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公開番号
2025075147
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-15
出願番号
2023186110
出願日
2023-10-31
発明の名称
吸着装置
出願人
マツヤアールアンドディ ベトナム カンパニー・リミテッド
代理人
個人
主分類
B25J
15/06 20060101AFI20250508BHJP(手工具;可搬型動力工具;手工具用の柄;作業場設備;マニプレータ)
要約
【課題】複数枚の積層された通気性を持つシート部材を安定的に1枚だけ吸着する技術を提供する。
【解決手段】吸着装置1は、通気性を有するシート部材を吸着するための装置であって、吸着面55を有する本体部と、本体部に設けられ、気体を吸引してシート部材Sを吸着する吸引孔部52と、本体部において吸引孔部52と所定の間隔をあけて設けられ、シート部材に向けて気体を排出する排出孔部51と、を備えることを特徴とする。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
通気性を有するシート部材を吸着するための吸着装置であって、
吸着面を有する本体部と、
前記本体部に設けられ、気体を吸引して前記シート部材を吸着する吸引孔部と、
前記本体部において前記吸引孔部と所定の間隔をあけて設けられ、前記シート部材に向けて気体を排出する排出孔部と、
を備えることを特徴とする吸着装置。
続きを表示(約 490 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の吸着装置において、
前記吸着面の平面視において、
前記吸引孔部が円環形状を有しており、
前記排出孔部が前記吸引孔部の内径側に配置され、円形を有していることを特徴とする吸着装置。
【請求項3】
請求項2に記載の吸着装置において、
前記吸引孔部及び前記排出孔部が同心円状に配置されていることを特徴とする吸着装置。
【請求項4】
請求項2に記載の吸着装置において、
前記吸引孔部は、複数の吸引孔が周方向に並んで配置されていることを特徴とする吸着装置。
【請求項5】
請求項1に記載の吸着装置において、
前記吸着面の平面視において、
前記吸引孔部及び前記排気孔部が直線形状を有していることを特徴とする吸着装置。
【請求項6】
請求項5に記載の吸着装置において、
前記吸引孔部は、複数の吸引孔が直線方向に並んで配置されており、
前記排気孔部は、複数の排気孔が直線方向に並んで配置されていることを特徴とする吸着装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、複数枚の積層された通気性を持つ布を安定的に1枚だけ吸着する技術に関する発明である。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
複数枚の積層されたシート部材を1つずつ取り出すために、従来では気体の吸引力を利用した吸着装置が広く利用されてきた(特許文献1参照)。この方法は、その取り出そうとしているシート部材が通気性を持たない(気体を透過させない)、あるいは非常に通気性が低い場合であれば適用できるが、服飾で使用されるような布に代表される、通気性を持つシート部材に対しては適用が困難であった(特許文献2参照)。
【0003】
なぜなら、布が有する通気性のために、取り出そうとしているシート部材の直下にあるシート部材にまで吸引力が作用してしまい、2枚目以降のシート部材まで同時に吸着してしまう場合があるためである。
【0004】
一方で、この現象を避けるために、吸着装置の吸引力を最小限に留めようとすると、何らかの外乱(例えば、外からの余計な風によって吸着装置からシート部材を引き離す力、振動によりシート部材に作用する慣性力、シート部材の坪量(単位面積当たりの重さ)のバラつきによる重さの増加など)が生じた際に、吸引力が足りず、吸着装置から脱落してしまうという問題があった。
【0005】
以上の理由により、通気性を持つシート部材を安定的に1枚だけ取り出すことは従来技術では困難であった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2016-68164号公報
特開2020-29353号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明が解決しようとする課題は、複数枚の積層された通気性を持つシート部材を安定的に1枚だけ吸着する技術を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明に係る吸着装置は、通気性を有するシート部材を吸着するための吸着装置であって、吸着面を有する本体部と、前記本体部に設けられ、気体を吸引して前記シート部材を吸着する吸引孔部と、前記本体部において前記吸引孔部と所定の間隔をあけて設けられ、前記シート部材に向けて気体を排出する排出孔部と、を備えることを特徴とする。
【0009】
また、本発明に係る吸着装置において、前記吸着面の平面視において、前記吸引孔部が円環形状を有しており、前記排出孔部が前記吸引孔部の内径側に配置され、円形を有していることが好ましい。
【0010】
また、本発明に係る吸着装置において、前記吸引孔部及び前記排出孔部が同心円状に配置されていることが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)
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