TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025078616
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-20
出願番号
2024194873
出願日
2024-11-07
発明の名称
分散型アーキテクチャ点火システム
出願人
アルトロニック エルエルシー
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
F02P
3/04 20060101AFI20250513BHJP(燃焼機関;熱ガスまたは燃焼生成物を利用する機関設備)
要約
【課題】 分散型アーキテクチャ点火システムを提供する。
【解決手段】 点火コイルアセンブリは、一次巻線及び二次巻線を備える点火用変圧器と、ローカル制御ユニットとを有する。スパーク装置が、点火用変圧器の二次巻線に接続される。ローカル制御ユニットは、点火用変圧器の点火タイミングを調整し、スパーク装置でスパークを発生させて、エンジンシリンダ内の燃料-空気混合気に点火するように適合される。中央制御ユニットは、点火用変圧器を監視するためのローカル制御ユニットと電子通信する。
【選択図】 図2
特許請求の範囲
【請求項1】
一次巻線及び二次巻線を備える点火用変圧器と、前記点火用変圧器の点火タイミングを調整して、スパーク装置でスパークを発生させて、エンジンシリンダ内の燃料-空気混合気に点火するように適合されたローカル制御ユニットと、を有する、点火コイルアセンブリと、
前記点火用変圧器を監視するための、前記ローカル制御ユニットと電子通信する中央制御ユニットと、
を備える点火システム。
続きを表示(約 930 文字)
【請求項2】
前記点火コイルアセンブリは、前記点火コイルアセンブリ内の最終的な一次駆動を昇圧し、それにより、前記中央制御ユニットとの低電圧ケーブル配線を使用しながら、より高い一次駆動電圧が提供される、請求項1に記載のシステム。
【請求項3】
前記点火コイルアセンブリは、前記最終的な一次駆動を昇圧するための電源を含む、請求項2に記載のシステム。
【請求項4】
前記中央制御ユニットは、前記点火コイルアセンブリに50V以下を供給し、
前記点火コイルアセンブリは、前記最終的な一次駆動電圧を400V以上に昇圧する、請求項2に記載のシステム。
【請求項5】
前記中央制御ユニットは、ツイストペアケーブルを介して前記ローカル制御ユニットと電子通信する、請求項1に記載のシステム。
【請求項6】
前記ツイストペアケーブルは、Ethernetケーブルを含む、請求項5に記載のシステム。
【請求項7】
前記スパーク装置は、スパークプラグを含む、請求項1に記載のシステム。
【請求項8】
1つ又は複数の追加の点火コイルアセンブリをさらに備え、
前記1つ又は複数の追加の点火コイルアセンブリのそれぞれは、関連する点火用変圧器の点火タイミングを調整するように適合されたローカル制御ユニットを有する、請求項1に記載のシステム。
【請求項9】
エンジンと、
請求項8に記載の点火システムと、を備え、
各点火コイルアセンブリは、関連する点火用変圧器の点火タイミングを調整し、スパーク装置でスパークを発生させて、前記エンジンのシリンダ内の燃料-空気混合気に点火する、エンジンシステム。
【請求項10】
前記点火コイルアセンブリは、少なくとも1つの測定値を含み、
前記ローカル制御ユニットは、前記少なくとも1つの測定値に基づいて点火タイミングを調整し、
前記中央制御ユニットは、ツイストペアケーブルを介して前記ローカル制御ユニットと電子通信する、請求項1に記載のシステム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
[0001] 本教示は、一般にパワーエレクトロニクスに関し、より詳細には、燃焼エンジンで使用され得る点火システムに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
[0002] 一般に、点火システムは、当業者には理解されるように、スパークプラグに送られてスパークを生じる高電圧を生成する。スパークはエンジンの燃焼室内の燃料-空気混合気に点火して、エンジンを駆動する。点火コイル(点火用変圧器とも呼ばれる)は、典型的には高電圧を生成する。「High tension capacitive discharge ignition with reinforcing triggering pulses」という名称の米国特許第7,401,603号は、点火システムを開示しており、その全体が参照により援用される。
【0003】
[0003] 既知の点火システムは集中制御を利用しており、これは、当業者には理解されるように、複数の点火用変圧器で使用され得る単一の制御ユニットを有することを意味する。しかし、以下で論じるように、分散制御システムを使用することによって利益が実現され得る。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0004】
[0004] したがって、分散型アーキテクチャ点火システムのための代替システム及び方法を有することが有益であろう。
【0005】
[0005] 本明細書に記載される要件、並びにさらなる及び他の要件及び利点は、以下に述べる解決策及び利点を示す本実施形態によって対処される。
【0006】
[0006] 本教示によるシステムの一実施形態は、限定はしないが、中央制御ユニットを備える点火システムを含む。点火コイルアセンブリ(又は複数のアセンブリ)は、一次巻線及び二次巻線を備える点火用変圧器と、ローカル制御ユニットとを有する。ローカル制御ユニットは、点火用変圧器の点火タイミングを調整し、(例えば点火用変圧器の二次巻線と直列に接続された)スパーク装置でスパークを発生させて、エンジンシリンダ内の燃料-空気混合気に点火するように適合される。中央制御ユニットは、点火用変圧器を監視するためのローカル制御ユニットと電子通信する。
【0007】
[0007] 一実施形態では、ローカル制御ユニットは、コイルアセンブリ内の最終的な一次駆動を昇圧し、それにより、中央制御ユニットとの低電圧ケーブル配線を使用しながら、より高い一次駆動電圧が提供される。
【0008】
[0008] 一実施形態では、中央制御ユニットは、点火コイルアセンブリに50V以下を供給し、これが、最終的な一次駆動電圧を400V以上に昇圧する。
【0009】
[0009] 一実施形態では、点火コイルアセンブリが、コイルアセンブリ内の最終的な一次駆動を昇圧するための電源を含む。
【0010】
[0010] 一実施形態では、中央制御ユニットは、ツイストペアケーブルを介してローカル制御ユニットと電子通信する。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
ダイハツ工業株式会社
車両
1か月前
トヨタ自動車株式会社
制御装置
2日前
ダイハツ工業株式会社
内燃機関
9日前
トヨタ自動車株式会社
制御装置
10日前
トヨタ自動車株式会社
制御装置
14日前
株式会社豊田自動織機
ターボチャージャ
1か月前
朝日電装株式会社
スロットル装置
10日前
朝日電装株式会社
スロットル装置
10日前
日産自動車株式会社
内燃機関
4日前
トヨタ自動車株式会社
異常診断装置
21日前
日産自動車株式会社
内燃機関
4日前
スズキ株式会社
エンジン
10日前
トヨタ自動車株式会社
空燃比算出装置
1日前
有光工業株式会社
動力システム
1か月前
トヨタ自動車株式会社
車両の制御装置
1か月前
トヨタ自動車株式会社
燃料性状推定装置
4日前
トヨタ自動車株式会社
給油判定装置
1か月前
個人
燃料噴射装置
4日前
株式会社ミクニ
吸気マニホールド及び船外機
4日前
個人
燃料タンク
10日前
個人
水素を初期燃焼に用いた対向ピストン内燃機関
1か月前
トヨタ自動車株式会社
内燃機関制御装置
1か月前
カワサキモータース株式会社
乗物及び排気部品
21日前
トヨタ自動車株式会社
内燃機関の制御装置
21日前
トヨタ自動車株式会社
内燃機関の制御装置
1か月前
Astemo株式会社
燃料噴射弁
9日前
東洋電機製造株式会社
電気式気動車
8日前
スズキ株式会社
車両におけるベルト滑り検出装置
11日前
トヨタ自動車株式会社
内燃機関の制御装置
1か月前
トヨタ自動車株式会社
内燃機関の制御装置
4日前
トヨタ自動車株式会社
内燃機関の制御装置
4日前
トヨタ自動車株式会社
内燃機関のピストン
4日前
Astemo株式会社
燃料噴射弁
4日前
カワサキモータース株式会社
乗物及びタンクカバー
23日前
トヨタ自動車株式会社
内燃機関の燃焼室構造
4日前
トヨタ自動車株式会社
ガスセンサ用ヒータ制御装置
4日前
続きを見る
他の特許を見る