること、
前記制御装置は、
前記待機モード中に、前記預かりモードとするための操作を前記操作部が受け付けたとき、前記第1駆動手段を動作させることで前記規制手段による前記規制を解除し、前記第2駆動手段を動作させることで前記第1切替動作を行い、
前記第1検知手段が前記扉が閉められたことを検知し、かつ、前記第2検知手段が前記第2切替動作が行われたことを検知したとき、前記第1駆動手段を動作させることで、前記規制手段による前記規制を実施するとともに、第1の所定時間が経過するまで、前記第1駆動手段による前記規制の解除および前記第2駆動手段による前記第1切替動作を再度行わせるための再解錠操作を前記操作部で受け付け可能とし、
前記第1の所定時間が経過したとき、前記再解錠操作を受け付け不可とし、前記収容部を前記預かりモードとする、
預入プログラムを備えること、
を特徴とする収容装置。
【請求項3】
請求項2に記載の収容装置において、
前記第2駆動手段は、前記第2切替動作を行うことが可能であること、
前記預入プログラムは、
前記第1検知手段が前記扉が閉められたことを検知してから、第2の所定時間が経過したとき、前記第2駆動手段を動作させることで、前記第2切替動作を行うこと、
を特徴とする収容装置。
【請求項4】
請求項1に記載の収容装置において、
前記施錠装置は、前記施錠状態において前記第1切替動作の規制をする規制手段と、前記規制の実施または解除をするために前記規制手段を駆動する第1駆動手段と、前記第1切替動作および前記第2切替動作を行うための第2駆動手段と、を備えること、
前記扉の開閉状態を検知する第1検知手段と、前記第2切替動作が行われたことを検知する第2検知手段と、を備えること、
前記制御装置は、
前記預かりモード中に、前記荷物を取り出すための操作を前記操作部が受け付けたとき、前記第1駆動手段を動作させることで前記規制手段による前記規制を解除し、前記第2駆動手段を動作させることで前記第1切替動作を行い、
前記第1検知手段が前記扉が閉められたことを検知したとき、前記第2駆動手段を動作させることで前記第2切替動作を行い、前記第2検知手段が前記第2切替動作が行われたことを検知してから、第3の所定時間が経過するまで、手動で前記第1切替動作を行うことを可能とする、
取出プログラムを備えること、
を特徴とする収容装置。
【請求項5】
請求項4に記載の収容装置において、
前記取出プログラムは、
前記第3の所定時間が経過したとき、前記第1駆動手段を動作させることで、前記規制手段による前記規制を実施するとともに、第4の所定時間が経過するまで、前記第1駆動手段による前記規制の解除および前記第2駆動手段による前記第1切替動作を再度行わせるための再解錠操作を前記操作部で受け付け可能とし、
前記第4の所定時間が経過したとき、前記再解錠操作を受け付け不可とし、前記収容部を前記待機モードとすること、
を特徴とする収容装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、荷物を収容可能な収容部と、収容部の開閉をするための扉と、扉を施錠する施錠状態から扉を解錠する解錠状態に切り替える第1切替動作と、解錠状態から施錠状態に切り替える第2切替動作を行うことが可能な施錠装置と、利用者の操作を受け付ける操作部と、操作部の操作に応じて施錠装置を制御する制御装置と、を備える収容装置に関するものである。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
従来、利用者の荷物を一時的に収容、保管するための収容装置として、鉄道車両の駅構内に設置されるロッカー装置や、集合住宅等に設置される宅配ボックスが広く利用されている。例えば、特許文献1には、荷物を収容可能な収容部と、収容部の開閉をするための扉と、扉の施錠または解錠を行う施錠装置と、利用者の操作を受け付ける操作部と、を備えるロッカー装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2006-283350号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来、上記のような収容装置は、収容部に荷物が収容されていない状態で待機している間、扉が施錠されていない状態であることが一般的である。そのため、料金の支払いがないまま(扉の施錠がされないまま)収容部に荷物が置かれたり、収容部にゴミが投入されたりするなど、待機中の収容部が不適切に利用されることがあった。
【0005】
本発明は、上記問題点を解決するためのものであり、待機中の収容部が不適切に利用されることを防止することが可能な収容装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本発明の収容装置は、次のような構成を有している。
【0007】
(1)荷物を収容可能な収容部と、前記収容部の開閉をするための扉と、前記扉を施錠する施錠状態から前記扉を解錠する解錠状態に切り替える第1切替動作と、前記解錠状態から前記施錠状態に切り替える第2切替動作を行うことが可能な施錠装置と、利用者の操作を受け付ける操作部と、前記操作部の操作に応じて前記施錠装置を制御する制御装置と、を備える収容装置において、前記収容部は、前記収容部に前記荷物が収容されていない状態で待機する待機モードと、前記収容部に前記荷物が収容された状態で待機する預かりモードと、を備えること、前記待機モード中は、前記扉は前記施錠状態であること、を特徴とする。
【0008】
(2)(1)に記載の収容装置において、前記施錠装置は、前記施錠状態において前記第1切替動作の規制をする規制手段と、前記規制の実施または解除をするために前記規制手段を駆動する第1駆動手段と、前記第1切替動作を行うための第2駆動手段と、を備えること、前記扉の開閉状態を検知する第1検知手段と、前記第2切替動作が行われたことを検知する第2検知手段と、を備えること、前記制御装置は、前記待機モード中に、前記預かりモードとするための操作を前記操作部が受け付けたとき、前記第1駆動手段を動作させることで前記規制手段による前記規制を解除し、前記第2駆動手段を動作させることで前記第1切替動作を行い、前記第1検知手段が前記扉が閉められたことを検知し、かつ、前記第2検知手段が前記第2切替動作が行われたことを検知したとき、前記第1駆動手段を動作させることで、前記規制手段による前記規制を実施するとともに、第1の所定時間が経過するまで、前記第1駆動手段による前記規制の解除および前記第2駆動手段による前記第1切替動作を再度行わせるための再解錠操作を前記操作部で受け付け可能とし、前記第1の所定時間が経過したとき、前記再解錠操作を受け付け不可とし、前記収容部を前記預かりモードとする、預入プログラムを備えること、が好ましい。
【0009】
(3)(2)に記載の収容装置において、前記第2駆動手段は、前記第2切替動作を行うことが可能であること、前記預入プログラムは、前記第1検知手段が前記扉が閉められたことを検知してから、第2の所定時間が経過したとき、前記第2駆動手段を動作させることで、前記第2切替動作を行うこと、が好ましい。
【0010】
(4)(1)に記載の収容装置において、前記施錠装置は、前記施錠状態において前記第1切替動作の規制をする規制手段と、前記規制の実施または解除をするために前記規制手段を駆動する第1駆動手段と、前記第1切替動作および前記第2切替動作を行うための第2駆動手段と、を備えること、前記扉の開閉状態を検知する第1検知手段と、前記第2切替動作が行われたことを検知する第2検知手段と、を備えること、前記制御装置は、前記預かりモード中に、前記荷物を取り出すための操作を前記操作部が受け付けたとき、前記第1駆動手段を動作させることで前記規制手段による前記規制を解除し、前記第2駆動手段を動作させることで前記第1切替動作を行い、前記第1検知手段が前記扉が閉められたことを検知したとき、前記第2駆動手段を動作させることで前記第2切替動作を行い、前記第2検知手段が前記第2切替動作が行われたことを検知してから、第3の所定時間が経過するまで、手動で前記第1切替動作を行うことを可能とする、取出プログラムを備えること、が好ましい。
(【0011】以降は省略されています)

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