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公開番号
2025089156
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-12
出願番号
2023204186
出願日
2023-12-01
発明の名称
建具
出願人
株式会社LIXIL
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
E06B
3/263 20060101AFI20250605BHJP(戸,窓,シャッタまたはローラブラインド一般;はしご)
要約
【課題】環境性能に優れた建具を提供すること。
【解決手段】引き違い窓1は、長尺状の左縦框33を備える。左縦框33は、金属材料で形成される室外側枠部41と、室外側枠部41の室内側に設けられ、金属材料で形成される室内側枠部51と、室外側枠部41と室内側枠部51との間に設けられ、室外側枠部41と室内側枠部51とを連結するブリッジ部71と、を有する。室外側枠部41は、室内側にそれぞれ延びる複数の室外側延出片47を有する。室内側枠部51は、室外側にそれぞれ延びる複数の室内側延出片57を有する。ブリッジ部71は、室外側延出片47と、当該室外側延出片47と上下方向に隣り合う室内側延出片57と、を連結する。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
建物の開口部に設けられる建具であって、
枠体及び框体のうちいずれかである長尺部材が枠組みされて構成されるサッシを備え、
前記長尺部材は、金属材料で形成される室外側枠部と、前記室外側枠部の室内側に設けられ、金属材料で形成される室内側枠部と、前記室外側枠部と前記室内側枠部との間に設けられ、前記室外側枠部と前記室内側枠部とを連結するブリッジ部と、を有し、
前記長尺部材の長手方向を長尺方向とすると、
前記室外側枠部は、室内側にそれぞれ延びる複数の室外側延出片を有し、
前記室内側枠部は、室外側にそれぞれ延びる複数の室内側延出片を有し、
前記ブリッジ部は、前記室外側延出片と、当該室外側延出片と前記長尺方向に隣り合う前記室内側延出片と、を連結する、建具。
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【請求項2】
前記ブリッジ部は、前記長尺方向に延びる棒状部材を有し、
前記室外側枠部は、室外側孔部を有し、
前記室内側枠部は、室内側孔部を有し、
前記棒状部材は、前記室外側孔部と、前記室内側孔部と、を挿通する、請求項1に記載の建具。
【請求項3】
前記棒状部材は、前記長尺方向に間隔をおいて複数設けられている、請求項2に記載の建具。
【請求項4】
前記室外側延出片と、前記室内側延出片と、は、前記長尺方向に交互に配置されている、請求項1~3のいずれか1項に記載の建具。
【請求項5】
前記長尺部材を前記長尺方向に3等分して3つの領域に分けるとともに、当該3つの領域のうち、中間の領域を、第1領域とし、各端側の各領域のうち一方の領域を、第2領域としたときに、
前記第1領域に配置されている前記ブリッジ部の総質量は、前記第2領域に配置されている前記ブリッジ部の総質量よりも小さい、請求項1~3のいずれか1項に記載の建具。
【請求項6】
前記長尺部材を前記長尺方向に3等分して3つの領域に分けるとともに、当該3つの領域のうち、中間の領域を、第1領域とし、各端側の各領域のうち一方の領域を、第2領域とし、
前記第1領域において、前記棒状部材と前記室外側孔部との接触面積と、前記棒状部材と前記室内側孔部との接触面積と、のうち、より小であるものを第1接触面積とし、
前記第2領域において、前記棒状部材と前記室外側孔部との接触面積と、前記棒状部材と前記室内側孔部との接触面積と、のうち、より小であるものを第2接触面積としたときに、
前記第1接触面積は、前記第2接触面積よりも小さい、請求項2又は3に記載の建具。
【請求項7】
前記第1領域に配置されている前記室外側延出片及び前記室内側延出片の数は、前記第2領域に配置されている前記室外側延出片及び前記室内側延出片の数よりも、小さい、請求項6に記載の建具。
【請求項8】
前記室外側孔部と、当該室外側孔部と隣り合う前記室内側孔部と、は、間隔をおいて配置されている、請求項2又は3のいずれか1項に記載の建具。
【請求項9】
前記長尺部材は、前記室内側枠部の室内側に取り付けられるカバー部材を有する、請求項1~3のいずれか1項に記載の建具。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、建具に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、省エネや脱炭素化・低炭素化等の観点から、断熱性能を向上させる建具が望まれている。これに対して、互いに離間する室内側に配置される室内側枠と、室外側に配置される室外側枠と、を有し、熱伝導率が低い樹脂で構成されるブリッジ材が、室内側枠と室外側枠との間に配置される建具が知られている(例えば、特許文献1参照)。このブリッジ材によって室内側枠と室外側枠との間での熱伝導が遮断されるため、優れた断熱性能が得られる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-167699号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
近年、SDGsが世界的な課題となっており、建材製品においても、脱炭素化・低炭素化への要求や、資源循環化への要求が更に高まっている。このため、好適に断熱可能であるとともに、資源循環化に伴うリサイクルがより容易な建具が望まれている。しかしながら、特許文献1に記載の建具では、特許文献1に記載の建具では、ブリッジ材は、比較的強固に室外側枠及び室内側枠に固定されている。このため、また、製品寿命が尽きた際に、ブリッジ材と、室外側枠及び室内側枠との分解が困難であった。ブリッジ材は、樹脂により構成されている。また、樹脂は、リサイクルの容易化等の観点から、使用量の削減や置換が望まれている。このように、特許文献1の建具は、環境性能の面で改善の余地がある。
【0005】
本開示は、環境性能に優れた建具を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示は、建物の開口部に設けられる建具であって、枠体及び框体のうちいずれかである長尺部材が枠組みされて構成されるサッシを備え、前記長尺部材は、金属材料で形成される室外側枠部と、前記室外側枠部の室内側に設けられ、金属材料で形成される室内側枠部と、前記室外側枠部と前記室内側枠部との間に設けられ、前記室外側枠部と前記室内側枠部とを連結するブリッジ部と、を有し、前記長尺部材の長手方向を長尺方向とすると、前記室外側枠部は、室内側にそれぞれ延びる複数の室外側延出片を有し、前記室内側枠部は、室外側にそれぞれ延びる複数の室内側延出片を有し、前記ブリッジ部は、前記室外側延出片と、当該室外側延出片と前記長尺方向に隣り合う前記室内側延出片と、を連結する、建具に関する。
【図面の簡単な説明】
【0007】
第1実施形態に係る建具を室内側から見た正面図である。
第1実施形態に係る長尺部材を室内側から見た正面図である。
第1実施形態に係る長尺部材の平面図である。
第1実施形態に係る長尺部材を左側から見た側面図である。
第1実施形態の第1変形例に係る長尺部材を室内側から見た正面図である。
第1実施形態の第1変形例に係る長尺部材の平面図である。
第1実施形態の第1変形例に係る長尺部材を左側から見た側面図である。
第1実施形態の第2変形例に係る長尺部材を左側から見た側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
(第1実施形態)
以下、本開示の第1実施形態について、図面を参照しつつ説明する。図1に示すように、本実施形態の引き違い窓1は、建物100の外壁に形成された開口部101に設けられている。
【0009】
本明細書において、「上下方向」とは、天地方向をいう。「左右方向」とは、室内側X2から引き違い窓1を見た場合の左右方向をいう。「見込方向」とは、引き違い窓1における室内外方向をいう。「見付方向」とは、引き違い窓1を正面から見たときに前方に見える面(例えば、ガラス35)の面方向をいう。また、見込方向は、引き違い窓1の奥行方向でもある。見付方向は、上下左右方向でもある。「見付面」とは、室内外方向に直交して延び、室内側及び室外側にそれぞれ面するように配置される面をいう。「見込面」とは、室内外方向に沿って延びる面をいう。
【0010】
引き違い窓1は、開口部101の開口周縁部に配置された枠体2と、引き違い障子である一対の障子3,8と、を有する。
(【0011】以降は省略されています)
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