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公開番号
2025078401
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-20
出願番号
2023190946
出願日
2023-11-08
発明の名称
安全確認システム
出願人
株式会社日立ビルシステム
代理人
ポレール弁理士法人
主分類
G06F
16/90 20190101AFI20250513BHJP(計算;計数)
要約
【課題】本発明は、チャットボットによる質疑応答の効率化と安全性を両立することができるシステムを提供することを目的とする。
【解決手段】本発明の安全確認システム1は、質問者102からの問い合わせに対し、チャットボットにより回答文を作成し、チャットにより回答するものである。そのために、本発明は、質問者102から問い合わせに対する回答文を作成する回答文生成部157と、回答文生成部157が生成した回答文に安全上の問題が無いかを判定するための含意判定部160と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
ユーザからの問い合わせに対し、チャットボットにより回答文を作成し、チャットにより回答する安全確認システムにおいて、
前記ユーザから問い合わせに対する回答文を作成する回答文生成部と、前記回答文生成部が生成した回答文に安全上の問題が無いかを判定する含意判定部と、を備えたことを特徴とする安全確認システム。
続きを表示(約 930 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の安全確認システムにおいて、
事故事例を保存する事故事例データベースを備え、
前記含意判定部は、前記事故事例データベースを検索し、前記回答文生成部が生成した回答文の中に、前記事故事例データベースに保存された文章と類似する文章がある場合には、前記回答文に安全上の問題が有ると判定することを特徴とする安全確認システム。
【請求項3】
請求項2に記載の安全確認システムにおいて、
作業手順を保存する作業手順データベースを備え、
前記含意判定部は、前記作業手順データベースを検索し、前記回答文生成部が生成した前記回答文と前記作業手順の文章との間に含意関係があるかを判定することを特徴とする安全確認システム。
【請求項4】
請求項3に記載の安全確認システムにおいて、
前記含意判定部は、前記回答文生成部が生成した前記回答文と前記作業手順の文章との間に含意関係があると判定した場合には、前記作業手順の文章の内容が前記回答文に含まれているか否かを判定し、前記作業手順の文章の内容が前記回答文に含まれている場合には、前記回答文に抜け漏れが無いと判定し、前記作業手順の文章の内容が前記回答文に含まれていない場合には、前記回答文に抜け漏れが有りと判定することを特徴とする安全確認システム。
【請求項5】
請求項4に記載の安全確認システムにおいて、
前記回答文に安全上の問題が有ると判定、もしくは前記回答文に抜け漏れが有ると判定した場合に、どの回答者に確認依頼を出すかを選定する回答者選定部を備えたことを特徴とする安全確認システム。
【請求項6】
請求項5に記載の安全確認システムにおいて、
前記回答者選定部で選定された前記回答者に確認依頼の文面を作る確認依頼生成部を備えたことを特徴とする安全確認システム。
【請求項7】
請求項1乃至6の何れか1項に記載の安全確認システムにおいて、
前記安全確認システムは、前記ユーザが質問し、前記チャットボットが回答する対話形式であることを特徴とする安全確認システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、設備保全や据付工事などの作業を行う作業員に対し、安全に作業できるような知識を提供する安全確認システムに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
発電機やエレベータ、採掘・建築機器といったインフラ設備は社会で欠かせないものである。これらの設備は社会の多様化するニーズに合わせて設備の改良が進められ、複雑化している。そして、それらを保全する作業員、販売する販売員においても設備の専門知識が大量に必要となっている。
【0003】
そのため、保全会社や販売会社では、新人社員を中心に設備に関する専門教育がなされてきているが、教育を指導する人材不足の影響もあり、専門教育が十分とは言えない会社部署も増えてきている。そこで、日々の業務で発生する質問に対し、いつでも素早く応答できるような仕組みが求められている。このような質疑応答を行うシステムはチャットボットシステムと呼ばれるが、AI(Artificial Intelligence)などを活用されているものの常に質問に対し適切な応答が得られるとは限らない。
【0004】
この課題を解決するために、例えば特許文献1に記載の技術が提案されている。特許文献1には、単純な自動回答だけでなく、チャットボットシステムが回答できないと判定された場合は人間に回答を自動的に依頼し、さらにシームレスに引き継がせるための回答者を割当の方法が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2022-189237号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、前述のような施工や保全といった安全面を考慮すべき作業に関する質疑応答については、たとえチャットボットが回答できたとしても回答内容によっては身体に危険が及ぶ等、安全上のリスクがある可能性がある。一方で事務処理など安全上のリスクがほぼ無い質疑応答も大量に存在するため、全てを人間がチェックするというのも現実的ではない。
【0007】
本発明の目的は、チャットボットによる質疑応答の効率化と安全性を両立することができるシステムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
前記目的を達成するために本発明は、ユーザからの問い合わせに対し、チャットボットにより回答文を作成し、チャットにより回答する安全確認システムにおいて、前記ユーザから問い合わせに対する回答文を作成する回答文生成部と、前記回答文生成部が生成した回答文に安全上の問題が無いかを判定する含意判定部と、を備えたことを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、チャットボットによる質疑応答の効率化と安全性を両立することができるシステムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の実施例に係る安全確認システム1の全体構成図である。
本発明の実施例に係る作業手順データベース165の内部データ構造の一例を示す図である。
本発明の実施例に係る事故事例データベース170の内部データ構造の一例を示す図である。
本発明の実施例に係る安全確認システム1の全体処理を示すフローチャートである。
サブルーチンSUB01の処理内容を示すフローチャートである。
サブサブルーチンSUB01-01の処理内容を示すフローチャートである。
サブサブルーチンSUB01-02の処理内容を示すフローチャートである。
サブルーチンSUB02の処理内容を示すフローチャートである。
端末装置100の表示部105に表示される質問内容の一例を示す図である。
端末装置130の表示部135に表示される表示内容の一例を示す図である。
回答入力欄1040に入力後の表示内容の一例を示す図である。
端末装置100の表示部105に表示される回答文の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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