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公開番号
2025079364
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-22
出願番号
2023191926
出願日
2023-11-10
発明の名称
幅木コーナーカバーおよび幅木構造体
出願人
ケージーパルテック株式会社
代理人
個人
主分類
E04F
19/04 20060101AFI20250515BHJP(建築物)
要約
【課題】薄型化と軽量化を実現し、機械的強度を維持向上した幅木コーナーカバーおよび幅木構造体を提供する。
【解決手段】幅木コーナーカバー1は、壁面22に平行に延長する平行面12と平行面12の上端から壁面22に至る上端面13とを外側に備える一対の幅木10がコーナー20で互いに接合する接合部14を覆い、平行面12に沿う薄板状で、平行面12に接して接合部14の一対の幅木10の間を覆って隠す本体部3と、本体部3から伸びて上端面13に沿う薄板状で、上端面13を覆って接合部14の一対の幅木10の間を隠す上端部6と、を備える。本体部3は、コーナー20に向き合って円弧状に湾曲した湾曲部3bと湾曲部3bの両側で平行面12に固定される平坦部3fとを備え、湾曲部3bの裏側は、固定された柱状体を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
コーナーを有する壁面と床面との取り合い部に位置し、前記壁面に平行に延長する平行面と前記平行面の上端から前記壁面に至る上端面とを外側に備える一対の幅木が前記コーナーで互いに接合する接合部を覆う幅木コーナーカバーであって、
前記平行面に沿う薄板状で、前記平行面に接して前記接合部の一対の前記幅木の間を覆って隠す本体部と、
前記本体部から伸びて前記上端面に沿う薄板状で、前記上端面を覆って前記接合部の一対の前記幅木の間を隠す上端部と、を備え、
前記本体部は、前記コーナーに向き合って湾曲した湾曲部と前記湾曲部の両側で前記平行面に固定される平坦部とを備え、
前記湾曲部の裏側は、固定された柱状体を備えること
を特徴とする幅木コーナーカバー。
続きを表示(約 700 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の幅木コーナーカバーであって、
前記柱状体は、一対の前記端面それぞれの幅方向中央に他方の端面と平行な想定平行端面を想定して区分される四つの区分の一つで前記湾曲部を含む湾曲区分の内側に位置すること
を特徴とする幅木コーナーカバー。
【請求項3】
請求項1または請求項2に記載の幅木コーナーカバーであって、
一対の前記平坦部は、一対の接着位置に、前記平行面に接着される一対の接着部を備えることを
特徴とする幅木コーナーカバー。
【請求項4】
請求項1または請求項2に記載の幅木コーナーカバーであって、
一対の前記幅木は、床側の下段部と上端面側の上段部とを分けて装飾する装飾溝をそれぞれ同一に備え、
前記本体部は、前記装飾溝に沿う本体溝を備えることを
特徴とする幅木コーナーカバー。
【請求項5】
請求項1または請求項2に記載の幅木コーナーカバーであって、
前記本体部および前記上端部は、一体の成形紙であることを
特徴とする幅木コーナーカバー。
【請求項6】
コーナーを有する壁面と床面との取り合い部に位置し、前記壁面に平行に延長する平行面と前記平行面の上端から前記壁面に至る上端面とを外側に備える一対の幅木と、前記コーナーで前記幅木が互いに接合する接合部を覆う幅木コーナーカバーとを備える幅木構造体であって、
前記幅木コーナーカバーは、請求項1または請求項2に記載の幅木コーナーカバーであることを
特徴とする幅木構造体。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、コーナーを有する壁面と床面との取り合い部に位置する一対の幅木がコーナーで互いに接合する接合部を覆う幅木コーナーカバー、およびこのような幅木コーナーカバーを適用された一対の幅木を備える幅木構造体に関する。
続きを表示(約 3,000 文字)
【背景技術】
【0002】
本出願人は、幅木等の建材を開発しており、壁面のコーナーにおける幅木の接合部を覆う幅木コーナーカバーを提案している(例えば、特許文献1参照。)。
従来の技術によれば、一定の課題と目的は達成される。しかしながら、各種建材においては、次々と新しい課題が提案され、新しい技術開発が求められている。このような状況下、本出願人は、更に種々の検討を進めている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-160744号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来技術に関しては、更なる軽量化、薄型化が要請されており、加えて地球環境対策という課題が提示されている。
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり薄型化と軽量化を実現した状態で、機械的強度を維持向上した幅木コーナーカバーを提供することを目的とする。
また、本発明は、本発明に係る幅木コーナーカバーを適用した幅木構造体を提供することを他の目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明に係る幅木コーナーカバーは、コーナーを有する壁面と床面との取り合い部に位置し、前記壁面に平行に延長する平行面と前記平行面の上端から前記壁面に至る上端面とを外側に備える一対の幅木が前記コーナーで互いに接合する接合部を覆う幅木コーナーカバーであって、前記平行面に沿う薄板状で、前記平行面に接して前記接合部の一対の前記幅木の間を覆って隠す本体部と、前記本体部から伸びて前記上端面に沿う薄板状で、前記上端面を覆って前記接合部の一対の前記幅木の間を隠す上端部と、を備え、前記本体部は、前記コーナーに向き合って湾曲した湾曲部と前記湾曲部の両側で前記平行面に固定される平坦部とを備え、前記湾曲部の裏側は、固定された柱状体を備えることを特徴とする。
したがって、本発明に係る幅木コーナーカバーは、薄型化と軽量化を実現した状態で、湾曲部の裏側に柱状体を追加して機械的強度を維持向上しやすい。
また、本発明の一実施の形態に係る幅木コーナーカバーでは、前記柱状体は、一対の前記端面それぞれの幅方向中央に他方の端面と平行な想定平行端面を想定して区分される四つの区分の一つで前記湾曲部を含む湾曲区分の内側に位置することを特徴とする。
また、本発明の一実施の形態に係る幅木コーナーカバーでは、一対の前記平坦部は、一対の接着位置に、前記平行面に接着される一対の接着部を備えることを特徴とする。
また、本発明の一実施の形態に係る幅木コーナーカバーでは、一対の前記幅木は、床側の下段部と上端面側の上段部とを分けて装飾する装飾溝をそれぞれ同一に備え、前記本体部は、前記装飾溝に沿う本体溝を備えることを特徴とする。
また、本発明の一実施の形態に係る幅木コーナーカバーでは、前記本体部および前記上端部は、一体の成形紙であることを特徴とする。
【0006】
また、本発明に係る幅木構造体は、コーナーを有する壁面と床面との取り合い部に位置し、前記壁面に平行に延長する平行面と前記平行面の上端から前記壁面に至る上端面とを外側に備える一対の幅木と、前記コーナーで前記幅木が互いに接合する接合部を覆う幅木コーナーカバーとを備える幅木構造体であって、前記幅木コーナーカバーは、本発明の一実施の形態に係る幅木コーナーカバーであることを特徴とする。
したがって、本発明に係る幅木構造体は、本発明に係る幅木コーナーカバーが備える特徴をそのまま有効に生かした幅木構造体を実現しやすい。
【発明の効果】
【0007】
本発明に係る幅木コーナーカバーは、薄型化と軽量化を実現した状態で、湾曲部の裏側に柱状体を追加して機械的強度を維持向上しやすいという効果を奏する。
また、本発明に係る幅木構造体は、本発明に係る幅木コーナーカバーが備える特徴をそのまま有効に生かした幅木構造体を実現しやすいという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の実施の形態1に係る幅木コーナーカバーおよび幅木構造体の全体構成の表側を斜め上から見た状態で示す全体斜視図である。
図1に示した幅木コーナーカバーを幅木から分離した状態で裏側の斜め上から見た状態で示す幅木コーナーカバーの裏側斜視図である。
図1に示した一対の幅木の接合部における幅木の接合状態を斜め上から見た状態で示す幅木接合状態斜視図である。
図1に示した一対の幅木に対する幅木コーナーカバーの被覆状態を図1に示した矢符号FSAにおける端面状態として示す被覆状態端面図である。
図3に示した一対の幅木の接合部における幅木の位置ずれを実施の形態2として例示し、幅木の接合状態を斜め上から見た状態で示す幅木位置ずれ接合状態斜視図である。
図5に示した幅木に対する幅木コーナーカバーの被覆状態を図1に示した矢符号FSAにおける端面状態として示す位置ずれ被覆端面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面(図1ないし図6)を参照して本発明の実施の形態について説明する。
[実施の形態1]図1~図4
図1ないし図4を参照して、本発明の実施の形態1に係る幅木コーナーカバー1および幅木構造体30について説明する。
図1は、本発明の実施の形態1に係る幅木コーナーカバー1および幅木構造体30の全体構成の表側を斜め上から見た状態で示す全体斜視図である。
図2は、図1に示した幅木コーナーカバー1を幅木10から分離した状態で裏側の斜め上から見た状態で示す幅木コーナーカバー1の裏側斜視図である。
図3は、図1に示した一対の幅木10の接合部14における幅木10の接合状態を斜め上から見た状態で示す幅木接合状態斜視図である。
図4は、図1に示した一対の幅木10に対する幅木コーナーカバー1の被覆状態を図1に示した矢符号FSAにおける端面状態として示す被覆状態端面図である。
【0010】
本実施の形態に係る幅木コーナーカバー1は、コーナー20を有する壁面22と床面24との取り合い部26に位置し、壁面22に平行に延長する平行面12と平行面12の上端から壁面22に至る上端面13とを外側に備える一対の幅木10がコーナー20で互いに接合する接合部14を覆う。
幅木コーナーカバー1は、平行面12に沿う薄板状で、平行面12に接して接合部14の一対の幅木10の間を覆って隠す本体部3と、本体部3から伸びて上端面13に沿う薄板状で、上端面13を覆って接合部14の一対の幅木10の間を隠す上端部6と、を備える。
本体部3は、コーナー20に向き合って円弧状に湾曲した湾曲部3bと湾曲部3bの両側で平行面12に固定される平坦部3fとを備え、湾曲部3bの裏側は、固定された柱状体5を備える。
(【0011】以降は省略されています)
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