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公開番号2025077355
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-19
出願番号2023189476
出願日2023-11-06
発明の名称制御装置、プログラム及び制御方法
出願人本田技研工業株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類G06Q 50/06 20240101AFI20250512BHJP(計算;計数)
要約【課題】電力供給への参加登録及び参加率を増やすことができる制御装置、プログラム及び制御方法を提供すること。
【解決手段】実施形態の制御装置は、決定部及び出力制御部を備える。決定部は、電気系統への電力の供給に実際に参加可能な電源の数である参加数を決定する。出力制御部は、予め定められた電力量を前記参加数で割った電力量を、前記供給に実際に参加可能な前記電源それぞれに電気系統に出力させる。実施形態の制御装置は、付与部をさらに備えても良い。付与部は、前記供給に実際に参加した前記電源を使用するユーザーにインセンティブを付与する。
【選択図】図2

特許請求の範囲【請求項1】
電気系統への電力の供給に実際に参加可能な電源の数である参加数を決定する決定部と、
予め定められた電力量を前記参加数で割った電力量を、前記供給に実際に参加可能な前記電源それぞれに電気系統に出力させる出力制御部と、を備える制御装置。
続きを表示(約 610 文字)【請求項2】
前記供給に実際に参加した前記電源を使用するユーザーにインセンティブを付与する付与部をさらに備える、請求項1に記載の制御装置。
【請求項3】
前記付与部は、前記供給への参加登録をしたうちの実際に前記供給に参加した割合である参加率が高いほど前記インセンティブの数量を多くする、請求項2に記載の制御装置。
【請求項4】
前記付与部は、第1の所定の期間の前記参加率が高いほど前記インセンティブの数量を多くし、前記第1の所定の期間よりも長い第2の所定の期間の前記参加率が高いほど前記インセンティブの数量を多くする、請求項3に記載の制御装置。
【請求項5】
前記付与部は、実際に前記供給に回数が多いほど前記インセンティブの数量を多くする、請求項2に記載の制御装置。
【請求項6】
制御装置が備えるプロセッサーを、
電気系統への電力の供給に実際に参加可能な電源の数である参加数を決定する決定部と、
予め定められた電力量を前記参加数で割った電力量を、前記電源それぞれに電気系統に出力させる出力制御部と、して機能させるプログラム。
【請求項7】
電気系統への電力の供給に実際に参加可能な電源の数である参加数を決定し、
予め定められた電力量を前記参加数で割った電力量を、前記電源それぞれに電気系統に出力させる、制御方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、制御装置、プログラム及び制御方法に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
従来技術のV2G(Vehicle-to-grid)システムでは、電力市場における入札電力の供給への参加登録をした各ユーザーの車両は、最大出力での参加か不参加のいずれかである。そして、従来技術のV2Gシステムでは、電力供給に対するインセンティブは、実際に参加したユーザー全員に同じだけ付与する。あるいは、従来技術のV2Gシステムでは、電力供給に対するインセンティブは、参加登録したユーザー全員に同じだけ付与する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-116975号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
インセンティブが参加登録者全員に付与される場合、不参加でもインセンティブが付与されるため参加率が下がってしまう。また、インセンティブが実際に参加したユーザーだけに付与される場合、参加登録をしていたにもかかわらず不参加となったユーザーは、参加のために車両の予定を開けるなどしていた場合もあり、不公平感を感じる可能性がある。これにより、参加登録への意欲が低下するおそれがある。
【0005】
また、参加登録及び参加率が低くなると、供給可能な電力及び電力量が低下する。また、参加登録及び参加率が低くなると、入札電力に対して電力量が足りなくなるおそれもある。
【0006】
本発明の実施形態が解決しようとする課題は、電力供給への参加登録及び参加率を増やすことができる制御装置、プログラム及び制御方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
実施形態の制御装置は、決定部及び出力制御部を備える。決定部は、電気系統への電力の供給に実際に参加可能な電源の数である参加数を決定する。出力制御部は、予め定められた電力量を前記参加数で割った電力量を、前記供給に実際に参加可能な前記電源それぞれに電気系統に出力させる。
【発明の効果】
【0008】
本発明は、電力供給への参加登録及び参加率を増やすことができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施形態に係るV2Gシステム及び当該V2Gシステムに含まれる構成要素の要部構成の一例を示すブロック図。
図1中の制御サーバーのプロセッサーによる処理の一例を示すフローチャート。
図1中の制御サーバーのプロセッサーによる処理の一例を示すフローチャート。
図1中の制御サーバーのプロセッサーによる処理の一例を示すフローチャート。
図1中の端末装置のプロセッサーによる処理の一例を示すフローチャート。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、実施形態に係るV2Gシステムについて図面を用いて説明する。なお、以下の実施形態の説明に用いる各図面は、各部の縮尺を適宜変更している場合がある。また、以下の実施形態の説明に用いる各図面は、説明のため、構成を省略して示している場合がある。また、各図面及び本明細書中において、同一の符号は同様の要素を示す。
図1は、実施形態に係るV2Gシステム1及びV2Gシステム1に含まれる構成要素の要部構成の一例を示すブロック図である。なお、装置の各構成要素は、内蔵であっても外付けであっても良い。V2Gシステム1は、制御サーバー100の制御により、車両300が出力する電力を電力系統500に供給するシステムである。V2Gシステム1は、一例として、制御サーバー100、端末装置200、車両300、給電装置400及び電力系統500を含む。なお、V2Gシステム1は、このうちの一部を含むものであっても良い。また、V2Gシステム1に含まれる各構成要素の数は限定しない。V2Gシステム1は、典型的には、複数の端末装置200、複数の車両300、及び複数の給電装置400を含む。
(【0011】以降は省略されています)

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