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公開番号
2025093497
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-24
出願番号
2023209177
出願日
2023-12-12
発明の名称
Ceで付活されたαサイアロン蛍光体の製造方法
出願人
デンカ株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
C09K
11/64 20060101AFI20250617BHJP(染料;ペイント;つや出し剤;天然樹脂;接着剤;他に分類されない組成物;他に分類されない材料の応用)
要約
【課題】内部量子効率に優れたCe付活αサイアロン蛍光体の製造方法を提供すること。
【解決手段】本開示の一側面は、Ceで付活されたαサイアロンと、Eu源と、を含む混合物を、1200~1500℃で加熱処理して加熱処理物を得る工程を有する、Ceで付活されたαサイアロン蛍光体の製造方法を提供する。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
Ceで付活されたαサイアロンと、Eu源と、を含む混合物を、1200~1500℃で加熱処理して加熱処理物を得る工程を有する、Ceで付活されたαサイアロン蛍光体の製造方法。
続きを表示(約 320 文字)
【請求項2】
前記混合物における前記Eu源の含有量が、前記Ceで付活されたαサイアロンの含有量100質量部に対して、0.1~3.0質量部である、請求項1に記載の製造方法。
【請求項3】
前記加熱処理が、希ガス及び還元性ガスからなる群より選択される少なくとも一種を含む雰囲気下で行われる、請求項1又は2に記載の製造方法。
【請求項4】
前記加熱処理物を酸処理する工程を更に有する、請求項1又は2に記載の製造方法。
【請求項5】
Si源、Al源、及びCe源を含む原料組成物を焼成することによって、前記Ceで付活されたαサイアロンを得る工程を更に有する、請求項1又は2に記載の製造方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、Ceで付活されたαサイアロン蛍光体の製造方法に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
αサイアロン(Si-Al-O-N)は、α型窒化ケイ素の結晶格子間に特定の元素が侵入固溶し、電気的中性を保つために、Si-N結合の一部がAl-N結合又はAl-O結合で置換された構造を有する固溶体である。侵入固溶している元素の一部を発光中心元素で置換することで、蛍光が発現する。
【0003】
特許文献1には、一般式:(Ca
X
、M
Y
)(Si、Al)
12
(O、N)
16
(但し、MはCe、Pr、Eu、Tb、Yb、Erから選ばれた1種以上の元素で、0.3<X+Y<1.5、0<Y<0.7)で示されるα型サイアロンを主成分とする蛍光体の製造方法であって、(a)窒化ケイ素と、(b)窒化アルミニウムと、(c)フッ化カルシウムと、(d)Mの酸化物又は窒化物と、更に必要に応じて、(e)酸化アルミニウムと、からなる混合粉末を加熱し、得られた生成物を所望の粒径に粉砕することを特徴とするものが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
国際公開第2005/123876号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
Ceを発光中心元素としたα型サイアロンを含む蛍光体は、青色領域~緑色領域の蛍光を示す蛍光体として注目を集めている。本開示は、内部量子効率に優れたCe付活αサイアロン蛍光体の製造方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明者らは、Ceで付活されたαサイアロンに対して、Eu源と共に加熱処理を施すことで、内部量子効率に優れる、Ceで付活されたαサイアロン蛍光体を製造できることを見出した。
【0007】
本開示は、以下の[1]~[5]を提供する。
[1] Ceで付活されたαサイアロンと、Eu源と、を含む混合物を、1200~1500℃で加熱処理して加熱処理物を得る工程を有する、Ceで付活されたαサイアロン蛍光体の製造方法。
[2] 混合物におけるEu源の含有量が、Ceで付活されたαサイアロンの含有量100質量部に対して、0.1~3.0質量部である、[1]に記載の製造方法。
[3] 加熱処理が、希ガス及び還元性ガスからなる群より選択される少なくとも一種を含む雰囲気下で行われる、[1]又は[2]に記載の製造方法。
[4] 加熱処理物を酸処理する工程を更に有する、[1]~[3]のいずれかに記載の製造方法。
[5] Si源、Al源、及びCe源を含む原料組成物を焼成することによって、Ceで付活されたαサイアロンを得る工程を更に有する、[1]~[4]のいずれかに記載の製造方法。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、内部量子効率に優れたCe付活αサイアロン蛍光体の製造方法を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、実施例1、2及び比較例7、12のαサイアロン蛍光体の発光スペクトルである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本開示の実施形態を説明する。ただし、以下の実施形態は、本開示を説明するための例示であり、本開示を以下の内容に限定する趣旨ではない。
(【0011】以降は省略されています)
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