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公開番号
2025076120
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-15
出願番号
2023187864
出願日
2023-11-01
発明の名称
脚立
出願人
株式会社ピカコーポレイション
代理人
安田岡本弁理士法人
主分類
E06C
1/32 20060101AFI20250508BHJP(戸,窓,シャッタまたはローラブラインド一般;はしご)
要約
【課題】 左右屈伸リンクを屈伸する連動杆を、製作時仕様にもオプション仕様にも適合でき、専用脚立にもはしご兼用脚立にも適用できるようにする。
【解決手段】左右一対の脚柱3を天板4と踏桟5とで連結して梯子状脚体6を形成し、この脚体6を前後一対配置してその上端部を回動自在に連結し、前後脚体6を閉姿勢αから開いて開姿勢βにしたときにその開姿勢βを維持する開き止めリンク機構7で前後脚体6を連結している。開き止めリンク機構7は、第1リンクa1と第2リンクa2とを連結ピンa3を介して連結した屈伸リンクAを前後脚柱3に連結しており、屈伸リンクAに屈曲状態から伸張状態にしてその伸張状態を維持する回動規制部a4を設けている。第1リンクa1と第2リンクa2の一方には左右屈伸リンクAで対向する位置に係止部8が設けられており、この左右係止部8に両端が着脱自在に係合する連動杆9を設けている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
左右一対の脚柱(3)を天板(4)と踏桟(5)とで連結して梯子状脚体(6)を形成し、この脚体(6)を前後一対配置してその上端部を回動自在に連結し、前後脚体(6)を閉姿勢(α)から開いて開姿勢(β)にしたときにその開姿勢(β)を維持する開き止めリンク機構(7)で前後脚体(6)を連結しており、
前記開き止めリンク機構(7)は、第1リンク(a1)と第2リンク(a2)とを連結ピン(a3)を介して連結した屈伸リンク(A)を前後脚柱(3)に連結しており、屈伸リンク(A)に屈曲状態から伸張状態にしてその伸張状態を維持する回動規制部(a4)を設けている脚立であって、
前記第1リンク(a1)と第2リンク(a2)の一方には左右屈伸リンク(A)で対向する位置に係止部(8)が設けられており、この左右係止部(8)に両端が着脱自在に係合する連動杆(9)が設けられていることを特徴とする脚立。
続きを表示(約 590 文字)
【請求項2】
前記連動杆(9)は、軸心方向中途部に弾性的に伸縮可能な弾性伸縮部(9a)を有し、軸心方向両端部に弾性伸縮部(9a)より小径の細杆部(9b)を有することを特徴とする請求項1に記載の脚立。
【請求項3】
前記連動杆(9)は、一端に細杆部(9b)を有しかつ他端が開口された筒形状の伸縮筒部材(11)と、一端に細杆部(9b)を有しかつ他端側に前記伸縮筒部材(11)に挿入された伸縮軸部材(12)と、伸縮筒部材(11)と伸縮軸部材(12)との間に配置された伸縮弾性体(13)とを有することを特徴とする請求項2に記載の脚立。
【請求項4】
前記係止部(8)は、貫通穴(15a)を穿孔した係止具(15)を第1リンク(a1)又は第2リンク(a2)に着脱自在に取り付けて形成されていることを特徴とする請求項1~3のいずれか1項に記載の脚立。
【請求項5】
前記係止部(8)は、第1リンク(a1)又は第2リンク(a2)に貫通穴(15a)を穿孔して形成されていることを特徴とする請求項1~3のいずれか1項に記載の脚立。
【請求項6】
前記いずれかの脚柱(3)に、取り外した連動杆(9)を脚柱(3)に沿わせて収納するための連動杆収納部(18)が設けられていることを特徴とする請求項1~3のいずれか1項に記載の脚立。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、一対の脚体を開閉可能にした脚立に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
脚立は、昇り降りする方向から見て、左右一対の脚柱を天板と踏桟とで連結して梯子状脚体を形成し、前後一対の脚体の上端部を回動自在に連結し、前後脚体を閉姿勢から開いて開姿勢にしたときにその開姿勢を維持する開き止めリンク機構で前後脚体を連結して構成されている。
【0003】
この脚立は、前後脚体を閉姿勢と開姿勢とだけを取り得る専用脚立と、開き止めリンク機構の連結を解除して、前後脚体を略180度展開してはしご姿勢にできるはしご兼用脚立とがある。但し、はしご兼用脚立は、はしご姿勢にすることなく、専用脚立と同一の使い方をされることもある。
【0004】
前者の専用脚立として、特許文献1に記載された脚立は、一対の梯子状の脚体の上端部を回動自在に連結して脚体を開閉可能とした脚立において、各脚体両側の上下方向中間位置の踏桟の直上位置にそれぞれ連結リンクを回転自在に取付け、脚体開閉方向に対向する各一対の連結リンクの先端部を互いに重合させて結合ピンにて相対回転自在に結合するとともに、各連結リンク先端部の重合部に脚体両側間にわたって延びる1本の操作軸が貫通する長孔を形成し、各長孔は脚体を閉じた状態から開いたときに操作軸が相対移動するように結合ピンを中心として円弧形状に形成した円弧状部と脚体が所定角度開いた時に操作軸が位置する円弧状部の端から下方に垂下した垂下係合部にて構成し、かつ脚体を開いて操作軸を垂下係合部に係合させた状態で操作軸が踏桟上端より下方に位置するように構成してなる(請求項1)。
【0005】
また、後者のはしご兼用脚立として、特許文献2に記載された脚立は、二本の支柱と、前記二本の支柱の間に架け渡される複数の踏桟と、前記二本の支柱の上端部を連結する天板と、を備える一対の梯子体が、互いの上端部で相対回転可能に連結され、前記一対の梯子体が所定間隔に離間した開状態において前記一対の梯子体の相対変位を規制するアーム部材と、開状態の際に前記一対の梯子体の相対変位の規制を解除する規制解除部材と、を備える脚立であって、前記アーム部材は、一組のアーム体で構成され、それぞれの前記アーム体は、前記一対の梯子体において対向して近接離間するそれぞれの前記支柱に回動可能に支持されるとともに、互いの先端部が相対回転可能に連結され、前記規制解除部材は、操作部と、開状態の際に前記アーム部材と係合される係合部と、前記係合部と前記操作部とを連係する連係部とで構成され、開状態の際に前記操作部を変位させることにより、前記係合部が変位して前記アーム部材を屈曲させ、前記規制解除部材を変位可能に支持するガイド部材が設けられる(請求項1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特許第2966770号公報
特許第7203432号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
前記前者従来技術は、操作軸を上下して連結リンクを屈伸させ、脚立を閉姿勢と開姿勢とに変更できるが、操作軸は連結リンク先端部の重合部に貫通して取り付けられていて、着脱可能になっていないので、脚立製作時から組み込んでおかなくてはならなく、オプション仕様にはできないし、はしご兼用脚立には適用することが困難になっている。
【0008】
また前記後者従来技術は、規制解除部材の係合部をアーム部材に下方から係合さることにより、アーム部材を屈曲させることができるが、規制解除部材の係合部にはアーム部材を伸展させる機能は存在しなく、脚立を閉姿勢から開姿勢にするときには、左右のアーム部材を人手で操作することになる。
【0009】
本発明は、このような従来技術の問題点を解決できるようにした脚立を提供することを
目的とする。
【0010】
本発明は、左右屈伸リンクを同時に屈伸する連動杆を着脱自在に設けることにより、製作時仕様にもオプション仕様にも適合でき、専用脚立にもはしご兼用脚立にも適用できる開き止めリンク機構を有する脚立を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)
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