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公開番号
2025075982
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-15
出願番号
2023187542
出願日
2023-11-01
発明の名称
射出成形機、制御方法、および制御プログラム
出願人
株式会社日本製鋼所
代理人
弁理士法人深見特許事務所
主分類
B29C
45/76 20060101AFI20250508BHJP(プラスチックの加工;可塑状態の物質の加工一般)
要約
【課題】ログデータの記憶のために必要となる記憶領域の容量を抑制しつつ、ログデータを更新することである。
【解決手段】射出成形処理を行う射出成形機(100)は、記憶装置(44)と、射出成形機(100)の状態を示す第1データを記憶装置(44)に記憶させる制御装置(40)とを備える。制御装置(40)は、射出成形処理の実行期間に含まれる第1期間において第1データを取得し、第1期間と異なる第2期間において、第1データの取得を停止する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
射出成形処理を行う射出成形機であって、
記憶装置と、
前記射出成形機の状態を示す第1データを前記記憶装置に記憶させる制御装置とを備え、
前記制御装置は、
前記射出成形処理の実行期間に含まれる第1期間において前記第1データを取得し、
前記第1期間と異なる第2期間において、前記第1データの取得を停止する、射出成形機。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
第1部品と、
前記第1部品の状態を検出する第1センサとをさらに備え、
前記第1データは、前記第1センサの検出値である、請求項1に記載の射出成形機。
【請求項3】
前記第1期間は、前記第1部品が動作している期間である、請求項2に記載の射出成形機。
【請求項4】
前記第1期間は、前記第1部品の動作が開始されるときおよび動作が終了するときの少なくとも一方を基準として設定される期間である、請求項2に記載の射出成形機。
【請求項5】
前記第1期間は、前記第1部品の動作が変化するときを基準として設定される期間である、請求項2に記載の射出成形機。
【請求項6】
前記第1部品は、サーボモータである、請求項2に記載の射出成形機。
【請求項7】
ユーザからの入力を受け付ける入力装置をさらに備え、
前記制御装置は、前記ユーザからの入力に基づいて、前記第1データを取得する期間を前記第1期間から他の期間に変更する、請求項1~請求項6のいずれか1項に記載の射出成形機。
【請求項8】
前記制御装置は、
前記射出成形機の状態を示す第2データを取得して前記記憶装置に記憶させ、
前記射出成形処理の実行期間に含まれる第3期間において、前記第2データを取得し、
前記第3期間と異なる第4期間において、前記第2データの取得を停止する、請求項1~請求項6のいずれか1項に記載の射出成形機。
【請求項9】
以下のステップを含む、射出成形処理を行う射出成形機を制御するための制御装置で実行される制御方法:
前記射出成形機は、
記憶装置と、
制御装置とを備え、
(a)前記射出成形処理の実行期間に含まれる第1期間において、前記射出成形機の状態を示す第1データを取得するステップ;
(b)前記第1期間と異なる第2期間において、前記第1データの取得を停止するステップ。
【請求項10】
射出成形処理を行う射出成形機で用いられるコンピュータの制御プログラムであって、
前記射出成形機は、
記憶装置と、
制御装置とを備え、
前記制御プログラムは、コンピュータに、
前記射出成形処理の実行期間に含まれる第1期間において、前記射出成形機の状態を示す第1データを取得するステップと、
前記第1期間と異なる第2期間において、前記第1データの取得を停止するステップと、を実行させる、制御プログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、射出成形機、制御方法、および制御プログラムに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、工場において、プラスチック等の樹脂を基材とする成形品を製造する射出成形機が導入されている。射出成形機では、当該射出成形機の状態を示すデータをログとして記録することが一般的である。特許文献1(特開2011-110795号公報)には、溶融樹脂材料を磁化するための励磁コイルに関するデータをログとして記録する射出成形機が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2011-110795号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
射出成形機は、様々な種類の部品を動作させて射出成形処理を行う。射出成形機では、これら各部品の状態を示す様々な種類のデータがログとして記録される。しかしながら、これら全てのデータをログとして常時記録すると、ログデータを記憶するために必要とする記憶領域が増大してしまう。
【0005】
本開示は、このような課題を解決するためになされたものであって、その目的は、ログデータの記憶のために必要となる記憶領域を抑制しつつ、ログデータを更新することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
一実施形態に係る射出成形機は、射出成形処理を行う。射出成形機は、記憶装置と、射出成形機の状態を示す第1データを記憶装置に記憶させる制御装置とを備える。制御装置は、射出成形処理の実行期間に含まれる第1期間において第1データを取得し、第1期間と異なる第2期間において、第1データの取得を停止する。
【0007】
一実施形態に係る制御方法は、射出成形処理を行う射出成形機を制御するための制御装置で実行される制御方法であって、以下のステップ(a)、(b)を含む。射出成形機は、記憶装置と、制御装置とを備える。(a)射出成形処理の実行期間に含まれる第1期間において、射出成形機の状態を示す第1データを取得するステップ;(b)第1期間と異なる第2期間において、第1データの取得を停止するステップ。
【0008】
一実施形態に係る射出成形処理を行う射出成形機で用いられるコンピュータの制御プログラムである。射出成形機は、記憶装置と、制御装置とを備える。制御プログラムは、コンピュータに、射出成形処理の実行期間に含まれる第1期間において、射出成形機の状態を示す第1データを取得するステップと、第1期間と異なる第2期間において、第1データの取得を停止するステップと、を実行させる。
【発明の効果】
【0009】
本開示に係る射出成形機によれば、ログデータの記憶のために必要となる記憶領域を抑制しつつ、ログデータを更新できる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
射出成形機の外観図である。
射出成形機が有する構成を示す概略ブロック図である。
実施の形態1における成形サイクルおよびログを取得する期間を説明するための図である。
サーボモータに関するログを取得するフローチャートを示す図である。
比較例の成形サイクルおよびログを取得する期間を説明するための図である。
実施の形態2に係る型閉工程、射出工程、および保圧工程におけるログの取得期間を説明するための図である。
実施の形態3に係る型閉工程、射出工程、および保圧工程におけるログの取得期間を説明するための図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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