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公開番号
2025079101
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-21
出願番号
2023191556
出願日
2023-11-09
発明の名称
シール装置
出願人
澁谷工業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
B65B
51/14 20060101AFI20250514BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】充填シールシステムにおいて、ゲーブルトップ紙容器のシール工程の処理能力を高めるとともに、製造コストを削減することができるシール装置を提供する。
【解決手段】折曲ガイド30、35によってゲーブルトップ紙容器の開口部両側の対向面を内側に折り曲げ、対向面の上縁を一対の挟持部材72で挟持して接合する。外部フレーム23は昇降可能に設けられ、折曲ガイド30、35が配置される。中間フレーム40は外部フレーム23に対して昇降可能に設けられる。内部フレーム50は中間フレーム40に対して昇降可能に設けられる。ヒータ60は、ヒータ昇降用エアシリンダ61により、紙容器Cの開口部に対向する加熱位置と、熱位置から離間した待機位置とに移動される。第1アーム70は、中間フレーム40に軸支され、一端に挟持部材72が設けられる。第2アーム71は、第1アーム70の他端に連結され、内部フレーム50に軸支される。
【選択図】 図3
特許請求の範囲
【請求項1】
折曲ガイドによってゲーブルトップ紙容器の開口部両側の対向面を内側に折り曲げ、前記対向面の上縁を一対の挟持部材で挟持して接合するゲーブルトップ紙容器のシール装置であって、
昇降可能に設けられ、前記折曲ガイドが配置された外部フレームと、
前記外部フレームに対して昇降可能に設けられた中間フレームと、
前記中間フレームに対して昇降可能に設けられた内部フレームと、
前記紙容器の開口部を加熱するヒータと、
前記ヒータを、前記紙容器の開口部に対向する加熱位置と、前記加熱位置から離間した待機位置とに移動させるヒータ移動手段と、
前記中間フレームに軸支され、一端に前記挟持部材が設けられる第1アームと、前記第1アームの他端に連結され、前記内部フレームに軸支される第2アームとを有するリンク機構と
を備えることを特徴とするシール装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、例えば牛乳等の液体内容物が充填されるゲーブルトップ紙容器に関し、より詳しくは、内容物が充填されたゲーブルトップ紙容器の開口部を切妻屋根形に成形してシールするシール装置に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
従来このようなシール装置として特許文献1に開示されたものが知られている。このシール装置が設けられた充填シールシステムは、有底角筒状に成形された紙容器に対して、コンベアにより間欠搬送する間に液体を充填し、紙容器の頂部をシールするように構成されている。すなわち充填部で紙容器に液体を充填した後、充填部の下流側において加熱装置により、紙容器の開口部の熱可塑性樹脂を熱風により加熱し、加熱装置の下流においてシールヘッドにより、開口部を閉鎖するとともに加圧して切妻屋根形の容器頂部を成形・シールしている。また特許文献2にも同様なシール装置が開示されており、このシール装置も有底角筒状の紙容器を間欠搬送する間に、紙容器に液体を充填した後、開口部を加熱し、頂部をシールするように構成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2001-270010号公報
特開2006-82844号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述した従来の充填シールシステムは紙容器を間欠搬送するように構成され、加熱装置とシール装置が独立して別のステーションに設けられている。したがってシール装置の昇降動作や紙容器の搬送にかかる時間の分だけ、処理能力の向上に限界があり、また2つのステーションを設ける必要があるために製造コストがかかるという問題があった。
【0005】
本発明は、充填シールシステムにおいて、ゲーブルトップ紙容器のシール工程の処理能力を高めるとともに、製造コストを削減することができるシール装置を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、折曲ガイドによってゲーブルトップ紙容器の開口部両側の対向面を内側に折り曲げ、対向面の上縁を一対の挟持部材で挟持して接合するゲーブルトップ紙容器のシール装置であって、昇降可能に設けられ、折曲ガイドが配置された外部フレームと、外部フレームに対して昇降可能に設けられた中間フレームと、中間フレームに対して昇降可能に設けられた内部フレームと、紙容器の開口部を加熱するヒータと、ヒータを、紙容器の開口部に対向する加熱位置と、加熱位置から離間した待機位置とに移動させるヒータ移動手段と、中間フレームに軸支され、一端に挟持部材が設けられる第1アームと、第1アームの他端に連結され、前記内部フレームに軸支される第2アームとを有するリンク機構とを備えることを特徴としている。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、充填シールシステムにおいて、ゲーブルトップ紙容器のシール工程の処理能力を高めるとともに、製造コストを削減することができるシール装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の一実施形態であるシール装置が設けられた充填シールシステムの全体的な構成を示す平面図である。
シール装置によって処理されるゲーブルトップ紙容器を示す斜視図である。
シールヘッドを示し、図1のA-A線に沿う矢視図である。
第1および第2の折曲ガイドが初期状態にあるときを示す側面図である。
第1および第2の折曲ガイドが折曲状態にあるときを示す側面図である。
シールヘッドによるシール動作を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下図示された実施形態に基づいて本発明を説明する。
図1は本発明の一実施形態であるシール装置10が設けられた充填シールシステムの全体的な構成を示している。このシステムにおいて、シール装置10と充填装置11の本体には無端チェーン12が掛け回され、シール装置10と充填装置11は軸心周りに連続的に回転する。充填装置11の本体には、その周縁に沿って一定間隔毎に充填ヘッド16が取付けられ、シール装置10の本体には、その周縁に沿って一定間隔毎にシールヘッド17が取付けられる。すなわち本実施形態では紙容器Cは連続搬送され、後述するように、連続搬送の間に、紙容器Cに対する充填動作とシール動作が行われる。
【0010】
無端チェーン12には一定間隔毎にグリッパ13が取付けられる。充填装置11の近傍には供給スターホイール14が設けられ、有底角筒状に成形された空の紙容器Cは供給スターホイール14から充填装置11に受け渡される。充填装置11では、その連続回転の間に充填ヘッド16により、紙容器Cに液体内容物が充填され、シール装置10へ搬送される。シール装置10では、その連続回転の間にシールヘッド17により、紙容器Cの開口部が切妻屋根形に成形されるとともに、開口部がシールされる。このようにして成形されたゲーブルトップ紙容器Cはシール装置10から排出スターホイール15へ受渡され、次の工程へ搬送される。
(【0011】以降は省略されています)
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