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公開番号2025074696
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-14
出願番号2023185696
出願日2023-10-30
発明の名称化合物及びその製造方法、組成物、硬化物、表示装置、固体撮像素子、封止材料、並びに絶縁材料
出願人住友化学株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類C07D 305/08 20060101AFI20250507BHJP(有機化学)
要約【課題】リソグラフィ性能に優れ、高い屈折率を示す硬化物を与えることができる新たな化合物及びその製造方法を提供すること。
【解決手段】
式(I)で表される化合物。
<com:Image com:imageContentCategory="Drawing"> <com:ImageFormatCategory>TIFF</com:ImageFormatCategory> <com:FileName>2025074696000031.tif</com:FileName> <com:HeightMeasure com:measureUnitCode="Mm">29</com:HeightMeasure> <com:WidthMeasure com:measureUnitCode="Mm">149</com:WidthMeasure> </com:Image>
[式(I)中、
Lは単結合又は2価の基を表し、複数あるLは同一であっても異なっていてもよい。
Aは酸素原子又は硫黄原子を表し、複数あるAは同一であっても異なっていてもよい。
nは0~6のいずれかの整数を表す。
Rは1価の置換基を表し、Rが複数ある場合、複数のRは同一であっても異なっていてもよい。
R2は水素原子又は1価の置換基を表し、複数あるR2は同一であっても異なっていてもよい。]
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
式(I)で表される化合物。
TIFF
2025074696000025.tif
29
149
[式(I)中、
Lは単結合又は2価の基を表し、複数あるLは同一であっても異なっていてもよい。
Aは酸素原子又は硫黄原子を表し、複数あるAは同一であっても異なっていてもよい。
nは0~6のいずれかの整数を表す。
Rは1価の置換基を表し、Rが複数ある場合、複数のRは同一であっても異なっていてもよい。


は水素原子又は1価の置換基を表し、複数あるR

は同一であっても異なっていてもよい。]
続きを表示(約 950 文字)【請求項2】
請求項1に記載の化合物を含む、組成物。
【請求項3】
重合開始剤をさらに含む、請求項2に記載の組成物。
【請求項4】
前記重合開始剤が熱カチオン重合開始剤又は熱アニオン重合開始剤である、請求項3に記載の組成物。
【請求項5】
請求項1に記載の化合物又は請求項2~4のいずれか一項に記載の組成物の硬化物。
【請求項6】
請求項5に記載の硬化物を含む、表示装置。
【請求項7】
請求項5に記載の硬化物を含む、固体撮像素子。
【請求項8】
請求項1に記載の化合物又は請求項2~4のいずれか一項に記載の組成物を含む、封止材料。
【請求項9】
請求項1に記載の化合物又は請求項2~4のいずれか一項に記載の組成物を含む、絶縁材料。
【請求項10】
式(I-A)で表される化合物の製造方法であって、
TIFF
2025074696000026.tif
29
149
[式(I-A)中、
Lは単結合又は2価の基を表し、複数あるLは同一であっても異なっていてもよい。
nは0~6のいずれかの整数を表す。
Rは1価の置換基を表し、Rが複数ある場合、複数のRは同一であっても異なっていてもよい。


は水素原子又は1価の置換基を表し、複数あるR

は同一であっても異なっていてもよい。]
式(II):
TIFF
2025074696000027.tif
28
149
[式(II)中、n及びRは前記と同じ意味を表す。]
で表される化合物と、式(III):
TIFF
2025074696000028.tif
12
149
[式(III)中、R

は前記と同じ意味を表し、Xは脱離基を表す。]
で表される化合物とを反応させることにより、前記式(I-A)で表される化合物を得る工程を含む、製造方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、化合物及びその製造方法、組成物、硬化物、表示装置、固体撮像素子、封止材料、並びに絶縁材料に関する。
続きを表示(約 2,800 文字)【背景技術】
【0002】
光学機器の分野において高屈折材料が要望されている。高屈折材料によりレンズを得ることができ、レンズにより光学機器内の光路を制御することができる。固体撮像素子において各光電変換素子への集光効率を向上させる目的でレンズが用いられ、また表示装置において画素からの光の取り出し効率を向上させる目的でレンズが用いられている。従来、種々の高屈折材料の開発がなされている(例えば、特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2011/102258号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の一つの目的は、リソグラフィ性能に優れ、高い屈折率を示す硬化物を与えることができる新たな化合物及びその製造方法を提供することにある。本発明の他の目的は、該化合物を含む組成物、該化合物又は該組成物の硬化物、該硬化物を含む表示装置、該硬化物を含む固体撮像素子、並びに該組成物を含む封止材料及び絶縁材料を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は、以下を含む。
[1]式(I)で表される化合物。
TIFF
2025074696000001.tif
29
149
[式(I)中、
Lは単結合又は2価の基を表し、複数あるLは同一であっても異なっていてもよい。
Aは酸素原子又は硫黄原子を表し、複数あるAは同一であっても異なっていてもよい。
nは0~6のいずれかの整数を表す。
Rは1価の置換基を表し、Rが複数ある場合、複数のRは同一であっても異なっていてもよい。


は水素原子又は1価の置換基を表し、複数あるR

は同一であっても異なっていてもよい。]
[2][1]に記載の化合物を含む、組成物。
[3]重合開始剤をさらに含む、[2]に記載の組成物。
[4]前記重合開始剤が熱カチオン重合開始剤又は熱アニオン重合開始剤である、請求項3に記載の組成物。
[5][1]に記載の化合物又は[2]~[4]のいずれかに記載の組成物の硬化物。
[6][5]に記載の硬化物を含む、表示装置。
[7][5]に記載の硬化物を含む、固体撮像素子。
[8][1]に記載の化合物又は[2]~[4]のいずれかに記載の組成物を含む、封止材料。
[9][1]に記載の化合物又は[2]~[4]のいずれかに記載の組成物を含む、絶縁材料。
[10]式(I-A)で表される化合物の製造方法であって、
TIFF
2025074696000002.tif
29
149
[式(I-A)中、
Lは単結合又は2価の基を表し、複数あるLは同一であっても異なっていてもよい。
nは0~6のいずれかの整数を表す。
Rは1価の置換基を表し、Rが複数ある場合、複数のRは同一であっても異なっていてもよい。


は水素原子又は1価の置換基を表し、複数あるR

は同一であっても異なっていてもよい。]
式(II):
TIFF
2025074696000003.tif
28
149
[式(II)中、n及びRは前記と同じ意味を表す。]
で表される化合物と、式(III):
TIFF
2025074696000004.tif
12
149
[式(III)中、R

は前記と同じ意味を表し、Xは脱離基を表す。]
で表される化合物とを反応させることにより、前記式(I-A)で表される化合物を得る工程を含む、製造方法。
[11]式(I-B)で表される化合物の製造方法であって、
TIFF
2025074696000005.tif
29
149
[式(I-B)中、
Lは単結合又は2価の基を表し、複数あるLは同一であっても異なっていてもよい。


は酸素原子又は硫黄原子を表し、複数あるA

は同一であっても異なっていてもよい。ただし、A

のうち少なくとも一つは硫黄原子である。
nは0~6のいずれかの整数を表す。
Rは1価の置換基を表し、Rが複数ある場合、複数のRは同一であっても異なっていてもよい。


は水素原子又は1価の置換基を表し、複数あるR

は同一であっても異なっていてもよい。]
式(I-A):
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、リソグラフィ性能に優れ、高い屈折率を示す硬化物を与えることができる新たな化合物及びその製造方法を提供することができる。また、本発明によれば、該化合物を含む組成物、該化合物又は該組成物の硬化物、該硬化物を含む表示装置、該硬化物を含む固体撮像素子、並びに該組成物を含む封止材料及び絶縁材料を提供することができる。該化合物を含む組成物は、硬化性(膜厚保持率)の点でも優れる。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、本発明の実施形態について詳細に説明する。ただし、本発明は以下の実施形態に限定されるものではない。
【0008】
本明細書において、「~」を用いて示された数値範囲は、「~」の前後に記載される数値をそれぞれ最小値及び最大値として含む範囲を示す。本明細書中に段階的に記載されている数値範囲において、一つの数値範囲で記載された上限値又は下限値は、他の段階的な記載の数値範囲の上限値又は下限値に置き換えてもよい。また、本明細書中に記載されている数値範囲において、その数値範囲の上限値又は下限値は、実施例に示されている値に置き換えてもよい。
【0009】
本明細書において、(メタ)アクリレートは、アクリレート又はそれに対応するメタクリレートを意味する。(メタ)アクリロイル基、(メタ)アクリル酸エステル等の他の類似表現についても同様である。
【0010】
本明細書中、以下で例示する材料は、特に断らない限り、条件に該当する範囲で、1種単独で用いてもよく、2種以上を組み合わせて用いてもよい。各成分の含有量は、各成分に該当する物質が複数存在する場合、特に断らない限り、当該複数の物質の合計量を意味する。
(【0011】以降は省略されています)

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