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公開番号2025080005
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-23
出願番号2023192944
出願日2023-11-13
発明の名称荷物搬送システム
出願人ミサワホーム株式会社
代理人個人
主分類G06Q 10/083 20240101AFI20250516BHJP(計算;計数)
要約【課題】配送されてきた荷物をユーザーに代わって目的地まで搬送し、ユーザーが荷物を目的地まで持ち運ぶ労力を軽減できるようにする。
【解決手段】荷物搬送システムが、荷物Pが収容される荷受け部20と、自律運転可能に構成されて荷受け部20に収容された荷物Pを搬送する搬送用移動体30と、搬送用移動体30の待機スペース40と、搬送用移動体30の、待機スペース40と荷物Pの搬送先である目的地との間の往復移動を誘導する誘導手段と、を備えている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
荷物が収容される荷受け部と、
自律運転可能に構成されて前記荷受け部に収容された荷物を搬送する搬送用移動体と、
前記搬送用移動体の待機スペースと、
前記搬送用移動体の、前記待機スペースと前記荷物の搬送先である目的地との間の往復移動を誘導する誘導手段と、を備えていることを特徴とする荷物搬送システム。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
請求項1に記載の荷物搬送システムにおいて、
前記誘導手段は、
前記搬送用移動体の、前記待機スペースから前記目的地までの移動を誘導するための第一誘導手段と、
前記搬送用移動体の、前記目的地から前記待機スペースまでの移動を誘導するための第二誘導手段と、を有していることを特徴とする荷物搬送システム。
【請求項3】
請求項2に記載の荷物搬送システムにおいて、
前記第一誘導手段は、ユーザーが所持・使用する携帯情報端末を含み、
前記携帯情報端末と前記搬送用移動体は互いに通信可能に接続され、
前記搬送用移動体は、前記携帯情報端末から送信された当該携帯情報端末の位置情報に基づいて移動することを特徴とする荷物搬送システム。
【請求項4】
請求項2に記載の荷物搬送システムにおいて、
前記第一誘導手段は、前記待機スペースの近傍に設けられ、
前記第一誘導手段と前記搬送用移動体は互いに通信可能に接続され、
前記搬送用移動体は、前記第一誘導手段から送信された前記目的地の位置情報に基づいて移動することを特徴とする荷物搬送システム。
【請求項5】
請求項2に記載の荷物搬送システムにおいて、
前記第二誘導手段は、前記待機スペースの近傍に設けられ、
前記第二誘導手段と前記搬送用移動体は互いに通信可能に接続され、
前記搬送用移動体は、前記第二誘導手段から送信された前記待機スペースの位置情報に基づいて移動することを特徴とする荷物搬送システム。
【請求項6】
請求項1に記載の荷物搬送システムにおいて、
前記荷受け部は、収容された前記荷物を前記搬送用移動体に移し替える移し替え手段を有していることを特徴とする荷物搬送システム。
【請求項7】
請求項6に記載の荷物搬送システムにおいて、
前記荷受け部及び前記待機スペースは同一の筐体内に収められた状態となっていることを特徴とする荷物搬送システム。
【請求項8】
請求項6に記載の荷物搬送システムにおいて、
前記荷受け部及び前記待機スペースは、複数階建ての建物の外壁に沿って設けられ、
前記荷受け部は、前記建物の各階に荷物を運ぶ昇降手段を有し、
前記待機スペースは前記建物の各階に配置され、各階の前記待機スペースには前記搬送用移動体がそれぞれ配備されていることを特徴とする荷物搬送システム。
【請求項9】
請求項1又は2に記載の荷物搬送システムにおいて、
前記荷受け部と前記搬送用移動体は一体的に形成されていることを特徴とする荷物搬送システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、荷物搬送システムに関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
近年、宅配便の物流量が増大しており、戸建て住宅であるか、集合住宅であるかなどに関わりなく、宅配ボックス等と呼ばれる荷受け設備の需要が高まっている。
特許文献1には、戸建て住宅が建築された敷地のうち、道路と玄関扉との間に続く玄関アプローチにおける道路側の端部に設置された宅配ボックスが開示されている。
また、特許文献2には、個人認証を可能とすることで集合住宅の居住者間で共用できる宅配ロッカーが開示されている。
また、特許文献3には、インターネットや店舗等で購入した商品が収納されている荷物を、公共性の高い場所や施設に設置されている宅配ロッカーに配送するようにしたロッカーシステムが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-115316号公報
特開2004-236797号公報
特許第3560327号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来の宅配ボックス等の荷受け設備はいずれも、配送されてきた荷物が単に収容されるだけのものであるため、ユーザーは、荷受け設備から荷物を取り出してから、それを宅内に持ち運ばなければならなかった。そのため、例えば、両手が塞がっているような状況であったり、階段の上り下りをしなければならなかったり、あるいは、荷受け設備の設置場所が自宅から遠いなどといった場合には、荷物を持ち運ぶのに多大な労力がかかることになる。
【0005】
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、配送されてきた荷物をユーザーに代わって目的地まで搬送し、ユーザーが荷物を目的地まで持ち運ぶ労力を軽減できるようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1に記載の発明は、例えば図1~図8に示すように、荷物搬送システムであって、
荷物Pが収容される荷受け部20,120,220と、
自律運転可能に構成されて前記荷受け部20,120,220に収容された荷物Pを搬送する搬送用移動体30,130,230と、
前記搬送用移動体30,130,230の待機スペース40,140,240と、
前記搬送用移動体30,130,230の、前記待機スペース40,140,240と前記荷物Pの搬送先である目的地との間の往復移動を誘導する誘導手段(情報端末64,65、操作パネル50,150、誘導手段250)と、を備えていることを特徴とする。
【0007】
請求項1に記載の発明によれば、搬送用移動体30,130,230が、誘導手段による誘導に従って待機スペース40,140,240と荷物Pの搬送先である目的地(ユーザー宅1、住戸106,107,108、勝手口ドア203前のスペース)との間の往復移動を行うので、荷受け部20,120,220に収容された荷物Pを、ユーザーUに代わり、搬送用移動体30,130,230によって目的地まで確実に搬送することができる。これにより、例えば、ユーザーUの両手が塞がっているような状況であったり、目的地まで階段の上り下りをしなければならなかったり、あるいは、荷受け部20,120,220から目的地までの距離が長いなどといった場合であっても、荷受け部20,120,220に収容された荷物PをユーザーUが目的地まで持ち運ぶ必要がなくなるので、ユーザーUが荷物Pを目的地まで持ち運ぶ労力を軽減することができる。
【0008】
請求項2に記載の発明は、例えば図1~図8に示すように、請求項1に記載の荷物搬送システムにおいて、
前記誘導手段は、
前記搬送用移動体30,130,230の、前記待機スペース40,140,240から前記目的地までの移動を誘導するための第一誘導手段と、
前記搬送用移動体30,130,230の、前記目的地から前記待機スペース40,140,240までの移動を誘導するための第二誘導手段と、を有していることを特徴とする。
【0009】
請求項2に記載の発明によれば、搬送用移動体30,130,230は、待機スペース40,140,240から目的地まで移動する際には第一誘導手段によって誘導され、目的地から待機スペース40,140,240まで戻る際には第二誘導手段によって誘導されることになるので、第一誘導手段による搬送用移動体30,130,230の誘導手法と、第二誘導手段による搬送用移動体30,130,230の誘導方法がたとえ異なっていても、搬送用移動体30,130,230を、待機スペース40,140,240と目的地との間で確実に往復移動させることができる。
【0010】
請求項3に記載の発明は、例えば図1~図7に示すように、請求項2に記載の荷物搬送システムにおいて、
前記第一誘導手段は、ユーザーUが所持・使用する携帯情報端末64を含み、
前記携帯情報端末64と前記搬送用移動体30,130は互いに通信可能に接続され、
前記搬送用移動体30,130は、前記携帯情報端末64から送信された当該携帯情報端末64の位置情報に基づいて移動することを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

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