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公開番号2025079382
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-22
出願番号2023191970
出願日2023-11-10
発明の名称ボトム衣料
出願人有限会社青葉
代理人個人
主分類A41C 1/00 20060101AFI20250515BHJP(衣類)
要約【課題】長時間着用しても血流を阻害しない程度に適度な着圧で骨盤を締め付けることにより骨盤を正しい傾きに導くことができ、また、骨盤底筋群を引き上げながらも骨盤周りを適切な位置で支えることができるボトム衣料を提供することを目的とする。
【解決手段】ボトム本体10と、ボトム本体10の表面側に重ね合わせて配置される横長の第1サポート部20と、ボトム本体10の表面側に重ね合わせて配置される縦長の第2サポート部30と、から構成される。第1サポート部20は着用時に着用者の恥骨、腸骨及び仙骨上部の各位置に沿って骨盤周りを環状に取り囲むようにしてボトム本体に重ねて配置され、周縁部がボトム本体に縫合される。第2サポート部30は、着用時に着用者の股間部と臀部の一部とを覆うように、ボトム本体10の前身頃側から後身頃側へ折り返された状態で、ボトム本体10の表面側に配置される。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
伸縮性を有する生地からなるボトム本体と、
略帯状に形成され、着用時に着用者の恥骨、腸骨及び仙骨上部の各位置に沿って骨盤周りを環状に取り囲むようにして前記ボトム本体に重ねて配置され、周縁部が前記ボトム本体に縫合される第1サポート部と、を備え、
前記第1サポート部は、一方向に非伸縮性又は難伸縮性を有する編地からなり、前記一方向が身丈方向に向けられていることを特徴とするボトム衣料。
続きを表示(約 2,300 文字)【請求項2】
伸縮性を有する生地からなるボトム本体と、
略帯状に形成され、着用時に着用者の恥骨、腸骨及び仙骨上部の各位置に沿って骨盤周りを環状に取り囲むようにして前記ボトム本体に重ねて配置され、周縁部が前記ボトム本体に縫合される第1サポート部と、を備え、
前記第1サポート部は、一方向に非伸縮性又は難伸縮性を有する編地からなり、前記一方向が、前記ボトム本体の前身頃側に配置される領域では身丈方向に向けられており、前記ボトム本体の後身頃側に配置される領域ではバイアス方向に向けられていることを特徴とするボトム衣料。
【請求項3】
伸縮性を有する生地からなるボトム本体と、
前記ボトム本体の伸縮性とほぼ同じ又はより低い伸縮性を有する生地からなり、前記ボトム本体における身幅方向の中央部に沿って、前記ボトム本体に重ねて配置される第2サポート部と、を備え、
前記第2サポート部は、緯方向が経方向よりも低い伸縮性を有し、この緯方向が身丈方向に向けられており、一端が前記ボトム本体の前身頃側に縫合され、前記ボトム本体における身幅方向の中央部の下端に接した状態で前記ボトム本体の前身頃側から後身頃側へ折り返され、他端が前記ボトム本体の後身頃側に縫合されることを特徴とするボトム衣料。
【請求項4】
前記第2サポート部と同じ生地からなり、前記第2サポート部に連続し、終端が前記ボトム本体の後身頃側上端縁に縫合される第3サポート部をさらに備えたことを特徴とする請求項3に記載のボトム衣料。
【請求項5】
伸縮性を有する生地からなるボトム本体と、
前記ボトム本体の伸縮性とほぼ同じ又はより低い伸縮性を有する生地からなり、前記ボトム本体における身幅方向の中央部に沿って、前記ボトム本体に重ねて配置される第2サポート部と、を備え、
前記第2サポート部は、緯方向が経方向よりも低い伸縮性を有し、この緯方向が身丈方向に向けられており、一端が前記ボトム本体の前身頃側に縫合され、前記ボトム本体における身幅方向の中央部の下端に接した状態で前記ボトム本体の前身頃側から後身頃側へ折り返され、他端が前記ボトム本体の後身頃側に縫合され、その他の端縁が前記ボトム本体に縫合されないことを特徴とするボトム衣料。
【請求項6】
前記第2サポート部と同じ生地からなり、前記第2サポート部に連続し、終端が前記ボトム本体の後身頃側上端縁に縫合される第3サポート部をさらに備えたことを特徴とする請求項5に記載のボトム衣料。
【請求項7】
伸縮性を有する生地からなるボトム本体と、
略帯状に形成され、着用時に着用者の恥骨、腸骨及び仙骨上部の各位置に沿って骨盤周りを環状に取り囲むようにして前記ボトム本体に重ねて配置され、周縁部が前記ボトム本体に縫合される第1サポート部と、
前記ボトム本体の伸縮性とほぼ同じ又はより低い伸縮性を有する生地からなり、前記ボトム本体における身幅方向の中央部に沿って、前記ボトム本体に重ねて配置される第2サポート部と、を備え、
前記第1サポート部は、一方向に非伸縮性又は難伸縮性を有する編地からなり、前記一方向が身丈方向に向けられており、
前記第2サポート部は、一端が前記ボトム本体の前身頃側において前記第1サポート部の下端縁に前記ボトム本体とともに縫合され、前記ボトム本体における身幅方向の中央部の下端に接した状態で前記ボトム本体の前身頃側から後身頃側へ折り返され、他端が前記ボトム本体の後身頃側において前記第1サポート部の下端縁に前記ボトム本体とともに縫合されることを特徴とするボトム衣料。
【請求項8】
前記第2サポート部と同じ生地からなり、前記第2サポート部に連続し、終端が前記ボトム本体の後身頃側上端縁に縫合される第3サポート部をさらに備えたことを特徴とする請求項7に記載のボトム衣料。
【請求項9】
伸縮性を有する生地からなるボトム本体と、
略帯状に形成され、着用時に着用者の恥骨、腸骨及び仙骨上部の各位置に沿って骨盤周りを環状に取り囲むようにして前記ボトム本体に重ねて配置され、周縁部が前記ボトム本体に縫合される第1サポート部と、
前記ボトム本体の伸縮性とほぼ同じ又はより低い伸縮性を有する生地からなり、前記ボトム本体における身幅方向の中央部に沿って、前記ボトム本体に重ねて配置される第2サポート部と、を備え、
前記第1サポート部は、一方向に非伸縮性又は難伸縮性を有する編地からなり、前記一方向が身丈方向に向けられており、
前記第2サポート部は、緯方向が経方向よりも低い伸縮性を有し、この緯方向が身丈方向に向けられており、一端が前記ボトム本体の前身頃側において前記第1サポート部の下端縁に前記ボトム本体とともに縫合され、前記ボトム本体における身幅方向の中央部の下端に接した状態で前記ボトム本体の前身頃側から後身頃側へ折り返され、他端が前記ボトム本体の後身頃側において前記第1サポート部の下端縁に前記ボトム本体とともに縫合されることを特徴とするボトム衣料。
【請求項10】
前記第2サポート部と同じ生地からなり、前記第2サポート部に連続し、終端が前記ボトム本体の後身頃側上端縁に縫合される第3サポート部をさらに備えたことを特徴とする請求項9に記載のボトム衣料。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、着用者の骨盤を適切な位置で人体に負担なく支えることができるボトム衣料に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、骨盤を支えるガードルタイプのボトム衣料は、伸縮性のあるストレッチ生地に、同程度又はより高い伸縮性を有するストレッチ素材を重ね合わせることにより、着用者の骨盤周りをより強く締め付けるようにしている(特許文献1参照)。このように強く締め付けるタイプのボトム衣料は、骨盤の傾きの補正効果やヒップアップ効果等が強く発揮される。
【0003】
しかし、身体を締め付けすぎるボトム衣料は、着用者の肌に線状の跡が付くばかりか、長時間着用すれば、血流を阻害し、人体に負担がかかっていた。特にこのようなボトム衣料を着用して運動するには不向きでもあった。
【0004】
一方、骨盤周りを強く締め付けないタイプのボトム衣料を用いて、緩んだ骨盤底筋群を引き上げようとすると、骨盤周りの締め付けが弱くなったり、締め付ける位置がずれたりするおそれがある。骨盤内臓器が骨盤底筋群で支えられずに下がる現象は、骨盤の緩みが原因であるため、骨盤周りを適度に締め付けながら、骨盤底筋群を引き上げる必要がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
登録実用新案第3062222号公報
登録実用新案第3226504号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかし、特許文献2に記載のガードルは、ストレッチテープやファスナー等を用いているため構造が複雑であるばかりか、帯状の伸縮性の強いパワーネットで形成された補正布23により腰部及び臀部の引き締めが図られており、骨盤周りを強く締め付けながら、骨盤底筋群を引き上げている。
【0007】
そこで、本願発明は、長時間着用しても血流を阻害しない程度に適度な着圧で骨盤を締め付けることにより、骨盤を正しい傾きに導くことができ、また、骨盤底筋群を引き上げながらも骨盤周りを適切な位置で支えることができるボトム衣料を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
請求項1に記載のボトム衣料は、伸縮性を有する生地からなるボトム本体と、略帯状に形成され、着用時に着用者の恥骨、腸骨及び仙骨上部の各位置に沿って骨盤周りを環状に取り囲むようにして前記ボトム本体に重ねて配置され、周縁部が前記ボトム本体に縫合される第1サポート部と、を備え、前記第1サポート部は、一方向に非伸縮性又は難伸縮性を有する編地からなり、前記一方向が身丈方向に向けられていることを特徴とする。
【0009】
請求項2に記載のボトム衣料は、伸縮性を有する生地からなるボトム本体と、略帯状に形成され、着用時に着用者の恥骨、腸骨及び仙骨上部の各位置に沿って骨盤周りを環状に取り囲むようにして前記ボトム本体に重ねて配置され、周縁部が前記ボトム本体に縫合される第1サポート部と、を備え、前記第1サポート部は、一方向に非伸縮性又は難伸縮性を有する編地からなり、前記一方向が、前記ボトム本体の前身頃側に配置される領域では身丈方向に向けられており、前記ボトム本体の後身頃側に配置される領域ではバイアス方向に向けられていることを特徴とする。
【0010】
請求項3に記載のボトム衣料は、伸縮性を有する生地からなるボトム本体と、前記ボトム本体の伸縮性とほぼ同じ又はより低い伸縮性を有する生地からなり、前記ボトム本体における身幅方向の中央部に沿って、前記ボトム本体に重ねて配置される第2サポート部と、を備え、前記第2サポート部は、緯方向が経方向よりも低い伸縮性を有し、この緯方向が身丈方向に向けられており、一端が前記ボトム本体の前身頃側に縫合され、前記ボトム本体における身幅方向の中央部の下端に接した状態で前記ボトム本体の前身頃側から後身頃側へ折り返され、他端が前記ボトム本体の後身頃側に縫合されることを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

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