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公開番号
2025073485
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-13
出願番号
2023184330
出願日
2023-10-27
発明の名称
表示制御装置、表示装置、及び表示制御方法
出願人
日本精機株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
G01C
21/36 20060101AFI20250502BHJP(測定;試験)
要約
【課題】 自車両が交差点に近づいて、地図を含む表示画像が広域表示から狭域表示に切替わる際に、自車位置を示す自車マークが消えることによる違和感を抑制し、安定的な視覚を確保できる表示制御を実現する。
【解決手段】 制御部83は、車両1が、前方の交差点を左折又は右折する必要がある運転状況下において、車両1と交差点との距離が第1の閾値TH1より大きい場合は、車両1の前方を含む周囲を俯瞰した鳥瞰図である第1の地図(M1、M2)を第1の縮尺にて表示し、第1の地図(M1、M2)上に車両1の位置を示す自車マーク23を表示し、距離が第1の閾値TH1以下となると、自車マーク23を消し、交差点付近を俯瞰した鳥瞰図である第2の地図(M3~M5)を第1の縮尺より大きい第2の縮尺で表示し、第1の地図(M3~M5)上に縮尺を調整した、車両の進行方向を示す案内マーク25を表示する。
【選択図】 図3
特許請求の範囲
【請求項1】
車両に搭載され、画像を前記車両の搭乗者である視認者に視認させる表示装置の画像表示を制御する制御部を有する表示制御装置であって、
前記制御部は、
前記車両が、前方の交差点を左折又は右折する必要がある運転状況下において、前記車両から前記交差点までの距離が第1の閾値よりも大きい場合には、
前記車両の前方を含む周囲を俯瞰した鳥瞰図である第1の地図を第1の縮尺にて表示すると共に、
前記車両の位置を示し、かつ前記車両の進行方向を示すことが可能な所定形状を有する自車マークを、前記車両が実際に走行している道路に対応する前記第1の地図上の第1の道路に重なるように表示する広域表示制御を実施し、
前記車両がさらに前記交差点に近づき、前記車両から前記交差点までの距離が前記第1の閾値以下となった場合は、
前記自車マークを消去すると共に、
前記交差点付近を俯瞰した鳥瞰図である第2の地図を、前記第1の縮尺よりも大きい第2の縮尺で表示し、
前記自車マークの前記所定形状と同一又は類似の形状を有する、前記車両の進行方向を示す案内マークを、
前記第2の地図上の交差点の視認を妨げないように縮尺を調整して、
前記第2の地図上における前記第1の道路の第1の位置にて、その道路に重なるように表示する狭域表示制御を実施する、
表示制御装置。
続きを表示(約 2,000 文字)
【請求項2】
前記制御部は、
前記車両がさらに前記交差点に近づき、前記車両から前記交差点までの距離が前記第1の閾値よりも小さい第2の閾値以下となった場合は、
前記案内マークの表示位置を、前記第1の位置から、前記視認者から見て前記第2の地図上の交差点よりも遠方である第2の位置、又は前記第2の地図上の交差点の分岐路の位置である第3の位置に移動させると共に、前記案内マークが示す進行方向を、前記分岐路の延在方向に変更する、
請求項1に記載の表示制御装置。
【請求項3】
前記制御部は、
表示画像を、前記車両が走行している道路の路面に対して傾斜した平面又は曲面である仮想的な虚像表示面に虚像として表示する表示制御を実施すると共に、
前記自車マークの前記所定形状を、前記虚像表示面の形状、及び前記路面に対する傾斜角の少なくとも一方に対応した奥行き感を前記視認者に知覚させる形状とし、
前記案内マークの形状を、前記自車マークと共通の姿勢かつ共通の位置にて表示された場合に、前記自車マークにおける前記奥行き感と共通の奥行き感を前記視認者に知覚させる形状とする、
請求項1に記載の表示制御装置。
【請求項4】
前記制御部は、
前記案内マークについて、
形状、模様、色彩、及び輝度の少なくとも1つを変更する表示態様変更制御、
又は、
前記案内マークを複数の画像に分裂させる表示態様変更制御、
又は、
前記案内マークを複数の画像に分裂させ、かつ形状、模様、色彩、及び輝度の少なくとも1つを変更する表示態様変更制御、
又は、
前記案内マークを複数の画像に分裂させると共に、その分裂に際して、前記分裂前の1つの画像と、前記分裂後の前記複数の画像とが併存する期間を設け、前記1つの画像を時間経過と共にフェードアウトさせ、前記複数の画像を時間経過と共にフェードインさせる表示態様変更制御、
又は、
前記案内マークを、前記車両の前方の空間に設定される、画像の表示に使用される表示座標系の少なくとも1つの座標軸を中心として回転させる、又は、前記前方の空間において前記交差点に対応して設定される局所的な座標系の少なくとも1つの座標軸を中心として回転させる表示態様変更制御、
を実施する、請求項2に記載の表示制御装置。
【請求項5】
前記制御部は、
前記車両が、左折又は右折に応じて旋回している旋回期間において、
前記案内マークの表示態様を変更することで、前記案内マークが示す進行方向を、前記車両の前記旋回に対応するように動的に変更する、
請求項1に記載の表示制御装置。
【請求項6】
前記制御部は、
前記車両の実際の旋回の軌道が正常な軌道を逸脱していると判定される場合は、前記案内マークの表示態様を、前記視認者に警告を与える警告表示の表示態様に変更する、
請求項5に記載の表示制御装置。
【請求項7】
画像を表示する表示部と、
第1乃至第6の何れか1項に記載の表示制御装置と、
を有する表示装置。
【請求項8】
前記表示装置は、前記表示部に表示される画像の表示光を、被投影部材に投影することで、前記画像を虚像表示面上の虚像として表示する投影型表示装置である、
請求項7に記載の表示装置。
【請求項9】
車両に搭載され、画像を前記車両の搭乗者である視認者に視認させる表示装置の画像表示を制御する表示制御方法であって、
前記車両が、前方の交差点を左折又は右折する必要がある運転状況下において、前記車両から前記交差点までの距離が第1の閾値よりも大きい場合には、前記車両の前方を含む周囲を俯瞰した鳥瞰図である第1の地図を第1の縮尺にて表示すると共に、前記車両の位置を示し、かつ前記車両の進行方向を示すことが可能な所定形状を有する自車マークを、前記車両が実際に走行している道路に対応する前記第1の地図上の第1の道路に重なるように表示する広域表示制御を実施するステップと、
前記車両がさらに前記交差点に近づき、前記車両から前記交差点までの距離が前記第1の閾値以下となった場合は、前記自車マークを消去すると共に、前記交差点付近を俯瞰した鳥瞰図である第2の地図を、前記第1の縮尺よりも大きい第2の縮尺で表示し、前記自車マークの前記所定形状と同一又は類似の形状を有する、前記車両の進行方向を示す案内マークを、前記第2の地図上の交差点の視認を妨げないように縮尺を調整して、前記第2の地図上における前記第1の道路の第1の位置にて、その道路に重なるように表示する狭域表示制御を実施するステップと、
を含む表示制御方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、例えば自動車等の車両に搭載される表示制御装置、表示装置、及び表示制御方法等に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、ドライバーの負担の増大を有効に回避して、右折、左折等の地点を間違いなく、かつ直感的に把握できるようにする地図表示に関する技術が開示されている。
【0003】
また、特許文献2には、ヘッドアップディスプレイ(Head-Up Display:HUD)装置において、虚像を表示する仮想的な虚像表示面(結像面)が、車両が走行している道路の路面に対して傾斜した平面又は曲面であるスロープHUD(傾斜面HUD)の一例が示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
国際公開WO2021/132553号公報
特開2021-51231号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
(従来技術)
以下、特許文献1の図2に記載される従来技術の内容を、図9を参照して簡潔に説明する。
【0006】
ここで、図9は、特許文献1の図2と実質的に同じ内容の、従来技術を示す図である。
なお、図9において、説明の便宜上、符号の一部を、特許文献1の図2における符号と異ならせている。
また、同様に、図9では、特許文献1の図2には記載されていない文字(例えば、「広域表示」及び「狭域表示」という文言)が追加されている。
【0007】
図9では、車両が現在走行中の道路を直進し、前方の交差点(ここでは十字路の分岐路)にて左折して、その左折後の道路を直進し、次の交差点(ここでは左右に分かれるT字路の分岐路)を左折し、その後、少し直進することで目的地に到達する、という運転場面を想定する。
【0008】
図9では、HUD装置によって、上記の運転場面に対応した地図(車両の前方を俯瞰した鳥瞰図としての地図)が表示され、その地図上に、移動経路を示すガイド線(線状、あるいは帯状の、所定の意匠(色や輝度等)にて表示されるルートガイドであり、路面に重畳されるように表示される)200、自車両の位置を示す自車マーク230、目的地を示す目的地マーク220、主な建築物のアイコン等が表示される。
【0009】
また、HUD装置は、案内地点(ここでは、上記の十字路の分岐点までの距離)に応じて、地図の縮尺を切り替えたり、時間経過と共に縮尺を増大させる等の縮尺変更処理を実施したりする(広域表示/狭域表示の切替制御)。
【0010】
図9のA-1、A-2は、自車両と案内地点(ここでは、上記の十字路の交差点)との距離が、第1の表示切替判定距離TH10に達するまでの期間における表示例(広域表示の表示例)を示す。
なお、A-2では、自車両と交差点との距離が縮まっていることに対応して、A-1よりも、地図等の縮尺(倍率)が増大されている。
(【0011】以降は省略されています)
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