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公開番号2025081190
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-27
出願番号2023217414
出願日2023-11-15
発明の名称イメージセンサー識別コード
出願人パテントフレア株式会社
代理人
主分類G06K 7/14 20060101AFI20250520BHJP(計算;計数)
要約【課題】識別コードに付与できる情報量の増加と識別コード総数の増加による利用範囲の拡大に寄与する従来の識別コードと、読み取り方法とは異なる方法を提供する。
【解決手段】従来のモノクロ(2色)表示の点や線を配置する識別コードではなく、モノクロ(2色)、又はフルカラー(多色)表示の静止画像(写真、絵、デザインなど)、又は動画映像(印刷物ではなくディスプレーの表示、音声はなし)を、識別コードとして使用し、これらの画像、映像を識別できる撮像素子を使用するコードリーダーで読み取る。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
バーコード、QRコードなどを使用する識別コードは、モノクロ(2色)表示されたコードに付与された情報を、専用の装置(赤外線センサーコードリーダー、スマートホンカメラなど)で読み取り、装置のプログラムによって、デジタル信号に変換されていた。
(2色表示を0と1の二進法に当てはめてデジタル変換する)。
これを、バーコード、QRコードなどのモノクロ(2色)の線や点の配置表示ではなく、モノクロ(2色)の静止画像(写真、絵、デザインなど)又は、動画映像(印刷物ではなくディスプレー表示用で、音声はなし)を、識別コードとして使用する方法。
従来の識別コードは、バーコードの線表示、QRコードの点表示が、配置されている位置の白と黒の並びが、0と1の並びに置き換えられて、二進法のデジタル信号に変換されていた。
静止画像や動画映像を識別コードとする場合は、撮影装置(デジタルカメラなど)と出力装置(ディスプレー、プリンターなど)が、必要となり、これらの装置には、イメージセンサー(撮像素子)が、使われている。
イメージセンサーには、画素(ピクセル)という色彩を表示する素子が、縦横に細分化されて規則正しく配置されている。
1つのイメージセンサー内の画素数が多いほど高精細な画質を表示できる。
イメージセンサー使用装置で撮影され、イメージセンサー使用装置で表示(出力)されたモノクロ(2色)画像識別コードが、1つ1つの画素内の色が白か黒か(0か1か)を識別し、画素の並び順に読み取り、デジタル信号に変換する。
(1つの画素内に2色混在する場合は、どちらか一方の色と同じであると設定することで、二進法を成立させる)。
このように、モノクロ(2色)表示のバーコード、QRコードなどの代わりに、モノクロ(2色)表示の静止画像や動画映像を、識別コードに用いることで、1つの識別コードにより多くの情報を付与し、さらに識別コード自体の総数量を増加する方法。
イメージセンサーを使用した撮影装置で撮影し印刷した、又はイメージセンサーを使用した出力装置で表示した画像識別コードを、イメージセンサーを使用した撮影装置で読み取り、デジタル変換する方法。
従来のバーコード、QRコードの読み取り装置(赤外線センサーコードリーダーなど)では、画像や映像の識別コードの読み取りはできないため、イメージセンサーを使用した読み取り装置(スマートホンカメラなど)を使用する。
又、動画映像を識別コードとする場合は、ディスプレーに表示(再生)されている映像をカメラで撮影し識別するが、動画映像とは、静止画像の連続再生であるため、ハイスピードカメラの機能を利用して静止画像1枚1枚の二進法データを読み取る。
続きを表示(約 1,500 文字)【請求項2】
請求項1に記載の方法で、イメージセンサー内画素の並び順で、画像識別コードを読み取る際、1つの読み取り方だけでなく、複数の読み取り方を設定し、読み取る順番を決めて、順番通りに読み取るように設定する。
例えば、1回目に右上角から左下角まで縦下方向へ、2回目に右上角から左下角まで横左方向へ、3回目に左下角から右上角まで縦上方向へ、4回目に左下角から右上角まで横右方向へそれぞれ順番に読み取る。
これで1つの識別コードで4通りの読み取り方ができるため、1つの識別コードに4つの識別コードをまとめる形となり、同じ識別コードで、より多くの情報を付与することができる。
このように、モノクロ(2色)表示の画像識別コードを、複数の読み取り方を設定し、読み取る順番を決めて、順番通りに読み取るように設定することで、1つの識別コードにより多くの情報を付与し、さらに識別コード自体の総数量を増加する方法。
(1つの識別コードに対し、複数の読み取り方を設定する方法は、静止画像を使用する場合のみで、動画映像を使用する場合は、使えない)。
【請求項3】
請求項1に記載の方法で、モノクロ(2色)表示ではなく、フルカラー(多色)表示の静止画像、又は動画映像を、識別コードとして使用する方法。
フルカラー(多色)表示の画像や映像を、二進法(0と1)のデジタル信号に変換する方法は、画像で使われている色に対して、特定の色とそれ以外の色で二進法(0と1)と読み取るように設定する。
これを画像で使われている色の数だけ設定し、順番を決め、順番通りに読み取るように設定する。
例えば、(1)赤(2)黄(3)緑(4)青の4色が使われている画像の場合、(1)赤とそれ以外の色で二進法(0と1)と設定する。
(2)黄とそれ以外の色、(3)緑とそれ以外の色、(4)青とそれ以外の色と4色分設定した上で、(1)から(4)まで順番に読み取るように設定する。
これで、1つの識別コードで4通りの読み取り方ができるため、1つの識別コードに4つの識別コードをまとめる形となり、同じ識別コードでより多くの情報を付与することができる。
このように、請求項1に記載の方法で、モノクロ(2色)表示の画像、映像の代わりに、フルカラー(多色)表示の画像、映像を用いることで、1つの識別コードにより多くの情報を付与し、さらに、識別コード自体の総数量を増加する方法。
【請求項4】
請求項2に記載の方法で、モノクロ(2色)表示ではなく、フルカラー(多色)表示の静止画像、又は動画映像を識別コードとして使用する方法。
フルカラー(多色)表示の画像や映像を、二進法(0と1)のデジタル信号に変換する方法は、請求項3に記載の方法と同じである。
このように、請求項2に記載の方法で、モノクロ(2色)表示の画像、映像の代わりに、フルカラー(多色)表示の画像、映像を用いることで、1つの識別コードにより多くの情報を付与し、さらに識別コード自体の総数量を増加する方法。
【請求項5】
請求項1、請求項2、請求項3、請求項4に記載の方法を使用した識別コードと、コードを識別し、デジタル信号に変換する装置。
【請求項6】
請求項5に記載の識別コードを、デジタル信号に変換する装置を制御するOS(プログラムソフト)。
【請求項7】
請求項5に記載の識別コードとデジタル信号変換装置、請求項6に記載のOS(プログラムソフト)を使用した役務、事業。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、識別コードと、そのデジタル信号変換技術の応用技術に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
カメラ、スキャナーなどの、撮影、転写技術に使用されるイメージセンサー(撮像素子)の技術
【0003】
ディスプレー、プリンターなどの表示、印刷技術に使用されるイメージセンサー(撮像素子)の技術
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
バーコードやQRコードなどの識別コードは、多くの用途で使用されているが、その表示方法(表示条件)の制約から、1つのコードに付与できる情報量が限られていた。
又、印刷物などに表示された識別コードの利用だけでなく、将来的には、コンピューター内の情報処理における光信号用途(ディスプレー表示)などへの利用も想定され、識別コードに付与できる情報量の増加と、識別コード自体の総数量の増加が求められていた。
【課題を解決するための手段】
【0005】
(1)従来の識別コードは、バーコードやQRコードのように、モノクロ(2色)表示の線や点の配置表示が主に使われていたが、これをモノクロ(2色)の静止画像(写真など)、動画映像(ディスプレー表示など)を、識別コードとして使用する。
これらの画像、映像の識別コードを、作製、表示、識別する際は、イメージセンサー(撮像素子)の技術を使用する。
イメージセンサーには、画素(ピクセル)という色彩を表示する素子が縦横に規則的に配置されている。
識別コードである画像や映像を識別する時に、画素を基準にして、1つ1つの画素内の色が白か黒かを識別し、画素の並び順に読み取り、デジタル信号に変換する。
(2)(1)に記載の方法で、モノクロ(2色)表示の静止画像や、動画映像ではなく、フルカラー(多色)表示の画像や映像を使用する。
フルカラー(多色)表示の画像や映像を、二進法(0と1)のデジタル信号に変換する方法は、使われている色に対して、特定の色とそれ以外の色で0と1と読み取るように設定する。
この方法で使われている全ての色ごとに設定、さらに全ての色に順番を設定、順番ごとに読み取るように設定する。
これにより、1つの画像に複数の識別コードをまとめる形となり、同じ画像でより多くの情報を付与することができる。
(3)(1)(2)に記載の方法で、画素の並びに従って読み取るのであるが、読み取る順序を変えて、複数回読み取るように設定する。
これにより、1つの画像に複数の識別コードをまとめる形となり、同じ画像でより多くの情報を付与することができる。
(1)(2)(3)の方法を用いて課題を解決する。

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