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公開番号2025073711
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-13
出願番号2023184720
出願日2023-10-27
発明の名称電池収容ケース
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類H01M 50/204 20210101AFI20250502BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】吸着材の性能の低下を検出することができる電池収容ケースを提供すること。
【解決手段】電池収容ケースは、電池を収容し、前記電池から発生したガスを吸着する吸着材が内側に貼り付けられており、前記ガスが通過可能な細孔が形成されている第1外装ケースと、前記第1外装ケースを収容する第2外装ケースと、前記第1外装ケースと前記第2外装ケースとの間に配置されており、前記ガスを検出する検出部と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
電池を収容し、前記電池から発生したガスを吸着する吸着材が内側に貼り付けられており、前記ガスが通過可能な細孔が形成されている第１外装ケースと、
前記第１外装ケースを収容する第２外装ケースと、
前記第１外装ケースと前記第２外装ケースとの間に配置されており、前記ガスを検出する検出部と、
を備える電池収容ケース。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、電池収容ケースに関する。
続きを表示（約 1,000 文字）【背景技術】
【０００２】
特許文献１には、物品が収容される収容部と、収容部の内部で発生したガスを吸着可能な吸着材を有するガス吸着部と、ガス吸着部から収容ケースの外部に第１のガスを排出する第１弁と、を備えた収容ケースが記載されている。この技術では、ガス吸着部により第１ガスを低濃度化してから第１弁から排出することにより、安全性を向上させている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０２２－１８１１２３号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
特許文献１の技術では、経年劣化等による吸着材の吸着性能の低下を検知することができない。
【０００５】
本開示は、上記に鑑みてなされたものであって、吸着材の性能の低下を検出することができる電池収容ケースを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本開示に係る電池収容ケースは、電池を収容し、前記電池から発生したガスを吸着する吸着材が内側に貼り付けられており、前記ガスが通過可能な細孔が形成されている第１外装ケースと、前記第１外装ケースを収容する第２外装ケースと、前記第１外装ケースと前記第２外装ケースとの間に配置されており、前記ガスを検出する検出部と、を備える。
【発明の効果】
【０００７】
本開示によれば、吸着材の性能の低下を検出することができる電池収容ケースを実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
図１は、実施形態に係る電池収容ケースの概略的な構成を表す図である。
【発明を実施するための形態】
【０００９】
本開示の実施形態に係る電池収容ケースについて、図面を参照しながら説明する。なお、下記実施形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。
【００１０】
（実施形態）
図１は、実施形態に係る電池収容ケースの概略的な構成を表す図である。図１に示すように、電池収容ケース１は、電池２を収容する第１外装ケース３と、第１外装ケース３を収容する第２外装ケース４と、第１外装ケース３と第２外装ケース４との間に配置されている検出部５と、を備える。
（【００１１】以降は省略されています）

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