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公開番号2025074321
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-13
出願番号2025034699,2021082478
出願日2025-03-05,2021-05-14
発明の名称画像形成装置
出願人東芝テック株式会社
代理人弁理士法人鈴榮特許綜合事務所
主分類B65H 7/04 20060101AFI20250502BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】 給紙トレイに収容される用紙の残量をより高精度に出力可能な画像形成装置を提供すること。
【解決手段】 実施形態によれば、画像形成装置のギヤボディは、用紙収容部をトレイ収容部に取り付ける方向及び取り外す方向に沿う方向を回転軸として、第1の位置と第2の位置との間を回動する。突出部は、ギヤボディから本体の背面に向かって突出する突出縁部の突出量が、ギヤボディからの突出方向に対して交差する方向の第1の端部から第2の端部に向かって漸増する。センサは、ギヤボディが第1の位置から第2の位置に向かうにつれて、発光部と複数の受光部との間に突出部が介在し、複数の受光部において受光と検知する受光部の数に応じて出力信号を増加又は減少させる。
【選択図】 図5


特許請求の範囲【請求項1】
本体と、
前記本体に設けられるトレイ収容部と、
用紙を載置し、前記トレイ収容部に取り付け及び取り外しされる用紙収容部と、
前記用紙収容部に設けられ、前記トレイ収容部に前記用紙収容部が取り付けられたときに、前記用紙収容部を前記トレイ収容部に取り付けする方向及び取り外しする方向に沿う方向を回転軸として、第1の位置と第2の位置との間を回動するギヤボディと、
前記ギヤボディの前記第1の位置と前記第2の位置との間の回動に従って移動し、前記ギヤボディから前記本体の背面に向かって突出する突出縁部の突出量が、前記ギヤボディからの突出方向に対して交差する方向の第1の端部から第2の端部に向かって漸増する、突出部と、
前記トレイ収容部又は前記用紙収容部に設けられ、発光部と、前記発光部に対向し、前記回転軸の軸方向に沿う方向に並べられた複数の受光部とを有し、前記ギヤボディが前記第1の位置から前記第2の位置に向かうにつれて、前記発光部と前記複数の受光部との間に突出部が介在し、前記複数の受光部において受光と検知する受光部の数を増加又は減少させ、前記受光部で受光と検知する数に応じて出力信号を増加又は減少させる、センサと、
前記センサの出力信号を、前記用紙の残量に変換して前記用紙の残量を出力するプロセッサと
を有する、画像形成装置。
続きを表示(約 680 文字)【請求項2】
前記センサは、前記複数の受光部において受光と検知する前記受光部の数が多いほど、出力信号を大きくし、
前記センサは、前記受光部の数に応じた分解能に対応した段階に、出力信号を出力させる、請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記用紙収容部に載置する前記用紙を、前記用紙収容部を前記トレイ収容部に取り付ける方向及び取り外す方向に交差する方向に送り出す給紙ローラと、
前記用紙収容部に設けられ、前記用紙を載置し、前記トレイ収容部に前記用紙収容部が取り付けられたときに前記ギヤボディの回動に従って回動し、前記用紙を前記給紙ローラに接触させる回動プレートと、
を有する、請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記ギヤボディが前記第1の位置にあるとき、前記回動プレートの前記給紙ローラの側の給紙方向下流側の端部は、前記用紙収容部の底板に接触又は最も近接する位置に配置され、
前記ギヤボディが前記第2の位置にあるとき、前記回動プレートの前記給紙方向下流側の端部は、前記用紙収容部の底板に対して最も離間する位置に配置され、
前記底板に対する前記回動プレートの前記給紙方向下流側の端部は、前記ギヤボディの回動量に応じて上昇する、請求項3に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記突出部は、前記ギヤボディの前記第1の端部と前記第2の端部との間に、前記回転軸を中心軸とする円弧部を有する、請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の画像形成装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、画像形成装置に関する。
続きを表示(約 2,600 文字)【背景技術】
【0002】
給紙トレイを画像形成装置のトレイ収容部に取り付けると、用紙を載せる回動プレートの用紙供給方向側の下流側端部が上昇し、用紙を給紙ローラに接触させる。このとき、画像形成装置は、回動プレートの動作にしたがって、給紙トレイにおける用紙の残量検知を行う。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-214162号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明が解決しようとする課題は、給紙トレイに収容される用紙の残量をより高精度に出力可能な画像形成装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
実施形態によれば、画像形成装置は、本体と、トレイ収容部と、用紙収容部と、ギヤボディと、突出部と、センサと、プロセッサとを備える。トレイ収容部は、前記本体に設けられる。用紙収容部は、用紙を載置し、前記トレイ収容部に取り付け及び取り外しされる。ギヤボディは、前記用紙収容部に設けられる。ギヤボディは、前記トレイ収容部に前記用紙収容部が取り付けられたときに、前記用紙収容部を前記トレイ収容部に取り付け及び取り外しする方向に沿う方向を回転軸として、第1の位置と第2の位置との間を回動する。突出部は、前記ギヤボディの前記第1の位置と前記第2の位置との間の回動に従って移動する。突出部は、前記ギヤボディから前記本体の背面に向かって突出する。突出部は、前記ギヤボディからの突出方向に対して交差する方向に第1の端部と第2の端部とを有する。突出部では、前記第1の端部と前記第2の端部との間の前記ギヤボディから前記本体の背面に向かって突出する突出縁部の突出量が、前記第1の端部から前記第2の端部に向かって漸増する。センサは、前記トレイ収容部又は前記用紙収容部に設けられる。センサは、発光部と、前記発光部に対向し、前記回転軸の軸方向に沿う方向に並べられた複数の受光部とを有する。前記ギヤボディが前記第1の位置から前記第2の位置に向かうにつれて、センサの前記発光部と前記複数の受光部との間に突出部が介在する。突出部は、前記複数の受光部において受光と検知する受光部の数を増加又は減少させ、前記受光部で受光と検知する数に応じて出力信号を増加又は減少させる。プロセッサは、前記センサの出力信号を、前記用紙の残量に変換して前記用紙の残量を出力する。
【図面の簡単な説明】
【0006】
実施形態に係る画像形成装置を示す概略的な斜視図。
実施形態に係る画像形成装置の概要を示す模式図。
実施形態に係る画像形成装置の概略的なブロック図。
実施形態に係る画像形成装置の本体側のトレイ駆動部及び用紙量検知センサと、給紙トレイ側のトレイアップ機構との位置関係を示す概略的な斜視図。
実施形態に係る画像形成装置の本体側の用紙量検知センサ、及び、給紙トレイ側のトレイアップギヤを上方から見た概略図。
図5に示す用紙量検知センサの受光部での受光数と、受光数に基づく出力との関係を示すグラフ。
実施形態に係る画像形成装置の給紙トレイを示す概略的な上面図。
実施形態に係る画像形成装置の給紙トレイの用紙収容部及びトレイアップ機構の一部を示す概略的な斜視図。
実施形態に係る画像形成装置の本体側の用紙量検知センサ、及び、給紙トレイ側の第2のカップリング及びトレイアップギヤの位置関係を本体の背面側から見た概略図。
図9中のA-A線に沿う位置でのトレイアップギヤの突出部と、本体側の用紙量検知センサとの位置関係を示す概略的な断面図。
実施形態に係る画像形成装置の本体側の用紙量検知センサ、及び、給紙トレイ側の第2のカップリング及びトレイアップギヤの位置関係を本体の背面側から見た概略図。
図11中のB-B線に沿う位置でのトレイアップギヤの突出部と、本体側の用紙量検知センサとの位置関係を示す概略的な断面図。
実施形態に係る画像形成装置の本体側の用紙量検知センサ、及び、給紙トレイ側の第2のカップリング及びトレイアップギヤの位置関係を本体の背面側から見た概略図。
図13中のC-C線に沿う位置でのトレイアップギヤの突出部と、本体側の用紙量検知センサとの位置関係を示す概略的な断面図。
実施形態に係る給紙トレイの用紙残量表示に関する処理フロー。
図15中のトレイアップ動作に関する処理フロー。
変形例に係る画像形成装置の本体側の用紙量検知センサ、及び、給紙トレイ側のトレイアップギヤを上方から見た概略図。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、図面を用いて画像形成装置10の実施形態について説明する。
【0008】
図1及び図2に示す画像形成装置10は、例えば複合機(MFP:Multi Function Printer)である。画像形成装置10は、本体12と、搬送部14と、プリンタ16と、ディスプレイ181を有するコントロールパネル18と、スキャナ20と、給紙トレイ収容部22とを備える。
【0009】
図3に示すように、画像形成装置10は、さらに、制御部26及び用紙量算出データテーブル28を備える。搬送部14、プリンタ16、コントロールパネル18、スキャナ20、給紙トレイ収容部22、及び、制御部26は、本体12に設けられる。制御部26は、搬送部14、プリンタ16、コントロールパネル18、スキャナ20、給紙トレイ収容部22、及び、用紙量算出データテーブル28を制御する。
【0010】
図1及び図2に示すように、給紙トレイ収容部22には、例えば上下方向に並ぶ複数段の給紙トレイ221が配置される。各給紙トレイ221は、紙葉類(被画像形成媒体)として、例えば複数枚の用紙を積層して収容する。用紙は、例えば紙またはラベル用紙である。紙葉類は、その表面に画像が形成できるものであればどのようなものであってもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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