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公開番号
2025079319
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-21
出願番号
2024180539
出願日
2024-10-16
発明の名称
シート防水構造
出願人
住ベシート防水株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
E04D
11/00 20060101AFI20250514BHJP(建築物)
要約
【課題】微生物による防水シートの劣化を抑制可能なシート防水構造を提供すること。
【解決手段】本発明のシート防水構造は、躯体に防水を施すシート防水構造であって、躯体側に設けられる防水シートと、防水シートの躯体とは反対側に設けられる絶縁シートと、を備え、絶縁シートは、可塑剤の含有率が0.10質量%以下であることを特徴とする。また、防水シートは、可塑剤を含有することが好ましい。さらに、防水シートは、塩化ビニル系樹脂を含有することが好ましい。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
躯体に防水を施すシート防水構造であって、
前記躯体側に設けられる防水シートと、
前記防水シートの前記躯体とは反対側に設けられる絶縁シートと、
を備え、
前記絶縁シートは、可塑剤の含有率が0.10質量%以下であることを特徴とするシート防水構造。
続きを表示(約 680 文字)
【請求項2】
前記防水シートは、可塑剤を含有する請求項1に記載のシート防水構造。
【請求項3】
前記防水シートは、塩化ビニル系樹脂を含有する請求項2に記載のシート防水構造。
【請求項4】
前記防水シートが含有する前記可塑剤は、
分子量が300以上であり、
溶解パラメーターが8.2(cal/cm
3
)
1/2
以上9.8(cal/cm
3
)
1/2
以下である請求項2または3に記載のシート防水構造。
【請求項5】
前記防水シートは、前記躯体の表面を覆うように設けられ、
前記絶縁シートは、前記防水シートに接するように設けられる請求項1または2に記載のシート防水構造。
【請求項6】
前記絶縁シートは、前記防水シート側から順に、第1樹脂層、中間層および第2樹脂層が積層されてなる積層体を含む請求項1または2に記載のシート防水構造。
【請求項7】
前記中間層は、繊維を含む繊維層を有する請求項6に記載のシート防水構造。
【請求項8】
前記繊維は、樹脂繊維である請求項7に記載のシート防水構造。
【請求項9】
前記第1樹脂層および前記第2樹脂層は、ポリエチレンを含む請求項6に記載のシート防水構造。
【請求項10】
前記防水シートと前記絶縁シートとの間に設けられ、抗菌剤または防カビ剤を含む機能層を備える請求項1または2に記載のシート防水構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、躯体に防水を施すシート防水構造に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、建築物の高耐久化が求められるのに伴って、多くの建築物の屋上やベランダ等の躯体において、防水シート(樹脂シート)を敷設施工したシート防水構造が採用されている。
【0003】
例えば、特許文献1には、屋根下地側から、断熱材、絶縁シートおよび防水シートがこの順で敷設されてなるシート防水断熱構造が開示されている。このようなシート防水断熱構造では、絶縁シートが断熱材と防水シートとの間に設けられているため、防水シートに含まれる可塑剤の断熱材への移行が抑制される。これにより、シート防水断熱構造の耐久性が高められている。
【0004】
一方、このようなシート防水断熱構造の上面には、長年の使用に伴い、風雨に混じって飛来する土や砂が堆積する。土や砂には、様々な微生物が付着しているが、この微生物が防水シートの劣化を促進することがわかってきた。しかしながら、微生物による防水シートへの影響については、不明な点が多く、このため、微生物による劣化を抑制するシート防水構造については検討の余地がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2005-139821号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
微生物により、防水シートが劣化すると、建築物の耐久性の低下を招く。
本発明の目的は、微生物による防水シートの劣化を抑制可能なシート防水構造を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
このような目的は、下記(1)~(10)に記載の本発明により達成される。
(1) 躯体に防水を施すシート防水構造であって、
前記躯体側に設けられる防水シートと、
前記防水シートの前記躯体とは反対側に設けられる絶縁シートと、
を備え、
前記絶縁シートは、可塑剤の含有率が0.10質量%以下であることを特徴とするシート防水構造。
【0008】
(2) 前記防水シートは、可塑剤を含有する上記(1)に記載のシート防水構造。
(3) 前記防水シートは、塩化ビニル系樹脂を含有する上記(2)に記載のシート防水構造。
【0009】
(4) 前記防水シートが含有する前記可塑剤は、分子量が300以上であり、溶解パラメーターが8.2(cal/cm
3
)
1/2
以上9.8(cal/cm
3
)
1/2
以下である上記(2)または(3)に記載のシート防水構造。
【0010】
(5) 前記防水シートは、前記躯体の表面を覆うように設けられ、前記絶縁シートは、前記防水シートに接するように設けられる上記(1)ないし(4)のいずれかに記載のシート防水構造。
(【0011】以降は省略されています)
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