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公開番号
2025083611
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-02
出願番号
2023197055
出願日
2023-11-21
発明の名称
開閉器の操作機構及びスイッチギヤ
出願人
株式会社東芝
,
東芝インフラシステムズ株式会社
代理人
弁理士法人スズエ国際特許事務所
主分類
H01H
31/02 20060101AFI20250526BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】単数(1つ)のねじシャフトによって、開閉器の一対の電極を円滑に開閉操作することが可能な低コストでコンパクトな信頼性に優れた操作機構を実現する。
【解決手段】可動電極6の開閉方向D1に沿って平行に延在した1つのねじシャフト8と、ねじシャフトに沿って移動可能なナット部9と、ねじシャフトと平行に延在したガイド軸10と、ガイド軸に沿って移動可能な軸受部11と、一端に可動電極が連結された操作ロッド12と、操作ロッドの他端が連結された連結板13とを有し、連結板は、開閉方向に直交する方向D2で見て、連結板を2等分するセンター領域13aと、センター領域の両側のサイド領域13b,13cとから成り、ねじシャフトがセンター領域及びサイド領域のいずれか一方に位置付けられ、かつ、ガイド軸がサイド領域に位置付けられるように、ナット部及び軸受部は、連結板に固定されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
固定電極に対して開閉可能に対向配置された可動電極と、
前記可動電極の開閉方向に沿って平行に延在し、表面に螺旋状の切り込みが構成された回転可能な1つのねじシャフトと、
前記ねじシャフトに螺合し、かつ、前記ねじシャフトを回転させることで、前記ねじシャフトに沿って移動可能なナット部と、
前記ねじシャフトと平行に延在したガイド軸と、
前記ガイド軸が挿通され、かつ、前記ガイド軸に沿って移動可能な軸受部と、
前記開閉方向に沿って平行に延在し、その一端に前記可動電極が連結された操作ロッドと、
前記開閉方向に直交する方向に延在し、かつ、前記操作ロッドの他端が連結された連結板と、を有し、
前記連結板は、前記開閉方向に直交する方向で見て、前記連結板を2等分するセンター領域と、前記センター領域の両側のサイド領域とから構成され、
前記ねじシャフトが前記センター領域及び前記サイド領域のいずれか一方に位置付けられ、かつ、前記ガイド軸が前記サイド領域に位置付けられるように、前記ナット部及び前記軸受部は、前記連結板に固定されている開閉器の操作機構。
続きを表示(約 820 文字)
【請求項2】
前記可動電極は、前記開閉方向に直交する方向に間隔を存して複数配置され、
前記操作ロッドは、前記可動電極と同数設けられ、かつ、前記一端がそれぞれの前記可動電極に連結され、前記他端が前記連結板に連結され、
前記開閉方向に直交する方向で見て、複数の前記操作ロッドは、前記可動電極相互の間隔と同一の間隔を存して、互いに平行に配置されている請求項1に記載の開閉器の操作機構。
【請求項3】
前記ねじシャフトは、前記センター領域に位置付けられ、
前記ガイド軸は、前記ねじシャフトの両側の前記サイド領域に1つずつ、かつ、前記操作ロッドの相互間に位置付けられている請求項2に記載の開閉器の操作機構。
【請求項4】
前記ねじシャフトは、前記操作ロッドの真下或いは真上に位置付けられている請求項3に記載の開閉器の操作機構。
【請求項5】
前記ねじシャフトは、前記サイド領域に位置付けられ、
前記ガイド軸は、前記ねじシャフトの片側の前記サイド領域に1つ、かつ、前記操作ロッドの相互間に位置付けられている請求項2に記載の開閉器の操作機構。
【請求項6】
前記ねじシャフトは、前記操作ロッドの相互間に位置付けられている請求項5に記載の開閉器の操作機構。
【請求項7】
請求項1~6のいずれか1項に記載の開閉器の操作機構を具備したスイッチギヤであって、
前記スイッチギヤの内部を区画する仕切り壁と、
前記仕切り壁の一方側に収納され、受配電時に電流の流れる主回路構造と、
前記仕切り壁の他方側に収納され、前記主回路構造を操作することで電流の流れを制御する操作構造と、を有し、
前記主回路構造には、前記可動電極及び前記固定電極が含まれ、
前記操作構造には、前記操作機構が含まれるスイッチギヤ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この発明の実施形態は、開閉器の操作機構及びスイッチギヤに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
ビルや大型施設に設けられる受配電用の開閉装置として、例えば、遮断器や断路器などの開閉器を具備したスイッチギヤが知られている。スイッチギヤには、開閉器の構成要素として、一対の電極、並びに、その操作機構が適用されている。この場合、操作機構によって一対の電極を開閉操作することで、事故電流の遮断や負荷電流の開閉が行われ、スイッチギヤから電力が安定して供給される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6204778号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来の操作機構では、複数のねじシャフトを同時に回転させることで、一対の電極が相対的に開閉操作される。このため、従来の操作機構には、例えば、複数のねじシャフトを同時に回転させるように、ねじシャフト相互を連結する連結ギヤ構造や、複数のねじシャフトを互いに平行に配置させるように、それぞれのねじシャフトを回転可能に支持する支持構造などが搭載されている。
【0005】
しかしながら、連結ギヤ構造や支持構造などを搭載させた場合、その分だけ部品点数が増加して、操作機構の製造コストが上昇してしまうだけでなく、増加させた部品点数に応じた収容スペースを確保する関係上、操作機構のコンパクト化にも一定の制限が強いられてしまう。
【0006】
更に、複数のねじシャフトによって、一対の電極を円滑に開閉操作させるためには、ねじシャフト相互を常に平行な位置関係に保持することが求められる。しかし、このような位置関係を長期に亘って保持することは困難であり、そうすると、信頼性に優れた操作機構を実現できなくなってしまうことは否めない。
【0007】
このような課題を解決する方策としては、単数(1つ)のねじシャフトによって、一対の電極を開閉操作させる技術を想定することができるが、現時点において、単数(1つ)のねじシャフトだけで信頼性に優れた開閉操作を可能とする技術は知られていない。
【0008】
本発明の目的は、単数(1つ)のねじシャフトによって、開閉器の一対の電極を円滑に開閉操作することが可能な低コストでコンパクトな信頼性に優れた操作機構を実現することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
一実施形態によれば、可動電極の開閉方向に沿って平行に延在した1つのねじシャフトと、ねじシャフトに沿って移動可能なナット部と、ねじシャフトと平行に延在したガイド軸と、ガイド軸に沿って移動可能な軸受部と、一端に可動電極が連結された操作ロッドと、操作ロッドの他端が連結された連結板とを有し、連結板は、開閉方向に直交する方向で見て、連結板を2等分するセンター領域と、センター領域の両側のサイド領域とから成り、ねじシャフトがセンター領域及びサイド領域のいずれか一方に位置付けられ、かつ、ガイド軸がサイド領域に位置付けられるように、ナット部及び軸受部は、連結板に固定されている。
【図面の簡単な説明】
【0010】
一実施形態に係る操作機構の斜視図。
図1の操作機構の平面図。
図2の操作機構のF3-F3線に沿う断面図。
変形例に係る操作機構の斜視図。
図4の操作機構の平面図。
図5の操作機構のF6-F6線に沿う断面図。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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