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公開番号
2025076947
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-16
出願番号
2023188932
出願日
2023-11-02
発明の名称
ステーション装置、アクセスポイント装置、制御方法、およびプログラム
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
H04W
72/40 20230101AFI20250509BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】 ステーション装置が獲得した送信機会を別の通信装置に共有する仕組みを提供することを目的の1つとする。
【解決手段】 アクセスポイント装置に接続可能なステーション装置は、ステーション装置自身が送信機会を獲得している場合に、他の通信装置に送信機会を共有するMU-RTS TXS Trigger frameを送信する。
【選択図】 図3
特許請求の範囲
【請求項1】
アクセスポイント装置に接続可能なステーション装置であって、
前記ステーション装置が送信機会を獲得している場合に、他の通信装置に送信機会を共有するMU-RTS TXS Trigger frameを送信する送信制御手段を有することを特徴とするステーション装置。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記他の通信装置は、前記ステーション装置が接続しているアクセスポイント装置であることを特徴とする請求項1に記載のステーション装置。
【請求項3】
前記アクセスポイント装置に対して送信機会を共有するMU-RTS TXS Trigger frameのUser InfoフィールドのAID12サブフィールドには0から2007の範囲に含まれない特定の値が格納されることを特徴とする請求項1に記載のステーション装置。
【請求項4】
前記他の通信装置は、前記ステーション装置がダイレクトリンクを確立している他のステーション装置であることを特徴とする請求項1に記載のステーション装置。
【請求項5】
前記MU-RTS TXS Trigger frameのTriggerd TXOP Sharing Modeサブフィールドには2が設定されることを特徴とする請求項1に記載のステーション装置。
【請求項6】
前記MU-RTS TXS Trigger frameのTriggerd TXOP Sharing Modeサブフィールドには3が設定されることを特徴とする請求項1に記載のステーション装置。
【請求項7】
前記他の通信装置から、CAS Controlフィールドを含むフレームであって、当該CAS Controlフィールドに含まれるRDG/More PPDUサブフィールドに0が設定されたフレームを受信した場合であって送信すべきデータがバッファに格納されている場合、前記送信制御手段は当該送信すべきデータを含むフレームを当該送信すべきデータの宛先に向けて送信することを特徴とする請求項5に記載のステーション装置。
【請求項8】
前記他の通信装置から、CAS Controlフィールドを含むフレームであって、当該CAS Controlフィールドに含まれるRDG/More PPDUサブフィールドに0が設定されたフレームを受信した場合であって送信すべきデータがバッファに格納されている場合、前記送信制御手段は当該送信すべきデータを含むフレームを当該送信すべきデータの宛先に向けて送信することを特徴とする請求項6に記載のステーション装置。
【請求項9】
前記MU-RTS TXS Trigger frameには、EHT Variant User Infoフィールドが含まれることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載のステーション装置。
【請求項10】
前記MU-RTS TXS Trigger frameには、UHR Variant User Infoフィールドが含まれることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載のステーション装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、無線通信を行うステーション装置、アクセスポイント装置、制御方法、およびプログラムに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
無線LAN(Wireless Local Area Network)に関する通信規格として、IEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)802.11規格が知られている。IEEE802.11be規格やその後継規格であるIEEE802.11bn規格では、通信のレイテンシを削減したり、チャネルの利用効率を高めたりすることが検討されている。
【0003】
その候補技術として、例えば、特許文献1には、アクセスポイント装置が獲得した送信機会をステーション装置に共有する機能が検討されている。当該機能は、Triggerd TXOP Sharing機能とも呼称され得る。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2023-145264号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところでアクセスポイント装置とステーション装置等の2者間で通信を行う際に、ステーション装置が送信機会を確保してアクセスポイント装置にデータを送信する場合等において、念のため長い期間の送信機会を確保するケースがある。このようにステーション装置が送信機会を確保している状況において、ステーション装置が対向機であるアクセスポイント装置などからデータを受信するためには、確保した送信機会をCF-Endフレーム等で開放する必要がある。この際、所望のアクセスポイント装置がチャネルアクセスを勝ち取れなかった場合、アクセスポイント装置がステーション装置に対して送信すべきデータの送信が遅くなってしまうといった課題がある。また、アクセスポイント装置がチャネルアクセスを勝ち取れたケースにおいても、送信機会の開放の手続きやCSMA/CAを用いたチャネルアクセスの手続き等にかかる通信のオーバーヘッドが大きいといった課題がある。また、前述の通り、APが獲得した送信機会をAPに接続しているSTAに共有する仕組みは既に技術検討がなされている。しかしながらSTAが獲得した送信機会を他の通信装置に共有するための具体的な仕組みまでは技術検討がなされておらず、ステーションが獲得した送信機会を他の通信装置に共有することができないという課題がある。
【0006】
本発明は、上述の課題の少なくとも1つを鑑みなされたものである。本発明は、ステーション装置が獲得した送信機会を別の通信装置に共有するための仕組みを提供することを目的の1つとする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するため、本発明の1つの側面としてのステーション装置は、アクセスポイント装置に接続可能なステーション装置であって、前記ステーション装置が送信機会を獲得している場合に、他の通信装置に送信機会を共有するMU-RTS TXS Trigger frameを送信する送信制御手段を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明の1つの側面によれば、ステーション装置が獲得した送信機会を別の通信装置に共有する仕組みを提供できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
ネットワークシステムの構成を示す図である。
通信装置のハードウェア構成を示す図である。
TXOP Sharing手続きの一例を説明する模式図である。
MU-RTS TXS Trigger frameのフレームフォーマットの一例を説明する模式図である。
フィールドに格納される値と、当該値が指し示す意味を説明するためのテーブルである。
STAにおける通信制御の一例を示すフローチャートである。
APにおける通信制御の一例を示すフローチャートである。
Shared TXOPが利用される具体例を説明するための模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。なお、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。実施形態には複数の特徴が記載されているが、これらの複数の特徴の全てが発明に必須のものとは限らず、また、複数の特徴は任意に組み合わせられてもよい。さらに、添付図面においては、同一若しくは同様の構成に同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
(【0011】以降は省略されています)
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