TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025094624
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-25
出願番号
2023210310
出願日
2023-12-13
発明の名称
容器処理装置
出願人
澁谷工業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
B65B
7/16 20060101AFI20250618BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】隣接する処理ヘッドの接続部材同士が干渉して負荷がかかることがなく、また接続部材同士が絡まるおそれのない容器処理装置を提供する。
【解決手段】無端状の移動経路は、加熱ヘッド21によって紙容器Cに加熱処理を施す作業区間と、作業区間の上流側に隣接し、加熱ヘッド21が円弧状に移動する上流側円弧区間と、作業区間の下流側に隣接し、加熱ヘッド21が円弧状に移動する下流側円弧区間とを有する。加熱ヘッド移動装置30は、無端状の移動経路に沿って加熱ヘッド21を移動させる。加熱ヘッド移動装置30は、移動経路の内側に設けられ、加熱空気を加熱ヘッド21に供給する加熱空気供給部33を無端チェーン24に同期して回転させる回転テーブル34と、加熱空気供給部33から加熱ヘッド21に加熱空気を供給する接続部材32と、接続部材32を収容するとともに、鉛直面に沿ってのみ屈曲するガイド部材40とを有する。
【選択図】 図3
特許請求の範囲
【請求項1】
直線状の搬送区間を所定間隔で搬送される複数の紙容器に対して、複数の処理ヘッドにより所定の処理を施す容器処理装置であって、
前記複数の処理ヘッドが取付けられる無端状搬送体と、
前記搬送区間を搬送される前記紙容器に同期して前記処理ヘッドを直線的に移動させ、前記処理ヘッドによって前記紙容器に所定の処理を施す作業区間と、前記作業区間の上流側に隣接し、前記処理ヘッドが円弧状に移動する上流側円弧区間と、前記作業区間の下流側に隣接し、前記処理ヘッドが円弧状に移動する下流側円弧区間とを有する無端状の移動経路に沿って前記処理ヘッドを移動させる処理ヘッド移動手段とを備え、
前記処理ヘッド移動手段が、
前記移動経路の内側に設けられ、前記処理に供するための作業媒体を前記処理ヘッドに供給する複数の作業媒体供給部を、前記無端状搬送体に同期して回転させる回転体と、
前記作業媒体供給部から前記処理ヘッドに前記作業媒体を供給可能である接続部材と、
前記接続部材を収容するとともに、鉛直面に沿ってのみ屈曲するガイド部材とを有する
ことを特徴とする容器処理装置。
続きを表示(約 150 文字)
【請求項2】
前記接続部材の一方の端部と前記処理ヘッドが前記ガイド部材の一方の端部に対して水平面内で相対回転可能に接続され、前記接続部材の他方の端部と前記作業媒体供給部が前記ガイド部材の他方の端部に対して水平面内で相対回転可能に接続されることを特徴とする請求項1に記載の容器処理装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ゲーブルトップ紙容器等の紙容器の開口部をシールするための加熱等の処理を、その紙容器が直線的な移動経路に沿って搬送される間に行う容器処理装置に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、このような容器処理装置として、所定間隔を空けて直線的な移動経路に沿って搬送される複数の紙容器の開口部にそれぞれ加熱された空気を供給するため、先端に処理ヘッドが接続された複数本の供給ホースを備えたものが知られている。供給ホースはたるみを持たせたり、コイル状に成形されることにより、各処理ヘッドまでの距離を調節しつつ各処理ヘッドに加熱空気を供給することができる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかし、各紙容器間の間隔に対して供給ホースの径が相対的に大きい場合は、隣接する処理ヘッドの供給ホース同士が干渉して負荷がかかるという問題が生じ、また処理ヘッドすなわち供給ホースの数が多い場合は、供給ホース同士が絡まり処理ヘッドのスムーズな動作が損なわれるという問題がある。
【0004】
本発明は、隣接する処理ヘッドの供給ホース等の接続部材同士が干渉して負荷がかかることがなく、また接続部材同士が絡まるおそれのない容器処理装置を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は、直線状の搬送区間を所定間隔で搬送される複数の紙容器に対して、複数の処理ヘッドにより所定の処理を施す容器処理装置であり、複数の処理ヘッドが取付けられる無端状搬送体と、処理ヘッド移動手段とを備える。処理ヘッド移動手段は、搬送区間を搬送される紙容器に同期して処理ヘッドを直線的に移動させ、処理ヘッドによって紙容器に所定の処理を施す作業区間と、作業区間の上流側に隣接し、処理ヘッドが円弧状に移動する上流側円弧区間と、作業区間の下流側に隣接し、処理ヘッドが円弧状に移動する下流側円弧区間とを有する無端状の移動経路に沿って処理ヘッドを移動させる。また処理ヘッド移動手段は、移動経路の内側に設けられ、処理に供するための作業媒体を処理ヘッドに供給する複数の作業媒体供給部を、無端状搬送体に同期して回転させる回転体と、作業媒体供給部から処理ヘッドに作業媒体を供給可能である接続部材と、接続部材を収容するとともに、鉛直面に沿ってのみ屈曲するガイド部材とを有する。
【0006】
好ましくは、接続部材の一方の端部と処理ヘッドがガイド部材の一方の端部に対して水平面内で相対回転可能に接続され、接続部材の他方の端部と作業媒体供給部がガイド部材の他方の端部に対して水平面内で相対回転可能に接続される。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、隣接する処理ヘッドの接続部材同士が干渉して負荷がかかることがなく、また接続部材同士が絡まるおそれのない容器処理装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の一実施形態である容器処理装置が設けられた充填シールシステムの全体的な構成を示す平面図である。
加熱ヘッド移動装置の概略的な構成を示す平面図である。
加熱ヘッド移動装置の要部を示す側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下図示された実施形態に基づいて本発明を説明する。
図1は本発明の一実施形態である容器処理装置20が設けられた充填シールシステムの全体的な構成を示している。このシステムにおいて、シール装置10と充填装置11の本体には無端チェーン12が掛け回され、シール装置10と充填装置11は軸心周りに連続的に回転する。充填装置11の本体には、その周縁に沿って一定間隔毎に充填ヘッド16が取付けられ、シール装置10の本体には、その周縁に沿って一定間隔毎にシールヘッド17が取付けられる。すなわち紙容器Cは連続搬送され、連続搬送の間に、紙容器Cに対する充填動作とシール動作が行われる。
【0010】
無端チェーン12には一定間隔毎にグリッパ13が取付けられる。充填装置11の近傍には供給スターホイール14が設けられ、有底角筒状に成形された空の紙容器Cは供給スターホイール14から充填装置11に受け渡される。充填装置11では、その連続回転の間に充填ヘッド16により、紙容器Cに液体内容物が充填され、シール装置10へ搬送される。シール装置10では、その連続回転の間にシールヘッド17により、紙容器Cの開口部が切妻屋根形に成形されるとともに、開口部がシールされる。このようにして成形されたいわゆるゲーブルトップタイプの紙容器Cはシール装置10から排出スターホイール15へ受渡され、次の工程へ搬送される。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
澁谷工業株式会社
容器処理装置
2日前
澁谷工業株式会社
ボンディング装置
2日前
澁谷工業株式会社
角型カートン容器搬送装置
1か月前
個人
ゴミ箱
8か月前
個人
コンベア
1か月前
個人
容器
5か月前
個人
段ボール箱
3か月前
個人
ゴミ収集器
2か月前
個人
段ボール箱
2か月前
個人
パウチ補助具
8か月前
個人
角筒状構造体
1か月前
個人
土嚢運搬器具
4か月前
個人
宅配システム
2か月前
個人
楽ちんハンド
28日前
個人
コード類収納具
4か月前
個人
閉塞装置
6か月前
個人
お薬の締結装置
1か月前
株式会社コロナ
梱包材
1か月前
個人
ゴミ処理機
5か月前
株式会社和気
包装用箱
4か月前
個人
把手付米袋
17日前
個人
貯蔵サイロ
3か月前
個人
コード折り畳み器具
8日前
個人
袋入り即席麺
3か月前
三甲株式会社
容器
1か月前
個人
搬送システム
2か月前
三甲株式会社
蓋体
5か月前
積水樹脂株式会社
接着剤
8か月前
三甲株式会社
容器
1か月前
個人
輸送積荷用動吸振器
2か月前
個人
包装箱
6か月前
三甲株式会社
蓋体
3か月前
株式会社イシダ
搬送装置
2か月前
個人
水切りネットの保持具
4か月前
株式会社シプソル
梱包装置
6か月前
個人
ゴミ箱用ゴミ袋保持具
8か月前
続きを見る
他の特許を見る