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公開番号
2025079326
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-21
出願番号
2024193034
出願日
2024-11-01
発明の名称
文書読解支援方法
出願人
株式会社半導体エネルギー研究所
代理人
主分類
G06F
40/279 20200101AFI20250514BHJP(計算;計数)
要約
【課題】言語モデルを用いた文書読解支援方法を提供する。
【解決手段】区分けされた文書を表示するステップと、文書の一部の選択を受け付けるステップと、一部と、一部を要約させる指示文と、を言語モデルに入力するステップと、一部のトークンが、規定値以下であるかを判定するステップと、規定値以下であると判定された一部の要約を取得するステップと、を有する文書読解支援方法である。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
区分けされた第1の文書を表示するステップと、
前記第1の文書の一部である第2の文書の選択を受け付けるステップと、
前記第2の文書と、前記第2の文書を要約させる指示文と、を言語モデルに入力するステップと、
前記第2の文書のトークンが、規定値以下であるかを判定するステップと、
前記規定値以下であると判定された前記第2の文書の要約を取得するステップと、を有する文書読解支援方法。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
少なくとも第一章を含む複数の章に区分けされた文書を表示するステップと、
前記第一章の選択を受け付けるステップと、
前記第一章と、前記第一章を要約させる指示文と、を言語モデルに入力するステップと、
前記第一章のトークンが、規定値以下であるかを判定するステップと、
前記規定値以下であると判定された前記第一章の要約を取得するステップと、を有する文書読解支援方法。
【請求項3】
一又は複数の図面、及び区分けされた文書を表示するステップと、
少なくとも一の前記図面の選択を受け付けるステップと、
前記選択された図面に関する文を、前記文書から収集するステップと、
前記収集された文と、前記収集された文を要約させる指示文と、を言語モデルに入力するステップと、
前記収集された文のトークンが、規定値以下であるかを判定するステップと、
前記規定値以下であると判定された前記収集された文の要約を取得するステップと、を有する文書読解支援方法。
【請求項4】
一又は複数の単語を含み、且つ区分けされた文書を表示するステップと、
前記文書に含まれる単語を検索して、前記単語が用いられた段落を前記文書から収集するステップと、
前記収集された段落と、前記収集された段落を要約させる指示文と、を言語モデルに入力するステップと、
前記収集された段落のトークンが、規定値以下であるかを判定するステップと、
前記規定値以下であると判定された前記収集された段落の要約を取得するステップと、を有する文書読解支援方法。
【請求項5】
請求項4において、前記単語には符号又は番号が添えられている、文書読解支援方法。
【請求項6】
請求項1乃至請求項5のいずれか一において、
前記文書の言語は第一言語であり、前記指示文は第二言語であり、前記言語モデルが生成した要約は前記第一言語である、文書読解支援方法。
【請求項7】
請求項6において、前記要約は前記第二言語から前記第一言語へ翻訳されたものである、文書読解支援方法。
【請求項8】
請求項1乃至請求項5のいずれか一において、
前記言語モデルが生成した要約を表示するステップをさらに有し、
前記表示された要約において、前記文書で使用されていない第1単語は強調表示される、文書読解支援方法。
【請求項9】
請求項1乃至請求項5のいずれか一において、
前記言語モデルが生成した要約を表示するステップをさらに有し、
前記表示された要約において、前記文書で用いられた第2単語を選択すると前記第2単語を含む前記文書の文が表示される、文書読解支援方法。
【請求項10】
請求項1乃至請求項5のいずれか一において、
前記規定値以下であるかを判定するステップにおいて、前記トークンが前記規定値より多いとアラートが表示される、文書読解支援方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、言語モデル、特に、生成AIモデルを利用した文書読解支援方法に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【0002】
上記技術分野は本発明の一態様であり、本発明は上記技術分野に限定されるものではない。本発明の別態様は、半導体装置、表示装置、発光装置、蓄電装置、記憶装置、電子機器、照明装置、入力装置(例えば、タッチセンサ)、入出力装置(例えば、タッチパネル)、それらの駆動方法、またはそれらの製造方法を一例として挙げることができる。
【背景技術】
【0003】
文書を読解する際、正確な内容の理解が求められる。また文書の読解には、読み手の目的に即した概要的な理解が求められる。しかしながら、人は単語を勝手につなぎ合わせて解釈することがあり、文書の正確な理解を得られないことがある。長い文書の場合、人が読むのに時間がかかるといった問題がある。また特許に関する文書(代表的には特許明細書、公開公報又は特許公報であり特許書類と呼ぶ)には図面が添付されることが多いが、図面と、当該図面を説明する文書とが離隔しているため、互いを見比べながら理解する必要があり、技術的内容に関する情報が欠落することもある。特許文献1には特許書類の効率的な閲覧を可能にするため、明細書の内容と図面が左右に並列的に表示するシステムが開示されている。
【0004】
また、対話型の大規模言語モデルの例としてChatGPTが挙げられる。ChatGPTに利用される大規模言語モデル(LLM:Large Language Model)には、GPT-3(Generative Pre-trained Transformer 3)又はGPT-4(Generative Pre-trained Transformer 4)等が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開平8-339380号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
従来の文書読解支援方法では、十分な支援を提供できないことがある。たとえば、文書読解支援方法として特許文献1のように明細書の内容と図面が左右に並列的に表示するだけでは、読解に時間がかかり、正確な理解ができない場合があった。
【0007】
会話型生成モデルのような言語モデルを用いて文書の要約の生成を試みることは可能だが、使おうとしている言語モデルがトランスフォーマーアーキテクチャーをベースとする場合は利用する設備やメモリの制約に依存して、入力可能な文字数に上限があり、文書全体を読み込ませて要約を生成することが難しい場合があった。また適切な文字数となるように文書から文を抽出する作業(抽出文を用意する作業)は、労力を要した。さらには抽出作業者の知識又は経験の違いにより、抽出文の品質にばらつきが生じてしまった。また使用者の目的に応じた文書読解支援が望まれるところ、抽出文が話題に沿っていないと非常に効率の悪い処理がされてしまった。
【0008】
本発明は上記課題を鑑みてなされたものであり、本発明の一態様は、新規な、文書読解支援方法を提供することを課題の一とする。また本発明の一態様は、言語モデルを用いた文書読解支援方法であり、適切なプロンプトを取得することを可能にした文書読解支援方法を提供することを課題の一とする。また本発明の一態様は、言語モデルを用いた文書読解支援方法であり、正確な回答文を取得することを可能にした文書読解支援方法を提供することを課題の一とする。
【0009】
本発明は、必ずしもこれらの課題の全てを解決する必要はない。またこれらの課題の記載は、本発明の他の課題の存在を妨げるものではない。たとえば明細書、図面、特許請求の範囲に関する記載から、これら以外の課題を抽出することが可能である。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記課題を鑑み、区分けされた文書(他の文書と区別するため第1の文書と記す)を表示するステップと、第1の文書の一部(他の文書と区別するため第2の文書と記す)の選択を受け付けるステップと、第2の文書と、第2の文書を要約させる指示文と、を言語モデルに入力するステップと、第2の文書のトークンが、規定値以下であるかを判定するステップと、規定値以下であると判定された第2の文書の要約を取得するステップと、を有する文書読解支援方法である。
(【0011】以降は省略されています)
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