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公開番号2025076152
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-15
出願番号2023187929
出願日2023-11-01
発明の名称土壌分析の前処理装置
出願人株式会社クボタ
代理人安田岡本弁理士法人
主分類G01N 1/28 20060101AFI20250508BHJP(測定;試験)
要約【課題】通気装置の内部の土壌が第1容器に戻ることを抑制する。
【解決手段】土壌分析の前処理装置1は、圃場で採取した土壌D1に含まれる成分を分析する前に処理をする前処理装置1であって、採取された土壌D1を取り入れるための取入口10を有する複数の第1容器5と、前記第1容器5の上方に配置され、且つ複数の前記第1容器5内の空気を排出する通気装置7と、を備え、前記通気装置7は、複数の前記第1容器5の前記取入口10とそれぞれ連通する複数の連通孔22aを有し、且つ当該複数の連通孔22aを介して複数の前記第1容器5内から排出された空気が通過する本体部12と、前記本体部12に設けられ、複数の前記第1容器5内の空気を前記本体部12の内部に吸入するファン27と、を有し、前記複数の連通孔22aの周囲には、他の連通孔22aとの間に、上方に突出する突出部22が形成されている。
【選択図】図18
特許請求の範囲【請求項1】
圃場で採取した土壌に含まれる成分を分析する前に処理をする前処理装置であって、
採取された土壌を取り入れるための取入口を有する複数の第1容器と、
前記第1容器の上方に配置され、且つ複数の前記第1容器内の空気を排出する通気装置と、
を備え、
前記通気装置は、
複数の前記第1容器の前記取入口とそれぞれ連通する複数の連通孔を有し、且つ当該複数の連通孔を介して複数の前記第1容器内から排出された空気が通過する本体部と、
前記本体部に設けられ、複数の前記第1容器内の空気を前記本体部の内部に吸入するファンと、
を有し、
前記複数の連通孔の周囲には、他の連通孔との間に、上方に突出する突出部が形成されている土壌分析の前処理装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記突出部は、それぞれ前記複数の連通孔の外周に沿って上方に突出する段差である請求項1に記載の土壌分析の前処理装置。
【請求項3】
前記突出部は、それぞれ前記複数の連通孔の間を区画し、且つ上方に突出するリブである請求項1に記載の土壌分析の前処理装置。
【請求項4】
複数の前記第1容器を加熱する加熱装置を備え、
前記加熱装置は、
複数の前記第1容器を固定する固定部と、
前記固定部に設けられ、且つ当該固定部を加熱するヒータと、
を有している請求項1に記載の土壌分析の前処理装置。
【請求項5】
前記ヒータは、前記固定部において、複数の前記第1容器の間に配置されている請求項4に記載の土壌分析の前処理装置。
【請求項6】
前記固定部は、前記複数の第1容器をそれぞれ固定する固定孔が形成された金属板である請求項4に記載の土壌分析の前処理装置。
【請求項7】
前記第1容器を振動させる加振機構を備え、
前記第1容器は、収容された土壌を取り出すための取り出し孔を有し、
前記第1容器の内部には、
前記取り出し孔を覆うように、前記第1容器に収容された土壌中に含まれる所定大きさ以上の異物の通過を阻止し、且つ所定大きさ未満の粒径の土壌の通過を許容する通過部を有するメッシュ板と、
前記通過部を覆うサイズに形成された覆い板と、
前記覆い板を前記第1容器の内部に保持する保持部材と、
が設けられている請求項1に記載の土壌分析の前処理装置。
【請求項8】
前記保持部材は、前記通過部を覆う中央位置と前記通過部の少なくとも一部を露出させる周辺位置との間で前記覆い板を移動可能に保持し、且つ前記中央位置に前記覆い板を復元させる復元力を付与する請求項7に記載の土壌分析の前処理装置。
【請求項9】
前記保持部材は、
前記加振機構が前記第1容器を振動させた場合、前記中央位置と前記周辺位置との間を前記覆い板が往復移動させ、
前記加振機構が前記第1容器を振動させていない場合、前記中央位置に前記覆い板を復元させる請求項8に記載の土壌分析の前処理装置。
【請求項10】
前記保持部材は、一端部が前記覆い板と接続され、且つ他端部が前記第1容器の内部に接続されているばね部材である請求項9に記載の土壌分析の前処理装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、圃場で採取した土壌に含まれる成分を分析する前の処理をする土壌分析の前処理装置に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1の土壌分析の前処理装置は、圃場で採取した土壌に含まれる成分を分析する前に処理をする前処理装置であって、前記土壌を入れるための取入口を有する第1容器と、前記取入口を覆う蓋体と、ファンとを有する通気装置と、を備え、前記第1容器は、前記取入口とは異なる位置に、前記ファンで発生させた空気を通過させる通気孔を有している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-096817号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の土壌分析の前処理装置は、土壌を効率良く確実に乾燥させることができる。しかしながら、特許文献1の土壌分析の前処理装置の通気装置は、第1容器の上部の取入口の上方に配置されるため、通気装置の内部にトラップされた土壌の塵埃が、第1容器の内部に落下する場合がある。特に、一の第1容器の内部の土壌が、他の第1容器の内部に落下すると、当該他の第1容器内の土壌の分析精度を悪化させる可能性がある。
【0005】
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであって、通気装置の内部の土壌が第1容器に戻ることを抑制することができる土壌分析の前処理装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明が上記課題を解決するために講じた技術的手段は、以下に示す点を特徴とする。
【0007】
本発明の一態様に係る土壌分析の前処理装置は、圃場で採取した土壌に含まれる成分を分析する前に処理をする前処理装置であって、採取された土壌を取り入れるための取入口を有する複数の第1容器と、前記第1容器の上方に配置され、且つ複数の前記第1容器内の空気を排出する通気装置と、を備え、前記通気装置は、複数の前記第1容器の前記取入口とそれぞれ連通する複数の連通孔を有し、且つ当該複数の連通孔を介して複数の前記第1容器内から排出された空気が通過する本体部と、前記本体部に設けられ、複数の前記第1容器内の空気を前記本体部の内部に吸入するファンと、を有し、前記複数の連通孔の周囲には、他の連通孔との間に、上方に突出する突出部が形成されている。
【0008】
前記突出部は、それぞれ前記複数の連通孔の外周に沿って上方に突出する段差であってもよい。
【0009】
前記突出部は、それぞれ前記複数の連通孔の間を区画し、且つ上方に突出するリブであってもよい。
【0010】
前記土壌分析の前処理装置は、複数の前記第1容器を加熱する加熱装置を備え、前記加熱装置は、複数の前記第1容器を固定する固定部と、前記固定部に設けられ、且つ当該固定部を加熱するヒータと、を有していてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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