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公開番号2025081035
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-27
出願番号2023194517
出願日2023-11-15
発明の名称自動ドア装置及び自動ドア装置における衝撃緩和方法
出願人ナブテスコ株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類E05F 15/40 20150101AFI20250520BHJP(錠;鍵;窓または戸の付属品;金庫)
要約【課題】人がドアに衝突した際の衝撃を緩和する。
【解決手段】自動ドア装置10は、建物100の開口102に設けられ、駆動源32により駆動されて開閉方向d1に移動して引戸として機能するドア20と、駆動源32からの駆動力をドア20に伝達する伝達部材34と、ドア20の上部に取り付けられ、開閉方向d1に沿ってドア20を案内するレール16に懸架されるドアハンガ40と、ドアハンガ40と伝達部材34とを互いに連結する連結部材50と、開又は閉方向へ向かって移動するドア20に、開又は閉方向に対して反対方向へ向かう外力が作用したときに、連結部材50に対するドア20の位置を反対方向に変位可能に設けられる変位機構60と、を備える。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
建物の開口に設けられ、駆動源により駆動されて開閉方向に移動して引戸として機能するドアと、
前記駆動源からの駆動力を前記ドアに伝達する伝達部材と、
前記ドアの上部に取り付けられ、前記開閉方向に沿って前記ドアを案内するレールに懸架されるドアハンガと、
前記ドアハンガと前記伝達部材とを互いに連結する連結部材と、
開又は閉方向へ向かって移動する前記ドアに、前記開又は閉方向に対して反対方向へ向かう外力が作用したときに、前記連結部材に対する前記ドアの位置を前記反対方向に変位可能に設けられる変位機構と、を備えた自動ドア装置。
続きを表示(約 720 文字)【請求項2】
前記変位機構は、前記連結部材に接続された前記ドアハンガに対して前記ドアが変位するように設けられる、請求項1に記載の自動ドア装置。
【請求項3】
前記変位機構は、前記連結部材に対して前記ドア及び前記ドアハンガが変位するように設けられる、請求項1に記載の自動ドア装置。
【請求項4】
前記変位機構は、開方向へ向かって移動する前記ドアに、閉方向に向かう外力が作用したときに、前記連結部材に接続された前記ドアハンガに対して前記ドアが変位するように設けられる、請求項1に記載の自動ドア装置。
【請求項5】
前記変位機構は、前記反対方向へ向かう外力が所定の力以下になったときに、前記連結部材に対する前記ドアの位置関係が、前記外力が作用する前の位置関係に戻るように設けられる、請求項1~3のいずれか一項に記載の自動ドア装置。
【請求項6】
建物の開口に設けられ、駆動源により駆動されて開閉方向に移動して引戸として機能するドアと、
前記駆動源からの駆動力を前記ドアに伝達する伝達部材と、
前記ドアの上部に取り付けられ、前記開閉方向に沿って前記ドアを案内するレールに懸架されるドアハンガと、
前記ドアハンガと前記伝達部材とを互いに連結する連結部材と、
変位機構と、を備えた自動ドア装置における衝撃緩和方法であって、
開又は閉方向へ向かって移動する前記ドアに、前記開又は閉方向に対して反対方向へ向かう外力が作用したときに、前記変位機構により、前記連結部材に対する前記ドアの位置が前記反対方向に変位する、自動ドア装置における衝撃緩和方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、自動ドア装置及び自動ドア装置における衝撃緩和方法に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来、特許文献1に開示されているような自動ドアが知られている。特許文献1に開示された自動ドアは、開閉ドアが移動する際の開閉ドアの移動領域への人の進入を検知する検知センサを有しており、検知センサからの検知信号に基づいてコントローラが移動領域内に物体が進入したと判断した場合には、開閉ドアを所定速度よりも低速で移動させるようになっている。これにより、特許文献1に開示された自動ドアは、開閉ドアの移動領域内に進入した人が開閉ドアに衝突することが防止されるという利点を有する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2003-193745号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示されるような自動ドアにおいても、ドアの移動領域内に進入した人がドアに衝突することを完全に防止することはできない。したがって、ドアの移動領域内に進入した人がドアに衝突した際に、その衝撃を緩和することが求められている。
【0005】
本発明は、このような点を考慮してなされたものであり、人がドアに衝突した際の衝撃を緩和することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一実施形態による自動ドア装置は、
建物の開口に設けられ、駆動源により駆動されて開閉方向に移動して引戸として機能するドアと、
前記駆動源からの駆動力を前記ドアに伝達する伝達部材と、
前記ドアの上部に取り付けられ、前記開閉方向に沿って前記ドアを案内するレールに懸架されるドアハンガと、
前記ドアハンガと前記伝達部材とを互いに連結する連結部材と、
開又は閉方向へ向かって移動する前記ドアに、前記開又は閉方向に対して反対方向へ向かう外力が作用したときに、前記連結部材に対する前記ドアの位置を前記反対方向に変位可能に設けられる変位機構と、を備える。
【0007】
本発明の一実施形態による自動ドア装置における衝撃緩和方法は、
建物の開口に設けられ、駆動源により駆動されて開閉方向に移動して引戸として機能するドアと、
前記駆動源からの駆動力を前記ドアに伝達する伝達部材と、
前記ドアの上部に取り付けられ、前記開閉方向に沿って前記ドアを案内するレールに懸架されるドアハンガと、
前記ドアハンガと前記伝達部材とを互いに連結する連結部材と、
変位機構と、を備えた自動ドア装置における衝撃緩和方法であって、
開又は閉方向へ向かって移動する前記ドアに、前記開又は閉方向に対して反対方向へ向かう外力が作用したときに、前記変位機構により、前記連結部材に対する前記ドアの位置が前記反対方向に変位する。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、人がドアに衝突した際の衝撃を緩和することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、本発明の一実施形態を示す図であって、自動ドア装置が設置された建物の一例を示す正面図である。
図2は、自動ドア装置の一例をドアが閉じた状態で示す正面図である。
図3は、図2の自動ドア装置をドアが開いた状態で示す正面図である。
図4は、自動ドア装置の変位機構の一例を示す図である。
図5は、図4の変位機構の動作を示す図である。
図6は、変位機構の他の例を示す図である。
図7は、図6の変位機構の動作を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本開示の一実施の形態は、次の[1]~[6]に関する。
(【0011】以降は省略されています)

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