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公開番号2025082171
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-28
出願番号2023195459
出願日2023-11-16
発明の名称路線分析装置
出願人西日本電信電話株式会社
代理人個人,個人
主分類G06Q 50/40 20240101AFI20250521BHJP(計算;計数)
要約【課題】ユーザの生活情報及び所定の地域の路線に関する情報に基づいて当該所定の地域の路線を評価する路線分析装置を提供すること。
【解決手段】路線分析装置2500は、所定の領域に含まれる所定の路線に関する路線情報2301と、少なくとも人の生活にかかる情報を含む所定の生活情報2303と、に基づいて、路線情報2301と所定の生活情報2303との関係性を考慮して、所定の路線の分析結果を示す路線分析情報2307を出力する路線分析情報出力手段2101を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
所定の領域に含まれる所定の路線に関する路線情報と、
少なくとも人の生活にかかる情報を含む所定の生活情報と、に基づいて、
前記路線情報と前記所定の生活情報との関係性を考慮して、前記所定の路線の分析結果を示す路線分析情報を出力する路線分析情報出力手段を備える路線分析装置。
続きを表示（約 660 文字）【請求項２】
前記路線分析情報出力手段は、前記所定の生活情報に基づいて、前記所定の路線の沿線人口を推定して前記路線分析情報を出力する、請求項１に記載の路線分析装置。
【請求項３】
前記路線分析情報出力手段は、前記路線情報に基づいて、前記所定の路線の運用コストを推定して前記路線分析情報を出力する、請求項１又は２に記載の路線分析装置。
【請求項４】
前記路線分析情報出力手段は、特定の領域毎に前記路線情報及び前記所定の生活情報を集計して前記路線分析情報を出力する、請求項１又は２に記載の路線分析装置。
【請求項５】
前記路線分析情報出力手段は、少なくとも所定の時において前記所定の領域に所在する人の数の情報を含む所定の人口動態情報に基づいて、さらに前記路線分析情報を出力する、請求項１又は２に記載の路線分析装置。
【請求項６】
前記路線分析情報を場所に関連付けて地図上に出力するマップ出力手段をさらに備える、請求項１又は２に記載の路線分析装置。
【請求項７】
前記路線分析情報出力手段は、所定期間に含まれる複数の前記所定の時における前記所定の人口動態情報に基づいて、前記複数の時における前記路線分析情報を出力する、請求項１又は２に記載の路線分析装置。
【請求項８】
前記路線分析情報出力手段は、過去又は未来において設定した所定の路線情報に基づいて前記路線分析情報を出力する、請求項１又は２に記載の路線分析装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、路線分析情報を出力する路線分析装置に関する。
続きを表示（約 1,600 文字）【背景技術】
【０００２】
従来、広い設計空間を探索することで交通路線の候補と導入効果の相関関係を分析するシステムが提案されている（特許文献１）。また、顧客の実際の移動軌跡から抽出されるデータに基づいて路線バス運行の分析評価を行うシステムが提案されている（特許文献２）。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０１９－０４６０２１号
特許第５８５２７２１号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
しかし、これまで、ユーザの生活情報に応じて所定の地域の路線を評価する仕組みは提案されていない。
【０００５】
本発明は、上記のような問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、ユーザの生活情報及び所定の地域の路線に関する情報に基づいて当該所定の地域の路線を評価する路線分析装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
上記目的を達成するために、本発明の路線分析装置は、所定の領域に含まれる所定の路線に関する路線情報と、少なくとも人の生活にかかる情報を含む所定の生活情報と、に基づいて、前記路線情報と前記所定の生活情報との関係性を考慮して、前記所定の路線の分析結果を示す路線分析情報を出力する路線分析情報出力手段を備える。
【発明の効果】
【０００７】
本発明によれば、ユーザの生活情報及び所定の地域の路線に関する情報に基づいて当該所定の地域の路線を評価する路線分析装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
路線分析装置の概要を示す機能ブロック図である。
路線分析装置の処理のフローを示す図である。
路線と路線周辺人口を示す図である。
路線標高累積登坂を示す図である。
路線エリアの人口を示す図である。
路線エリアの高齢者人口を示す図である。
５００ｍメッシュ人口を示す図である。
６２．５ｍメッシュ人口を示す図である。
６２．５ｍメッシュ通勤人口分布を示す図である。
バス停周辺１５０ｍの人流を示す図である。
バス停周辺６２．５ｍメッシュの「通勤」人数グラフを示す図である。
バス路線沿線の住み良さスコアを示す図である。
路線沿線上の街構成を示す図である。
バス路線標高を示す図である。
人流分布推計アルゴリズムの概要を示す図である。
人流分布推計アルゴリズムの出力の例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【０００９】
以下、本発明の実施形態の路線分析装置２５００について、図面を用いて説明する。図１は、路線分析装置２５００の概要を示すブロック図である。路線分析装置２５００は、演算装置２１００及び記憶装置２３００を含む。演算装置２１００は、路線分析情報出力手段２１０１及びマップ出力手段２１０３を含む。記憶装置２３００は、路線情報２３０１、生活情報２３０３、人口動態情報２３０５、及び路線分析情報２３０７を記憶する。なお、路線分析装置２５００は、サーバとして構成されていてもよい。
【００１０】
本実施形態の路線分析装置２５００は、所定の領域に含まれる所定の路線に関する路線情報２３０１と、少なくとも人の生活にかかる情報を含む所定の生活情報２３０３と、に基づいて、前記路線情報２３０１と前記所定の生活情報２３０３との関係性を考慮して、前記所定の路線の分析結果を示す路線分析情報２３０７を出力する路線分析情報出力手段２１０１を備える。
（【００１１】以降は省略されています）

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