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公開番号
2025079479
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-22
出願番号
2023192173
出願日
2023-11-10
発明の名称
電池パック搭載構造
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
個人
主分類
H01M
50/244 20210101AFI20250515BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】温度変動による拘束荷重の変動を抑制する電池パック搭載構造を提供すること。
【解決手段】本開示に係る電池パック搭載構造1は、複数のブラケット21を介して電池パック10とボデー20とを締結する電池パック搭載構造であって、電池パックは、複数の電池セルを積層した電池モジュール11と、電池モジュールを拘束状態で収容する筐体12と、を備え、複数のブラケットはそれぞれにおいて、筐体とブラケットとを締結する筐体締結点23と、ボデーとブラケットとを締結するボデー締結点22と、を有し、ボデー締結点は、複数の電池セルが積層する第1の方向100に対し、筐体締結点よりも内側に位置するものである。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
複数のブラケットを介して電池パックとボデーとを締結する電池パック搭載構造であって、
前記電池パックは、
複数の電池セルを積層した電池モジュールと、
前記電池モジュールを拘束状態で収容する筐体と、を備え、
複数の前記ブラケットはそれぞれにおいて、
前記筐体と前記ブラケットとを締結する筐体締結点と、
前記ボデーと前記ブラケットとを締結するボデー締結点と、を有し、
前記電池モジュールは、熱膨張率が前記筐体よりも大きく、
前記ボデー締結点は、前記複数の電池セルが積層する第1の方向に対し、前記筐体締結点よりも内側に位置する
電池パック搭載構造。
続きを表示(約 65 文字)
【請求項2】
前記電池モジュールは、熱膨張率が前記筐体よりも大きい
請求項1に記載の電池パック搭載構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、電池パック搭載構造に関し、特に複数のブラケットを介して電池パックとボデーとを締結する電池パック搭載構造に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
電気車両などに用いられる大容量の電源装置として、複数の電池セルが積層する電池パックが用いられている。このような電池パックは、省面積かつ軽量であるため、車両内などのような限られた空間に搭載することにおいて有用である。
【0003】
特許文献1は、複数の電池セルが積層する積層体を備える電池モジュールと、当該電池モジュールを積層体の両端の電池セルにおいて筐体に固定するブラケットと、積層体と筐体との間に介在する熱伝導部材を備える電池パックを開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2018-041653号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
積層体を構成するためには、電池セルに適度な拘束荷重を与えて、筐体に保持する必要がある。一方で、複数の電池セルが積層する電池モジュールを有する電池パックにおいて、環境温度の変動や電池セルの熱膨張など、温度によって電池モジュールに撓みが発生し、拘束荷重が大きく変動することがある。
【0006】
電池モジュールの撓みを抑制するために、特許文献1に開示される電池モジュールは、熱伝導部材を設けて電池セルの放熱を促している。また、積層体を筐体に固定する時に、積層体に対して熱伝導部材から反力が加わって積層体に撓みが発生することを抑制するために弾性部材を設け、電池セルの膨張時に当該弾性部材が圧縮されることにより、電池セルの膨張を一定量許容することが併せて開示されている。
【0007】
一方で、特許文献1に開示される電池モジュールの構造は、熱伝導部材や弾性部材などの部材が必要となるため、コスト面において不利となる。
【0008】
本開示は、このような課題を解決するためになされたものであり、温度変動による拘束荷重の変動を抑制する電池パック搭載構造を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本開示に係る電池パック搭載構造は、複数のブラケットを介して電池パックとボデーとを締結する電池パック搭載構造であって、前記電池パックは、複数の電池セルを積層した電池モジュールと、前記電池モジュールを拘束状態で収容する筐体と、を備え、複数の前記ブラケットはそれぞれにおいて、前記筐体と前記ブラケットとを締結する筐体締結点と、前記ボデーと前記ブラケットとを締結するボデー締結点と、を有し、前記ボデー締結点は、前記複数の電池セルが積層する第1の方向に対し、前記筐体締結点よりも内側に位置するものである。このようにすることで、温度変動による拘束荷重の変動を抑制する電池パック搭載構造を提供することができる。
【0010】
また、前記電池モジュールは、熱膨張率が前記筐体よりも大きくてもよい。このようにすることで、温度変動による拘束荷重の変動を抑制する電池パック搭載構造を提供することができる。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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