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公開番号
2025074507
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-14
出願番号
2023185353
出願日
2023-10-30
発明の名称
物体センサの取付構造
出願人
本田技研工業株式会社
代理人
弁理士法人大島特許事務所
主分類
G01S
7/03 20060101AFI20250507BHJP(測定;試験)
要約
【課題】物体センサの取付構造において、物体センサの機能の損失を抑制する要求と外装部材のデザインの自由度を増大させる要求とを同時に満たすことを目的とする。
【解決手段】 車体2の車外側且つ外装部材3の車内側に配置された物体センサ11を車体に取り付けるための取付構造10は、物体センサを受容するブラケット12と、ブラケットを車体に連結する連結部材13と、を備える。連結部材は、車内外方向に移動可能にブラケットを支持する支持部材38と、ブラケットを車外側に向けて付勢する付勢部材39と、を有する。
【選択図】 図2
特許請求の範囲
【請求項1】
車体の車外側且つ外装部材の車内側に配置された物体センサを前記車体に取り付けるための取付構造であって、
前記物体センサを受容するブラケットと、
前記ブラケットを前記車体に連結する連結部材と、を備え、
前記連結部材は、
車内外方向に移動可能に前記ブラケットを支持する支持部材と、
前記ブラケットを車外側に向けて付勢する付勢部材と、を有する物体センサの取付構造。
続きを表示(約 970 文字)
【請求項2】
前記支持部材は、前記車内外方向に延在する軸部を有し、
前記付勢部材は、前記軸部の周りに配置され、前記車内外方向に伸縮可能なコイルばねである請求項1に記載の物体センサの取付構造。
【請求項3】
前記ブラケットは、前記車内外方向に貫通する貫通孔を有し、
前記軸部は、前記貫通孔を貫通して配置され、
前記支持部材は、前記軸部の外周面から径方向外側に向けて突出し、前記貫通孔の周囲の前記ブラケットの車外側の面に当接するフランジ部を有し、
前記コイルばねの車外側の端部は、前記貫通孔の周囲の前記ブラケットの車内側の面に当接する請求項2に記載の物体センサの取付構造。
【請求項4】
前記車体は、前記車内外方向に貫通する挿通孔を有し、
前記軸部は、前記挿通孔に嵌合することで、前記車体に固定されている請求項3に記載の物体センサの取付構造。
【請求項5】
前記車体は、前記車内外方向に貫通する挿通孔を有し、
前記支持部材は、前記挿通孔を貫通し、前記ブラケットと共に前記車内外方向に移動可能に前記車体に支持される請求項3に記載の物体センサの取付構造。
【請求項6】
前記コイルばねの車内側の端部は、前記車体に当接する請求項3に記載の物体センサの取付構造。
【請求項7】
前記支持部材は、前記フランジ部よりも車内側において、前記軸部の前記外周面から前記径方向外側に向けて突出する台座部を更に有し、
前記コイルばねの車内側の端部は、前記台座部に当接する請求項3に記載の物体センサの取付構造。
【請求項8】
前記ブラケットは、前記物体センサを受容する受容部と、前記受容部から両側に張り出す一対の張出部と、を有し、
前記連結部材は、一方の前記張出部の上部に係合する第1連結部材と、他方の前記張出部の下部に係合する第2連結部材と、を含むように少なくとも3つ以上設けられている請求項1~7のいずれか1項に記載の物体センサの取付構造。
【請求項9】
前記物体センサは、前記車体よりも前記外装部材に近い位置に配置される請求項1~7のいずれか1項に記載の物体センサの取付構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、物体センサの取付構造に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、交通参加者の中でも脆弱な立場にある人々にも配慮した持続可能な輸送システムへのアクセスを提供する取り組みが活発化している。この実現に向けて予防安全技術に関する研究開発を通して交通の安全性や利便性をより一層改善する研究開発に注力している。例えば特許文献1には、車両の前方の物体の有無や相対距離等を検出する物体検知装置(物体センサ)が車体に取り付けられた取付構造が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許4331152号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
物体センサは、車体の車外側且つバンパなどの外装部材の車内側に配置される場合がある。この場合において、外部からの衝撃による物体センサの機能の損失を抑制するために、物体センサを外装部材から遠ざけることが好ましい(即ち、物体センサをできるだけ車体側に配置するのが好ましい)。
【0005】
しかしながら、物体センサを外装部材から遠ざけると、外装部材のうちで物体センサからの電波が通過する部分(以下、「センサ視野部分」と称する)の面積が大きくなる。近年では、物体を検知するエリアの拡大を目的として、物体センサの視野(FoV:Field of View)が拡大される場合もある。物体センサのFoVが拡大するにつれて、外装部材のセンサ視野部分の面積も大きくなる。外装部材のセンサ視野部分には、物体センサの機能との兼ね合いで、デザイン上の制約(例えば、曲率の制約)が存在するため、外装部材のセンサ視野部分の面積が大きくなると、外装部材のデザイン上の制約も大きくなる。
【0006】
このように、物体センサの機能の損失を抑制する要求と外装部材のデザインの自由度を増大させる要求とは互いにトレードオフの関係にあり、両者を同時に満たすことは困難である。
【0007】
本発明は、以上の背景を鑑み、物体センサの取付構造において、物体センサの機能の損失を抑制する要求と外装部材のデザインの自由度を増大させる要求とを同時に満たすことを目的とする。そして、延いては持続可能な輸送システムの発展に寄与するものである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するために本発明は、車体(2)の車外側且つ外装部材(3)の車内側に配置された物体センサ(11)を前記車体に取り付けるための取付構造(10)であって、前記物体センサを受容するブラケット(12)と、前記ブラケットを前記車体に連結する連結部材(13A~13C)と、を備え、前記連結部材は、車内外方向に移動可能に前記ブラケットを支持する支持部材(38)と、前記ブラケットを車外側に向けて付勢する付勢部材(39)と、を有する。
【0009】
この態様によれば、付勢部材は、ブラケットを介して物体センサを車外側に向けて付勢するため、物体センサを外装部材側に近づけることができる。これにより、外装部材のセンサ視野部分の面積を抑制することができるため、外装部材のデザインの自由度を増大させることができる。外装部材が外部から衝撃を受けたとき、物体センサ及びブラケットは、付勢部材の付勢力に抗して車外側から車内側に変位する。これにより、物体センサに加わる衝撃が緩和されるため、物体センサの破損、即ち物体センサの機能の損失が抑制される。以上により物体センサの機能の損失を抑制する要求と外装部材のデザインの自由度を増大させる要求とを同時に満たすことができる。
【0010】
上記の態様において、前記支持部材は、前記車内外方向に延在する軸部(41)を有し、前記付勢部材は、前記軸部の周りに配置され、前記車内外方向に伸縮可能なコイルばねであってよい。
(【0011】以降は省略されています)
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