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公開番号
2025074760
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-14
出願番号
2023185783
出願日
2023-10-30
発明の名称
表面処理システム
出願人
株式会社大林組
,
太陽建機レンタル株式会社
代理人
弁理士法人一色国際特許事務所
主分類
B24C
9/00 20060101AFI20250507BHJP(研削;研磨)
要約
【課題】構造物の下面側に位置する処理対象面を効率よく表面処理することである。
【解決手段】構造物の下面に設定された処理対象面に向けて噴射物を噴射する表面処理システムであって、前記噴射物を噴射する噴射ノズルと、該噴射ノズルが挿入される飛散防止ハウジングと、該飛散防止ハウジングが搭載される走行装置と、を備え、前記飛散防止ハウジングは、上面に、前記処理対象面と対向する上端開口部が設けられるとともに、側面内方に、前記噴射ノズルが斜め上方に向けた傾斜姿勢で配置されていることを特徴とする。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
構造物の下面に設定された処理対象面に向けて噴射物を噴射する表面処理システムであって、
前記噴射物を噴射する噴射ノズルと、
該噴射ノズルが挿入される飛散防止ハウジングと、
該飛散防止ハウジングが搭載される走行装置と、を備え、
前記飛散防止ハウジングは、
上面に、前記処理対象面と対向する上端開口部が設けられるとともに、
側面内方に、前記噴射ノズルが斜め上方に向けた傾斜姿勢で配置されていることを特徴とする表面処理システム。
続きを表示(約 520 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の表面処理システムにおいて、
前記走行装置に、前記飛散防止ハウジングを昇降させる昇降装置を設け、
前記走行装置上に、前記飛散防止ハウジングを昇降方向と直交する方向に移動させる移動機構を備えることを特徴とする表面処理システム。
【請求項3】
請求項1に記載の表面処理システムにおいて、
前記飛散防止ハウジングの底部に、前記噴射物を回収する回収口が設けられていることを特徴とする表面処理システム。
【請求項4】
請求項1に記載の表面処理システムにおいて、
前記飛散防止ハウジングに、該飛散防止ハウジングの前記上端開口部と平行な面内で前記噴射ノズルを揺動可能に支持する揺動機構を備えることを特徴とする表面処理システム。
【請求項5】
請求項1に記載の表面処理システムにおいて、
前記飛散防止ハウジングが、平面視形状を拡縮自在に構成されていることを特徴とする表面処理システム。
【請求項6】
請求項1に記載の表面処理システムにおいて、
前記噴射物が、研削材であることを特徴とする表面処理システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、処理対象面に噴射物を噴射する表面処理システムに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば、構造物の壁面などを塗装する工事では、壁面の異物を除去する研削作業を実施する。研削作業には様々な方法があるが、一般にはブラスト装置を採用し、処理対象面を研削する場合が多い。
【0003】
ブラスト装置は、特許文献1に開示されているように、処理対象面に開口部が押し当てられるカップ形状のケース、ケース内で処理対象の表面に向けて研削材を噴射するノズル、及び噴射した研削材やこの研削材を処理対象の表面に衝突させることで発生した粉塵などを吸引する回収口を設けたノズルヘッドを備えている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2016-172295号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1のようなブラスト装置による研削作業は、作業員がノズルヘッドを手に持って、処理対象面に押し当てつつ移動させることで実施する。例えば橋梁の塗替塗装工事などでは、作業員が吊り足場上で上記の研削作業を、鋼製主桁の全面に対して実施することとなる。
【0006】
このため、鋼製主桁の下フランジ下面に対して研削作業を実施する際、吊り足場と鋼製主桁の下フランジとの隙間が狭隘であると、作業員は、吊り足場上に寝そべるような姿勢で研削作業をせざるを得ない。このような姿勢では、作業進捗が悪いだけでなく、ムラが生じやすいなど仕上がりの品質を確保することが困難となりやすい。また、処理対象面に向けて噴射させた研削材がノズルヘッドから漏れ出て作業員に降りかかるおそれがあるなど、作業環境に課題を生じていた。
【0007】
本発明は、かかる課題に鑑みなされたものであって、その主な目的は、構造物の下面側に位置する処理対象面を効率よく表面処理することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
かかる目的を達成するため、本発明の表面処理システムは、構造物の下面に設定された処理対象面に向けて噴射物を噴射する表面処理システムであって、前記噴射物を噴射する噴射ノズルと、該噴射ノズルが挿入される飛散防止ハウジングと、該飛散防止ハウジングが搭載される走行装置と、を備え、前記飛散防止ハウジングは、上面に、前記処理対象面と対向する上端開口部が設けられるとともに、側面内方に、前記噴射ノズルが斜め上方に向けた傾斜姿勢で配置されていることを特徴とする。
【0009】
本発明の表面処理システムは、前記走行装置に、前記飛散防止ハウジングを昇降させる昇降装置を設け、前記走行装置上に、前記飛散防止ハウジングを昇降方向と直交する方向に移動させる移動機構を備えることを特徴とする
【0010】
本発明の表面処理システムは、前記飛散防止ハウジングの底部に、前記噴射物を回収する回収口が設けられていることを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)
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