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公開番号
2025084608
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-03
出願番号
2023198642
出願日
2023-11-22
発明の名称
リアクトル、コンバータ、および電力変換装置
出願人
株式会社オートネットワーク技術研究所
,
住友電装株式会社
,
住友電気工業株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
H01F
37/00 20060101AFI20250527BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】コイルを位置決めする保持部材の剛性に優れ、かつ生産性に優れるリアクトルを提供する。
【解決手段】複数のターンの巻線で構成された巻回部を有するコイルと、前記巻回部の第一端面に向き合うように配置された第一保持部材と、前記巻回部の第二端面に向き合うように配置された第二保持部材と、を備え、前記複数のターンの各々は、前記巻回部の軸周りに順に配置された第一直線部、第一曲線部、第二直線部、および第二曲線部から構成されており、前記第一保持部材および前記第二保持部材の各々は、前記巻回部を位置決めする二つの突起部を備え、前記二つの突起部は、前記第一曲線部の少なくとも一部に接する第一突起部、および前記第二曲線部の少なくとも一部に接する第二突起部から構成されている、リアクトル。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
複数のターンの巻線で構成された巻回部を有するコイルと、
前記巻回部の第一端面に向き合うように配置された第一保持部材と、
前記巻回部の第二端面に向き合うように配置された第二保持部材と、を備え、
前記複数のターンの各々は、前記巻回部の軸周りに順に配置された第一直線部、第一曲線部、第二直線部、および第二曲線部から構成されており、
前記第一保持部材および前記第二保持部材の各々は、前記巻回部を位置決めする二つの突起部を備え、
前記二つの突起部は、前記第一曲線部の少なくとも一部に接する第一突起部、および前記第二曲線部の少なくとも一部に接する第二突起部から構成されている、
リアクトル。
続きを表示(約 380 文字)
【請求項2】
前記第一曲線部および前記第二曲線部の各々は半円形状を有する、請求項1に記載のリアクトル。
【請求項3】
前記第一突起部および前記第二突起部の各々は、前記巻回部の内周形状に沿った形状を有する、請求項1に記載のリアクトル。
【請求項4】
前記コイルは、平角線で構成されたエッジワイズコイルである、請求項1に記載のリアクトル。
【請求項5】
前記第一直線部および前記第二直線部の各々の第一長さが前記第一直線部と前記第二直線部との間の第二長さよりも長い、請求項1に記載のリアクトル。
【請求項6】
請求項1から請求項5のいずれか1項に記載のリアクトルを備える、
コンバータ。
【請求項7】
請求項6に記載のコンバータを備える、
電力変換装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、リアクトル、コンバータ、および電力変換装置に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、コイルと磁性コアと保持部材とを備えるリアクトルが開示されている。コイルは、複数のターンで構成された本体部を備える。各ターンは、巻線が直線状に配置された四つの直線部と、巻線が屈曲された四つの角部とを有する。保持部材は、本体部の各端部に配置され、本体部と磁性コアとの電気的絶縁を確保する。保持部材は、コイルを位置決めする複数の内側突起を有する。複数の内側突起は、代表的には、本体部の内周面の各辺に対応する箇所に設けられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-188850号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
高い剛性を有する保持部材が求められている。特許文献1に開示される保持部材では、本体部を構成するターンの四つの直線部に対応する各箇所に一つ以上の内側突起が設けられており、内側突起の数が多く、各内側突起のサイズが小さい。小さい内側突起は剛性が低く、コイルの位置決め精度が悪くなり易い。内側突起の数が多いと、その内側突起の成形性、例えば巣の有無および寸法を検査する対象数が多くなり、生産性が低下する。
【0005】
本開示の目的の一つは、コイルを位置決めする保持部材の剛性に優れ、かつ生産性に優れるリアクトルを提供することにある。本開示は、上記リアクトルを備えるコンバータを提供することを別の目的の一つとする。本開示は、上記コンバータを備える電力変換装置を提供することを別の目的の一つとする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示のリアクトルは、複数のターンの巻線で構成された巻回部を有するコイルと、前記巻回部の第一端面に向き合うように配置された第一保持部材と、前記巻回部の第二端面に向き合うように配置された第二保持部材と、を備える。前記複数のターンの各々は、前記巻回部の軸周りに順に配置された第一直線部、第一曲線部、第二直線部、および第二曲線部から構成されている。前記第一保持部材および前記第二保持部材の各々は、前記巻回部を位置決めする二つの突起部を備える。前記二つの突起部は、前記第一曲線部の少なくとも一部に接する第一突起部、および前記第二曲線部の少なくとも一部に接する第二突起部から構成されている。
【発明の効果】
【0007】
本開示のリアクトルは、コイルを位置決めする保持部材の剛性に優れる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態1のリアクトルの全体を示す概略斜視図である。
図2は、実施形態1のリアクトルのうちコイルと第一保持部材と第二保持部材とが組み付けられた状態を示す概略斜視図である。
図3は、図2のコイルと第一保持部材と第二保持部材とが分解された状態を示す概略斜視図である。
図4は、図2のコイルの1ターンを示す概略平面図である。
図5は、実施形態1のリアクトルのうちコアを示す概略斜視図である。
図6は、実施形態1のリアクトルのうちミドルコア部と第一保持部材との関係を示す概略斜視図である。
図7は、実施形態2のリアクトルの全体を示す概略斜視図である。
図8は、図7のコイルの1ターンを示す概略平面図である。
図9は、実施形態3のリアクトルの全体を示す概略斜視図である。
図10は、実施形態3のリアクトルのうちコイルと第一保持部材と第二保持部材とが組み付けられた状態を示す概略斜視図である。
図11は、図10のコイルと第一保持部材と第二保持部材とが分解された状態を示す概略斜視図である。
図12は、図10のコイルの1ターンを示す概略平面図である。
図13は、実施形態3のリアクトルのうちミドルコア部と第一保持部材との関係を示す概略斜視図である。
図14は、ハイブリッド自動車の電源系統を模式的に示す構成図である。
図15は、コンバータを備える電力変換装置の一例を示す回路図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施態様を列記して説明する。
【0010】
(1)本開示の実施形態に係るリアクトルは、複数のターンの巻線で構成された巻回部を有するコイルと、前記巻回部の第一端面に向き合うように配置された第一保持部材と、前記巻回部の第二端面に向き合うように配置された第二保持部材と、を備える。前記複数のターンの各々は、前記巻回部の軸周りに順に配置された第一直線部、第一曲線部、第二直線部、および第二曲線部から構成されている。前記第一保持部材および前記第二保持部材の各々は、前記巻回部を位置決めする二つの突起部を備える。前記二つの突起部は、前記第一曲線部の少なくとも一部に接する第一突起部、および前記第二曲線部の少なくとも一部に接する第二突起部から構成されている。
(【0011】以降は省略されています)
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