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公開番号
2025075687
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-15
出願番号
2023187035
出願日
2023-10-31
発明の名称
ガス検出装置
出願人
旭化成エレクトロニクス株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
G01N
21/03 20060101AFI20250508BHJP(測定;試験)
要約
【課題】楕円体ミラー及び折り返しミラーを備える小型で高精度なガス検出装置が提供される。
【解決手段】ガス検出装置は、導光部の内面の少なくとも一部の形状は、n個(n:1以上の自然数)の楕円体E
1
、…、E
n
の一部の図形で構成され、導光部の内面の別の部分の少なくとも一部の形状は、平面又は二次曲面の一部の図形で構成され、光源領域の面積の60%以上が領域R
s
に存在し、受光領域の面積の60%以上が領域R
d
に存在し、平面又は二次曲面は、平面又は二次曲面を含む楕円体E
q
(q:1≦q≦nを満たす自然数)の2つの焦点を結ぶ線分と交わり、平面又は二次曲面は、楕円体E
q
の中央の点から、楕円体E
q
の最大長の20%の距離の範囲内を通り、長軸に対して垂直な対称面に対して、なす角度は1°以上である。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
発光部と、受光部と、前記発光部からの光を前記受光部に導く導光部を備え、
前記導光部の内面の少なくとも一部の形状は、n個(n:1以上の自然数)の楕円体E
1
、…、E
n
の一部の図形で構成され、前記導光部の内面の別の部分の少なくとも一部の形状は、平面又は二次曲面の一部の図形で構成され、
楕円体E
i
(i:1≦i≦nを満たす自然数)の断面において最大の面積となる楕円を楕円E
ci
とし、楕円E
ci
の2つの焦点F
ai
、F
bi
を通り、回転させずに楕円体E
i
と拡大縮小の関係にある最小の体積を持つ楕円体を楕円体E
si
とし、
楕円体E
i
内部であって楕円体E
si
を含まない領域を領域R
e
とし、
前記発光部の光源領域を含む楕円体E
i
を、楕円体E
s
とし、
前記受光部の受光領域を含む楕円体E
i
を、楕円体E
d
とし、
前記楕円体E
s
の領域R
e
を、領域R
s
とし、
前記楕円体E
d
の領域R
e
を、領域R
d
としたときに、
前記光源領域の面積の60%以上が領域R
s
に存在し、前記受光領域の面積の60%以上が領域R
d
に存在し、
前記平面又は前記二次曲面は、前記平面又は前記二次曲面を含む楕円体E
q
(q:1≦q≦nを満たす自然数)の2つの焦点を結ぶ線分と交わり、
前記平面又は前記二次曲面は、前記楕円体E
q
の中央の点から、前記楕円体E
q
の最大長の20%の距離の範囲内を通り、長軸に対して垂直な対称面に対して、なす角度は1°以上である、ガス検出装置。
続きを表示(約 750 文字)
【請求項2】
前記角度は2°以上である、請求項1に記載のガス検出装置。
【請求項3】
前記角度は5°以上である、請求項1に記載のガス検出装置。
【請求項4】
前記発光部と前記受光部は、同じ焦点から前記楕円体E
s
の最大長L
ms
の20%以下の距離に位置する、請求項1に記載のガス検出装置。
【請求項5】
前記発光部と前記受光部は前記楕円体Eの端部付近に位置している、請求項1に記載のガス検出装置。
【請求項6】
前記楕円体E
s
及び前記楕円体E
d
のそれぞれの長半径aと短半径bの比(a/b)が1.2以上である、請求項1又は2に記載のガス検出装置。
【請求項7】
前記光源領域の最大長をL
s
とし、前記楕円体E
s
の最大長をL
ms
としたときに、L
s
≧(L
ms
/50)である、請求項1又は2に記載のガス検出装置。
【請求項8】
前記受光領域の最大長をL
d
とし、前記楕円体E
d
の最大長をL
md
としたときに、L
d
≧(L
md
/50)である、請求項1又は2に記載のガス検出装置。
【請求項9】
同一の保持部が前記発光部と、前記受光部を保持する、請求項1又は2に記載のガス検出装置。
【請求項10】
前記同一の保持部が、さらに制御部も保持する、請求項9に記載のガス検出装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示はガス検出装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
ガスを検出するガス検出装置が様々な分野で利用されている。例えば特許文献1は、赤外線を放射する光源と、特定波長の赤外線を検出する検出器とを楕円体の内面(楕円体ミラー)を有するケース内に備え、当該ケース内に被検出ガスが導入されるように構成された装置を開示する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-071816号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1には楕円体ミラーの焦点の外側の領域に発光部及び受光部を配置した光路設計が開示されている。発光部のサイズに対して楕円体ミラーが大きくない場合に、発光部から出た光線を、もう一方の楕円の外側領域に置かれた受光部に集めることができる。
【0005】
一方で、近年のガス検出装置の小型化トレンドにともない、よりサイズを小型にすることが求められている。
【0006】
そのため、空間体積をさらに効率的に使ってサイズ当たりの光路長を長くして、体積当たりのガス感度を高めることが求められている。
【0007】
かかる点に鑑みてなされた本開示の目的は、楕円体ミラー及び折り返しミラーを備える小型で高精度なガス検出装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
(1)本開示の一実施形態に係るガス検出装置は、
発光部と、受光部と、前記発光部からの光を前記受光部に導く導光部を備え、
前記導光部の内面の少なくとも一部の形状は、n個(n:1以上の自然数)の楕円体E
1
、…、E
n
の一部の図形で構成され、前記導光部の内面の別の部分の少なくとも一部の形状は、平面又は二次曲面の一部の図形で構成され、
楕円体E
i
(i:1≦i≦nを満たす自然数)の断面において最大の面積となる楕円を楕円E
ci
とし、楕円E
ci
の2つの焦点F
ai
、F
bi
を通り、回転させずに楕円体E
i
と拡大縮小の関係にある最小の体積を持つ楕円体を楕円体E
si
とし、
楕円体E
i
内部であって楕円体E
si
を含まない領域を領域R
e
とし、
前記発光部の光源領域を含む楕円体E
i
を、楕円体E
s
とし、
前記受光部の受光領域を含む楕円体E
i
を、楕円体E
d
とし、
前記楕円体E
s
の領域R
e
を、領域R
s
とし、
前記楕円体E
d
の領域R
e
を、領域R
d
としたときに、
前記光源領域の面積の60%以上が領域R
s
に存在し、前記受光領域の面積の60%以上が領域R
d
に存在し、
前記平面又は前記二次曲面は、前記平面又は前記二次曲面を含む楕円体E
q
(q:1≦q≦nを満たす自然数)の2つの焦点を結ぶ線分と交わり、
前記平面又は前記二次曲面は、前記楕円体E
q
の中央の点から、前記楕円体E
q
の最大長の20%の距離の範囲内を通り、長軸に対して垂直な対称面に対して、なす角度は1°以上である。
【0009】
(2)本開示の一実施形態として、(1)において、
前記角度は2°以上である。
【0010】
(3)本開示の一実施形態として、(1)又は(2)において、
前記角度は5°以上である。
(【0011】以降は省略されています)
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