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公開番号
2025085211
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-05
出願番号
2023198924
出願日
2023-11-24
発明の名称
固定具、太陽光発電装置の設置構造。
出願人
積水化学工業株式会社
代理人
弁理士法人三枝国際特許事務所
主分類
H02S
20/20 20140101AFI20250529BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】太陽光発電装置と設置面との間に風が吹き込むことを抑制できることで、風による揚力で太陽光発電装置が振動することを抑制可能な固定具を提供する。
【解決手段】本発明の固定具4は、設置面2上に設けられる太陽光発電装置3を固定するものであって、太陽光発電装置3の周囲に設けられて、太陽光発電装置3の外縁部13上に配置される枠部材50と、枠部材50を設置面2側に押さえる押さえ部材51と、枠部材40と設置面2との間において、太陽光発電装置3の全周に沿って配置される弾性部材52とを備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
設置面上に設けられる太陽光発電装置を固定するための固定具であって、
前記太陽光発電装置の周囲に設けられて、前記太陽光発電装置の外縁部上に配置される枠部材と、
前記枠部材を前記設置面側に押さえる押さえ部材と、
前記枠部材と前記設置面との間において、前記太陽光発電装置の全周に沿って配置される一又は複数の弾性部材とを備える固定具。
続きを表示(約 840 文字)
【請求項2】
前記枠部材は、幅一方側部が幅他方側部に対して折れ曲がった形状を呈しており、幅一方側部が前記太陽光発電装置の外縁部上に配置され、前記幅他方側部が前記太陽光発電装置の外側に配置され、
前記幅他方側部と前記設置面との間において、前記太陽光発電装置の全周に沿って配置される一又は複数の第一の前記弾性部材を備える請求項1に記載の固定具。
【請求項3】
前記第一の弾性部材は、前記枠部材と一体に設けられる請求項2に記載の固定具。
【請求項4】
前記幅一方側部と前記太陽光発電装置の外縁部との間において、前記太陽光発電装置の全周に沿って配置される一又は複数の第二の前記弾性部材を備える請求項2に記載の固定具。
【請求項5】
前記第二の弾性部材は、前記枠部材或いは前記太陽光発電装置と一体に設けられる請求項4に記載の固定具。
【請求項6】
設置面と、
前記設置面上に設けられる太陽光発電装置と、
前記太陽光発電装置を固定するための固定具とを備え、
前記固定具は、
前記太陽光発電装置の周囲に設けられて、前記太陽光発電装置の外縁部上に配置される枠部材と、
前記枠部材を前記設置面側に押さえる押さえ部材と、
前記枠部材と前記設置面との間において、前記太陽光発電装置の全周に沿って配置される一又は複数の弾性部材とを備える太陽光発電装置の設置構造。
【請求項7】
前記太陽光発電装置の曲げ強さは、10MPa以上200MPa以下である請求項6に記載の太陽光発電装置の設置構造。
【請求項8】
前記太陽光発電装置の曲げ弾性率は、500MPa以上10000MPa以下である請求項6に記載の太陽光発電装置の設置構造。
【請求項9】
前記太陽光発電装置の曲げ半径は、10cm以下である請求項6に記載の太陽光発電装置の設置構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、太陽光発電装置を固定するための固定具、及び太陽光発電装置の設置構造に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、太陽光の入射により発電する太陽光発電装置(例えば特許文献1)が使用されている。当該太陽光発電装置を設置面上に設ける際には、例えば、図11(A)に示すように、枠部材100を太陽光発電装置101の外縁部102に接するように配置して、ボルト等の押さえ部材103により枠部材100を設置面104側に押さえることで、太陽光発電装置101を固定することが行われていた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-67924号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで設置面104の剛性が低い場合には、押さえ部材103が枠部材100を押さえる力によって、設置面104を構成する物体(建築材等)が損傷する虞がある。このため上記の力を強くすることができず、枠部材100と外縁部102との間或いは枠部材100と設置面104との間に隙間が生じることがあった。特に太陽光発電装置101が薄くて太陽光発電装置101の弾性が乏しい場合には、上記の力を強めれないことで枠部材100と太陽光発電装置101とを密着させることができず、枠部材100と外縁部102との間に隙間が生じやすかった。そして上記の隙間が生じた場合には、隙間を通過した風200(図11(B))が太陽光発電装置101と設置面104との間に吹き込み、当該風による揚力で太陽光発電装置が激しく振動して、太陽光発電装置101が破損する事態が生じていた。
【0005】
本発明は、上記事項に鑑みてなされたものであって、その目的は、太陽光発電装置と設置面との間に風が吹き込むことを抑制できることで、風による揚力で太陽光発電装置が振動することを抑制可能な固定具及び太陽光発電装置の設置構造を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、本発明は、次の項に記載の主題を包含する。
【0007】
項1.設置面上に設けられる太陽光発電装置を固定するための固定具であって、
前記太陽光発電装置の周囲に設けられて、前記太陽光発電装置の外縁部上に配置される枠部材と、
前記枠部材を前記設置面側に押さえる押さえ部材と、
前記枠部材と前記設置面との間において、前記太陽光発電装置の全周に沿って配置される一又は複数の弾性部材とを備える固定具。
【0008】
項2.前記枠部材は、幅一方側部が幅他方側部に対して折れ曲がった形状を呈しており、幅一方側部が前記太陽光発電装置の外縁部上に配置され、前記幅他方側部が前記太陽光発電装置の外側に配置され、
前記幅他方側部と前記設置面との間において、前記太陽光発電装置の全周に沿って配置される一又は複数の第一の前記弾性部材を備える請求項1に記載の固定具。
【0009】
項3.一つの前記第一の弾性部材を備え、
前記第一の弾性部材は環状を呈する請求項2に記載の固定具。
【0010】
項4.複数の前記第一の弾性部材を備え、
前記太陽光発電装置の周囲を囲むように延びる環状線の内側及び外側に複数の前記第一の弾性部材が配置され、前記環状線と直交し、且つ前記太陽光発電装置の表面或いは裏面に沿った方向に視て、前記環状線の内側及び外側に配置された前記複数の第一の弾性部材が連なる項2に記載の固定具。
(【0011】以降は省略されています)
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